1.発芽
2019年3月9日 播種(赤マカ、ヤフオクで入手)
種まき培土をポットに入れ3粒づつまく。薄く覆土。
ポットをバットに入れ底面給水後発泡スチロールの箱に入れ、
ペットのホットプレートを入れっぱなし(15~20℃)を保つ。
2019年3月14日 半分が発芽。
意外と早く発芽しました。徐々に日に当てる。
ポット,バット,ペット,ホットややこしい(笑)
2.ポットから植え換え(発芽から3ヶ月)
2019年06月01日撮影 遅霜の恐れがなくなった5月中にポットから、鉢とプランタに植え替えました。土はあらかじめ酸度調節と牛糞、化成肥料で作っておいたもの。しかし畑(田の転用)の黒土で排水は悪い。しかし培養土のように1日で乾いて水やりする手間がかからないが本場ペルーのボンボン高原はどんな性質の土なのでしょう。。
日差しは強く、桃の木の下に置いています。
3.鉢植えに1株植えたもの
4.梅雨明けの状態
20190728
記録的日照不足の折、ここまで成長しました。春から夏の終わりまでモモの木の下に鉢を並べ、直射日光に当てないで育てる方針でした。今の成長具合が正常か否か経験がないのでわかりません。追肥もしていません。地下の状態(カブ)が出来ているかは不明。8月中には秋蒔きバージョンをして見ます。
5.2019.8.24 掘り上げて見た
ようやく涼しくなって来た。7月からの日照不足が終わると暑い日が続き、畑の一角に水もやらず放置状態で草に覆われたマカは生きていた。株元を見ると小さな蕪が見えている。が葉は殆ど枯れ、これ以上肥大することはないと思われたので抜いて見た。当初の計画は夏を過ごし冬~春先に収穫だったがここで春蒔きバージョンの栽培は打ち切る。蕪はどうしようか。
種がまだ残っているので秋蒔きバージョンを考える。
6.栽培再開
秋まきバージョンの開始
秋に播種するバージョンの実行は、世の中色々があって伸び伸びになっておりました。そしてコロナも現状では治まって来た2021年秋、それを実行する段階になりました。しかし寒冷地で冬を越せるのかははなはだ疑問。ダメ元でやって見る。
7.播種、発芽
2021年9月9日 種苗会社マル・・・より種届く。湿らしたキッチンペーパに包み冷蔵庫に。
9月22日各色10セル播種(各セル3粒づつ)
10月8日全く発芽せず。見切りつけ新たに種を求めることに
10月11日 ヤフオクで購入のマカの種届く→冷蔵庫へ
10月14日冷蔵庫→セルトレイに播種する(25セル各セル3粒)
10月17日発芽し始め
11月1日本葉出はじめ(写真)。低い気温のためか成長極めて遅い。
8.ハウス内のマルチ畝に定植
2021年11月11日
セルトレイは室内でヒータで保温栽培していたがこれ以上やりきれないので、秋~冬の栽培に備えてビニールハウス内に9月に準備しておいた畝に定植する。最初の種が発芽不良で再度別の種を入手、再播種で見込みより時期が遅くなってしまった。
セルトレイの苗は本葉が出たばかりでまだとても小さく、根も主根があるだけ。土を崩さないように慎重に移植した。寒冷地であるのでで枯れてしまう可能性は高い。
9.なんとか枯れずに育っている
2021年11月20日現在なんとか枯れずに育っている。今年の秋は気温が高く、無加温のハウスの朝の地温は4~6度、昼間は20~40度程度。これから寒さが進み氷点下になるので安心できない。
10.生育状態
2021年12月3日
ビニールハウス内の気温は、このところ最低気温-3~-6度(放射冷却現象により外より1,2度低い)ですが、ハウス内のマカを植えた畝は不織布とウレタンシートの二重掛けトンネルにしてあり、地表温度は+3~4度です。このため枯れはしないです。昼間は30度にもなりますが成長は遅遅として進みません。
11.生育状態2
いよいよ寒くなって来ました。ハウス内気温は、マイナス6度程度。この時、トンネル掛けしているマカ畝の地表温度はマイナス1度程度です。昼間の熱を土が吸収していて冷めないことがわかります。マカの幼苗は、この程度の温度では何ともないようです。冬は越せる可能性が出てきました。
12.大きく成長
2022年2月18日
寒さのピークを過ぎて日差しの暖かさが感じられる今日この頃、マカの株も肥大してきました。冬の寒さで枯れてしまうのではないか懸念しましたが、さすがボンボン高原で生育するだけあって長野県の寒さは平気のようです。(ただしビニールハウス内でトンネル栽培) この冬の朝のトンネル内最低気温は、-3度が最低でした。
13.さらに成長
2022/3/8
春めいて来てハウス内の気温は、日中30度以上を超えるようになってきた。葉も大きく育っているが軟弱気味で日中は萎れたようになっている。ハウス内の畝はとても乾燥しやすく、毎日水をやっている。病気やアブラムシがつかないように気をつけている。
春に種をまいて秋から夏に収穫する場合よりも成長期間が長くできそうなのでカブも太りそうだ。良いカブが収穫できたらマカ酒にでもしようと思う。
14.(写真のみ)
2022/3/8 (写真のみ)
15.成長しています
4/30
換気や潅水の設備もないビニールハウスで育てていますので乾燥と高温が激しく(35~40℃にもなる)、毎日の水やりが大変。かと言って折角ここまでしたのを投げ出してしまうのもマカには可哀そうで毎日水を運んではやっています。葉は外側の古いものから枯れていってます。土中のカブは成長しているでしょうか。草体がほぼ枯れた状態になるまでは育てるつもりなので6月か7月ぐらいに収穫になると恩われます。
16.半分試しに収穫
6/2
葉の枯れが進んできた。ハウス内の温度は昼間は40度にもなって毎日潅水。成長の終わりなのか、育て方が悪くて枯れてきているのか分からないが、とりあえず半分だけ抜いて蕪の状態を見てみた。蕪はそれなりに出来てはいる。色は様々。大変硬い。これが大きいのか小さいのか不明。どんな味がするか小さいのをかじってみたら大根の味だがとても辛くすぐ吐き出した。洗って生のままリカーに漬けてマカ酒を作ることにする。
17.マカ酒を仕込む
6/2
早速マカ酒を仕込んだ。ネットを検索してもあまり参考になる記事はなかったので、一般的な方法にて実行。
マカの蕪は乾燥させずに生を使うこととした。水洗いして水気を切り、貯蔵容器もよく洗い乾燥させた。氷砂糖はいれるかいれないか迷ったが、少しは入れないと飲めないだろうと思って気持入れた。そして35度ホワイトリカーで漬け込んだ。さてどんなマカ酒ができるだろうか。楽しみに待つことにしよう。
18.マカ酒経過
仕込んでから23日が経過し、酒の色も徐々に澄んだ琥珀色に変わってきています。ところで私はいろいろの果実酒を作ってきましたが、またたび酒が一番コクや薬膳の香りがあり美味しいと思います。ポポーやキウイも漬けてみましたがただ甘い、さわやかさだけで長くは飲めません。ウマブドウを昨年から育てはじめその年は大して実がなりませんでしたので今年からは漬けられるだろうと考えたのが、あっけなく枯れてしまいました。
19.漬けたマカ酒を廃棄
6月末頃
マカ酒に「もやもやしたもの」が発生し、消えもしないです。35度のリカー中でもカビが生えるものでしょうか。このまま置いていたとしても飲む気にはなれないでしょう。未練が残りましたが廃棄してしまいました。手間をかけ栽培した割にはあっけない終わりです。
もしまた栽培する気持ちが出てきたら春まき秋収穫でしたいと思います。これで終わりにします。
だれもがやったことのないであろうマカの栽培をだめもとでやって見る。