1.苗をもらった
2012年5月17日。
ご近所で苗を7株、もらいました。
有機石灰をまき、バークたい肥を入れて耕し、
A・庭の前花壇に2株
B・畑のローズマリーのそばに3株
C・同じく畑の何もさえぎるものがないところに2株
植えました。
2.生き残り
2012年11月25日。
夏の間に、Cの畑の2株が消えました。
やはり、炎天下の畑では、厳しかったようです。
写真は前花壇の1株。草にまみれていたのを救出しました。
3.新芽
2013年9月28日。
夏の間は野菜の世話に忙しく、ほとんど放置状態。
それでも、秋になると、新芽が勢いよく伸び出してきました。
4.つぼみ
2014年1月29日。
Cの、ローズマリーのそばに植えた株。
初めてのつぼみを確認しました。
5.折れた
2014年2月15日。
Aの前花壇の株。大株になりつつあるところ。
岡山には珍しい雪の重みで、茎が折れました。
6.『パレアナ』開花
2014年3月6日。
畑で、初めての花が咲きました。
そばかす(スポット)があるので、「少女パレアナ」からいただいて、『パレアナ』と命名しました。
7.『スカーレット』開花
2014年3月24日。
前花壇でも咲きました。
赤いので、「風と共に去りぬ」から『スカーレット』と命名しました。
8.『セーラ』開花
2014年3月26日。
畑で次の株が咲きました。
スポットなしの清そな姿で、「小公女」から『セーラ』と命名しました。
9.『ヴィオレッタ』開花
2014年5月27日。
前花壇の株、忘れたころに咲きました。小さな白い花。しかも、すでに咲き終わった花に種ができていました。
この株は、後日、枯れます。美人薄命。「椿姫」から『ヴィオレッタ』と命名。
後日、種を採りました。この話は、そだレポ「クリスマスローズ ③ 自家採取の種から育てる」に出てきます。
10.『スカーレット』変身
2015年3月20日
スカーレットが、前年と違うイメージで開花しました。色が渋い。
変身する。これも、クリスマスローズの魅力です。
2015年3月22日。
パレアナは前年と同じ花が咲きました。
11.『セーラ』変身
2015年3月25日。
セーラも、前年と違うイメージで開花しました。
12.生きてた
2015年4月14日。
最初に7株もらって、すでに3株消えました。
残り4株のうち、3株が咲きました。
あと1株、消えたかと思っていたら、畑のローズマリーの陰でひっそり、生きていました。
13.ピック棒 ①
2016年3月7日。
下向きの花の写真を撮るために、道具を考えました。木の枝で作った、ピック棒。「ピックアップする」という意味です。
・片手に持ったピック棒で、ガクでなく茎をはさみ、そっと『手首を返して』、花を上に向けます。
・もう一方の手で、カメラのシャッターを押します。スマホよりデジカメが扱いやすいです。
・手首を返して、花を元の位置に戻してから、ピック棒をはずしてください。
14.ピック棒 ②
ピック棒を使って撮った写真が、これ。
うまくトリミングすれば、目立たなくなります。しわくちゃな指を写さずにすみます。この写真は2017年3月5日のもの。
15.背が高い
2016年4月1日。
『スカーレット』は背が高い。そこそこ、大株になりました。
16.アリス開花
2016年4月7日。
12枚目にUPした株が、3月30日に咲きました。1つ目の花は傷んでいたので、写真は2つ目の花。
瀕死の状態から復活した花という意味で、「不思議の国のアリス」から『アリス』と命名。ガクは細いけれど、蜜腺(ネクタリー)は大きい、セミダブルと言ってもいい形。
17.満開
2017年3月9日。
満開の『パレアナ』
18.『パレアナ』
2017年2月21日
『パレアナ』
19.コラボ
2017年3月29日。
『セーラ』とローズマリー。
20.『アリス』変身
2017年4月17日。
『アリス』が変身しました。丸かったガクがとがり、蜜腺もちょっと豪華に。
21.大株
2018年3月11日。
『セーラ』大株になりました。
22.復活
2018年の5月は暑く、梅雨は雨が続き、夏は猛暑でした。
なんと、秋までに、4株すべての葉が枯れてしまいました。
それでも、復活する可能性は捨てていませんでした。
2019年1月26日。
前花壇の『スカーレット』に、新芽が出ているのを見つけました。
23.つぼみ
2019年2月16日。
前花壇の『スカーレット』小さいけれど、ちゃんとつぼみがあります。
24.新しい葉
2019年4月18日。
春になって、色々な花が咲き出し、草もはえ、久々に『スカーレット』を見たら、新しい葉が出ていました。
古い葉は切り、つぼみも葉を残して、取り去りました。
来年はしっかり復活して、また花を見せてほしいです。
開花期
わたしの育て方
クリスマスローズは夏の暑さに弱く、寒さには強いです。
理想は落葉樹の下。夏は葉が茂り、冬は日が当たります。
地植えは深く耕し、土はバークたい肥や腐葉土を入れ、水はけよく。植える前に石灰をまきます。有機石灰ならすぐに植え付けできますが、苦土石灰なら、土とよくなじませ、1~2週間待ってから。
ちょっと高めに植えて、水はけよくするのもいいです。
鉢植えは専用の土か、赤玉土や鹿沼土にバークたい肥や腐葉土、バーミキュライトなどを混ぜ、水はけよく。
水やりは控えめに。乾きすぎで枯れるより、加湿で腐ることが多いです。
肥料をやるのは
・開花株には、12月~5月。
・咲きそうにない小さな株には、10~6月。
暑い時期は、肥料をやりません。
花びらに見えるのは、がく片。散らずに長く楽しめます。種をつけたくない場合は、早めに子房をもぎ取るか、花首を切ります。すべての花が終わったら、花茎を根元から切ります。
クリスマスローズの模様
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=446345
茶色っぽくなっていたり、堅くなって横になっている古葉は12月に切ります。
新しい葉も、茂りすぎている場合は、切って、花芽に日が当たるようにします。花芽がない場合は、新しい葉は残します。
花後は葉を根元から切ります(という方法も、あります)
そんなことを知らずに始めた、クリロー栽培。成功あり、失敗あり、の顛末です。
* 今回のメンバー
『パレアナ』『スカーレット』『セーラ』『ヴィオレッタ』『アリス』
*参考資料
そだレポ
・クリスマスローズ ② 『リリー』 2013年 種から育てる ①
・クリスマスローズ ③ 『キキ』 2013年 種から育てる ②
・クリスマスローズ ④ 『ジジ』 2014年~ 自家採取の種から育てる
・クリスマスローズ ⑤ 『ドロシー』 2017年 交配した種から育てる
・クリスマスローズ ⑥ 『ジュディ』 2017年 購入した苗から育てる
・クリスマスローズ ⑦ 2018年 自家採取の種から育てる
・クリスマスローズ ⑧ 2019年 メリクロン苗から育てる
・クリスマスローズ ⑨ 2019年 自家採取の種から育てる
ご近所で苗をもらって、育て始めました。最初は興味もなかったし、育て方も何もわからず、しかも、5月は夏野菜の世話に忙しい時期。適当に植えました。
しかし、そのうち、興味がわいて・・・。