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ローズマリーを種から（ハーブ栽培）
| 植物名 | ローズマリー | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 品種名 | ― | ||||
| 地域 | 埼玉県 | 場所 | ベランダ | 栽培形態 | 鉢植え |
| 日当たり | 日なた（半日） | 満足度 |
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| ジャンル | ― | ||||
栽培ストーリー（わたしの育て方レポート）
1．ローズマリーの語源
初めて耳にしたときは外国人女性の名前かと思ったローズマリー。木本ハーブの代表格です。人名ではなく、ラテン語の「ロース・マリーヌス rōs marīnus」が語源です。これは「海の marīnus しずく rōs」を意味し、花の色形を海のしずくになぞらえたものです。
挿し木で殖やすのが一般的なようですが、種まき大好き人間なので実生栽培に挑戦してみます。
挿し木で殖やすのが一般的なようですが、種まき大好き人間なので実生栽培に挑戦してみます。
2．発芽率が低いらしい
種はサカタのタネのオンラインショップで購入しました。種袋を見ると「発芽率30%～」とかなり気難しそうです。Amazonのレビューを見ても、4名中3名の方は「発芽しない」と☆1つ評価です。さらに発芽には時間もかかるようです。
何とか発芽率を上げ、発芽までの時間を短縮する方策はないかとググったところ、低温湿潤処理をしておくとよいとの情報がちらほらと。
何とか発芽率を上げ、発芽までの時間を短縮する方策はないかとググったところ、低温湿潤処理をしておくとよいとの情報がちらほらと。
3．低温湿潤処理開始（-14日目）
2017年01月17日
ということで、一晩水に漬けてから湿らせたキッチンペーパーに並べて冷蔵庫に1週間～2週間ほど入れておくことにしました。
水に漬けたところ、バジルの種が水分を含んだ時のようなゼリー状の物質が現れました。これだったら霧吹きをかけるだけでも良かったかもしれません。いずれによ今日から1週間～2週間後が播種予定です。
ということで、一晩水に漬けてから湿らせたキッチンペーパーに並べて冷蔵庫に1週間～2週間ほど入れておくことにしました。
水に漬けたところ、バジルの種が水分を含んだ時のようなゼリー状の物質が現れました。これだったら霧吹きをかけるだけでも良かったかもしれません。いずれによ今日から1週間～2週間後が播種予定です。
4．種まき（0日目）
2017年02月12日
低温湿潤処理を施していたローズマリーの種を播きました。
市販土ポットの中央に小さなくぼみを8～9つ作り、そこに水を吸ってチアシード化した種を落とし込んだ後、好光性種子なのでバーミキュライトの細粒で軽く覆土しました。土ポットは全部で3つです。
サカタのタネのHPによると発芽適温が20℃～30℃とのことなので、昼間16時間28℃＋夜間8時間22℃で変温管理して様子を見ます。
低温湿潤処理を施していたローズマリーの種を播きました。
市販土ポットの中央に小さなくぼみを8～9つ作り、そこに水を吸ってチアシード化した種を落とし込んだ後、好光性種子なのでバーミキュライトの細粒で軽く覆土しました。土ポットは全部で3つです。
サカタのタネのHPによると発芽適温が20℃～30℃とのことなので、昼間16時間28℃＋夜間8時間22℃で変温管理して様子を見ます。
5．やっと芽が出た！（21日目）
2017年03月05日
3週間かかってようやく1粒芽が出ました。セージの芽に似たむっちり肉厚の子葉と胚軸が可愛らしい。
土ポット3つに合計25粒播いたので、このまま他に芽が出なければ発芽率4%になってしまいますが、いずれにせよ「やったー！」という感じです。
事前情報で「発芽率30%」「発芽日数15日-30日」「発芽が揃わない」ということで心して臨んだのですが、想像以上に難しい・・・
3週間かかってようやく1粒芽が出ました。セージの芽に似たむっちり肉厚の子葉と胚軸が可愛らしい。
土ポット3つに合計25粒播いたので、このまま他に芽が出なければ発芽率4%になってしまいますが、いずれにせよ「やったー！」という感じです。
事前情報で「発芽率30%」「発芽日数15日-30日」「発芽が揃わない」ということで心して臨んだのですが、想像以上に難しい・・・
6．発芽率30%の壁（34日目）
2017年03月18日
この厚き壁はどうも越えられそうにありません。種袋の説明書きには「発芽率30%～」と書かれていましたが、25粒播いて3粒しか発芽していないので、このままだと12%ということになります。う～ん、低すぎ・・・
播種前に2週間の低温湿潤処理を施したんですが、逆効果だったのかも。まあ、とにかく、これだけ長い間待って発芽してもらったので大事に大事に育苗します。
この厚き壁はどうも越えられそうにありません。種袋の説明書きには「発芽率30%～」と書かれていましたが、25粒播いて3粒しか発芽していないので、このままだと12%ということになります。う～ん、低すぎ・・・
播種前に2週間の低温湿潤処理を施したんですが、逆効果だったのかも。まあ、とにかく、これだけ長い間待って発芽してもらったので大事に大事に育苗します。
7．ポット上げ（48日目）
2017年04月01日
土ポット（ジフィーセブン）ごと3号プラポットに移植しました。用土はプロトリーフ「ハーブの土」です。
本葉3-4枚目が展開中です。少しずつローズマリーの葉っぱらしくなってきました。
土ポット（ジフィーセブン）ごと3号プラポットに移植しました。用土はプロトリーフ「ハーブの土」です。
本葉3-4枚目が展開中です。少しずつローズマリーの葉っぱらしくなってきました。
8．亀の歩み（69日目）
2017年04月22日
噂に違わず、とっても遅い初期成長です。まだ高さ3cmもありません。でも、この段階ですでにたくさんの脇芽が出ているので、将来の樹形には期待が持てそうです。
噂に違わず、とっても遅い初期成長です。まだ高さ3cmもありません。でも、この段階ですでにたくさんの脇芽が出ているので、将来の樹形には期待が持てそうです。
9．植え付け（80日目）
2017年05月03日
種まきから80日目を迎えました。相変わらず、とっても遅い成長ぶりです。ようやく高さ3cmに達しました。
でも、運良くいい種に当たったようで、いちばん最初に発芽した苗がえも言われぬ香り。大きくなったら挿し木で人に配りたいぐらいです。全部で3株育苗中ですが、この苗を選んで定植することにしました。
・6号プラポット
・プロトリーフ「ハーブの土」
・花ごころ「きれいな鉢底石」
種まきから80日目を迎えました。相変わらず、とっても遅い成長ぶりです。ようやく高さ3cmに達しました。
でも、運良くいい種に当たったようで、いちばん最初に発芽した苗がえも言われぬ香り。大きくなったら挿し木で人に配りたいぐらいです。全部で3株育苗中ですが、この苗を選んで定植することにしました。
・6号プラポット
・プロトリーフ「ハーブの土」
・花ごころ「きれいな鉢底石」
10．ぐいぐい成長中（112日目）
2017年06月05日
定植まではゆっくり成長していたローズマリーですが、その後1ヶ月で急に成長スピードが上がってきました。根圏が拡大したおかげか天候のおかげかは分かりませんが、とにかく嬉しい。
日の出から午後1時半頃まで日が当たる場所に置き、乾かし気味に栽培しています。今のところ追肥はしていません。
定植まではゆっくり成長していたローズマリーですが、その後1ヶ月で急に成長スピードが上がってきました。根圏が拡大したおかげか天候のおかげかは分かりませんが、とにかく嬉しい。
日の出から午後1時半頃まで日が当たる場所に置き、乾かし気味に栽培しています。今のところ追肥はしていません。
11．我が家自慢のハーブ（156日目）
2017年07月19日
種を播いてから5ヶ月が経ちました。害虫もつかなければ、病気にもならず、暑さにも乾燥にも強いハーブの優等生です。
そして何よりも素晴らしいのはその風味！ とてもいい種に当たりました。
実生1年目はあまり成長が期待できない、との話でしたが、予想外にぐいぐい成長してします。きっと、我が家のこの三重苦ベランダ（高温・乾燥・強風）の居心地がいいんでしょう。
種を播いてから5ヶ月が経ちました。害虫もつかなければ、病気にもならず、暑さにも乾燥にも強いハーブの優等生です。
そして何よりも素晴らしいのはその風味！ とてもいい種に当たりました。
実生1年目はあまり成長が期待できない、との話でしたが、予想外にぐいぐい成長してします。きっと、我が家のこの三重苦ベランダ（高温・乾燥・強風）の居心地がいいんでしょう。
12．花が咲いた（356日目）
2018年02月03日
ローズマリーは語源が「海のしずく rōs marīnus」なので、蕾が付き始めたときは「青い花が咲くのかな～♪」と期待していましたが、開いたのは白い花でした。
若干拍子抜けでしたが、それでも可愛いです。あと、花の蜜が美味でびっくりしました。
ローズマリーは語源が「海のしずく rōs marīnus」なので、蕾が付き始めたときは「青い花が咲くのかな～♪」と期待していましたが、開いたのは白い花でした。
若干拍子抜けでしたが、それでも可愛いです。あと、花の蜜が美味でびっくりしました。
13．同上（356日目）
けっこう咲いています。
14．植え替え（435日目）
2018年04月23日
成長中にもかかわらず比較的新しい葉の先がところどころ黄色くなってきたので、根詰まりを疑ったところ、案の定そうでした。
というわけで、9号から10号のプラ鉢に植え替えました。根鉢はほぼそのままですが、古くなった根は若干取り除きました。
・アイリスオーヤマ「コルティポット」10号
・プロトリーフ「ハーブの土」
・花ごころ「きれいな鉢底石」
成長中にもかかわらず比較的新しい葉の先がところどころ黄色くなってきたので、根詰まりを疑ったところ、案の定そうでした。
というわけで、9号から10号のプラ鉢に植え替えました。根鉢はほぼそのままですが、古くなった根は若干取り除きました。
・アイリスオーヤマ「コルティポット」10号
・プロトリーフ「ハーブの土」
・花ごころ「きれいな鉢底石」
15．ずっと花が咲いている（595日目）
2018年09月30日
今年の2月に花が咲いて以来、ずっと開花が続いています。
今年の2月に花が咲いて以来、ずっと開花が続いています。
開花期
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収穫期
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わたしの育て方
「栽培環境」
・南東に面したマンション3階のベランダ
「日照時間」
・日の出から、季節によって異なるが、12-14時頃まで
「水やり」
・育苗期は朝にしっかり与え、夕方には乾くように管理
・定植後は表土が乾いて少し経ったらしっかり灌水
「肥料」
・育苗期は種まき用土の元肥
・植えつけ後1ヶ月までは培養土の元肥
・それ以後は2週間に1回ほど液肥で追肥（「ハイポネックス」もしくは「ベジフル液肥」）
「病気と害虫」
・特になし
「用土と鉢」
・育苗期は土ポット（サカタのタネ「ジフィーセブン」）
・定植後は市販の培養土（プロトリーフ「ハーブの土」）
・プラポット
・南東に面したマンション3階のベランダ
「日照時間」
・日の出から、季節によって異なるが、12-14時頃まで
「水やり」
・育苗期は朝にしっかり与え、夕方には乾くように管理
・定植後は表土が乾いて少し経ったらしっかり灌水
「肥料」
・育苗期は種まき用土の元肥
・植えつけ後1ヶ月までは培養土の元肥
・それ以後は2週間に1回ほど液肥で追肥（「ハイポネックス」もしくは「ベジフル液肥」）
「病気と害虫」
・特になし
「用土と鉢」
・育苗期は土ポット（サカタのタネ「ジフィーセブン」）
・定植後は市販の培養土（プロトリーフ「ハーブの土」）
・プラポット
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ハーブ好き×実生好きということでローズマリーを種から育てることにしました。種はサカタのタネの実咲シリーズです。実生は株の風味にばらつきが出ますが、運よくとても香りのいい株に育ってくれて大満足です。