1.知人に種をわけてもらう
2016年10月
中身の入っていない翼だけの種(粃「しいな」)も多かった。
2.種まき
2016年12月7日
ポット2つに4つずつ種をまいた
3.発芽
2018年3月28日
2年目の春発芽(約15ヶ月後)
4.ポットから鉢に植え替え
2018年5月22日
ポットの苗2つを4号素焼き鉢に植え替えた。
用土は鹿沼土1:赤玉土1。乾燥防止するため土の表面に花と野菜の土を被せた(ササユリ①号②号)。
2018年5月25日
ポットの苗1つを4号素焼き鉢に植え替えた。
用土は鹿沼土1:赤玉土1:花と野菜の土1。
(ササユリ③号)
5.庭の片隅のササユリ
2018年6月21日
ポットの土を捨てた場所から生えていたササユリ。
(※翌年4月に鉢に植えかえた。後のササユリ④号。)
6.植え替え
2018年9月22日
地上部が消滅していたので植え替え。
・ササユリ①号②号
4.5号素焼き鉢に植え替え。
用土は赤玉小粒4:鹿沼土小粒4:ピートモス1
・ササユリ③号
4号素焼き鉢に植え替え。
用土は鹿沼土小粒4:ピートモス1
7.用土と成長
2018年9月22日
ササユリ①号②号(植え替え前の土は鹿沼土1:赤玉土1)
ササユリ③号(植え替え前の土は鹿沼土1:赤玉土1:花と野菜の土1)
ササユリ①号②号の方が球根が若干大きく(5mm以上10mm以下)根の数も③号より多かった。
しかし地上部は1号よりも③号の方が約1ヶ月長く残っていた。
8.発芽後2年目の春
2019年3月30日
写真は③号の新芽
①号は4月3日、②号は4月11日だった。
9.庭に生えていたササユリを追加
2019年4月8日
土を捨てた場所から生えていたのを鉢に植え替えた。
ササユリ④号:ピートモス3:鹿沼土(小)2、4号素焼き鉢
しばらく室内の出窓で管理することにした。
10.発芽後2年目の夏(1/3)
2019年7月3日
①号と②号は葉の縁から白くなってきている。
今月から①号から④号まで与える肥料をハイポネックス(6-10-5)から微粉ハイポネックス(6.5-6-19)に変える事にした。
11.発芽後2年目の夏(2/3)
2019年7月3日
③号は地上部が完全に枯れてしまった。
球根が腐ってないか心配だ。
※腐っていた。3月から7月まで日当たりの良い場所に置き、リン酸の多い液肥を与えすぎた。この鉢は表土が鹿沼土だけで覆われていて藻が多発していた。
12.発芽後2年目の夏(3/3)
2019年7月3日
④号が一番調子がいい。健康そうな葉がたくさん出ている。
13.植え替え(1/3)
2019年10月7日
植え替え前
②号はまだ地上部が残っていた
14.植え替え(2/3)
2019年10月7日
①号から④号の姿
7月に入った途端に地上部が枯れてしまった③号は根も無く茶色く変色していた。③号は4号の素焼鉢に鹿沼土4:ピートモス1の土だった。
①号は球根が一番大きくなった
②号は地上部が一番長く残った
④号は根が一番多くて長かった
15.植え替え(3/3)
2019年10月7日
400倍に希釈したオーソサイド水和剤に30分以上浸漬させた後、深めに植えつけた。
①号:[4.5号素焼き鉢]赤玉小粒2:鹿沼小粒2:ピートモス1
②号:[4.5号素焼き鉢]赤玉小粒1:鹿沼小粒1:ピートモス1
③号:[4号駄温鉢]赤玉小粒2:鹿沼小粒2:ピートモス1
④号:[4号駄温鉢]赤玉小粒1:鹿沼小粒1:ピートモス1
16.発芽後3年目の芽出し、③号死亡確認
2020年5月7日
左から①号②号④号
④号は4月20日に芽を出し、①号②号は5月に入ってから芽吹いた。
4月中旬、なかなか芽を出さないので心配になり土をほじくってみると昨年秋の植え替えの時より更に深い場所に球根があった。もう少し浅めに植えても良いかもしれない。
その際③号の鉢の中には何も無かった。やはり去年の時点で腐っていた。
アブラムシが来るようになった。
17.アブラムシ対策と新しい液肥
2020年5月10日
・アブラムシを寄せ付けないための反射板を設置。
太陽の向きや成長に合わせて向きや角度を調節できるようにした。置き場所が無くて日照不足の鉢植え植物にも使えるかもしれない。
・新しい液肥の試用
ササユリ②号に与える液肥をハイポネックス洋ラン用(6-6-6)にした。トレハロース配合。
18.特に変化無し
2020年10月1日
5月からほぼ同じ姿、②号と④号は葉の色が薄くなった。
病害虫の被害にあわずに秋を迎える事がでた。
19.植え替え(1/4)
2020年10月31日
・植え替え前(左から①号②号④号)
葉の色が悪くなってきていた。
鉢から球根を取り出そうとするとどれもかなり深い所まで沈んでいて特に④号の球根は鉢底から約2cmの所まで沈んでいた。
茎を持ち根を洗おうとすると②号の茎が根元からとれてしまった。①号④号はまだ茎がしっかりとついていたため球根が壊れないように注意しながら手で引っ張って抜こうとすると②号と同じように根元からとれた。
20.植え替え(2/4)
2020年10月31日
・取り出した球根(左から①号②号④号)
どれも1年間で思っていた以上に肥大していた。②号は違う液肥を使っていたが球根の外見だけでは殆ど違いは見られなかった。
①号②号は素焼鉢4.5号を使い④号だけ駄温鉢4号を使っていたが④号は若干根の量が少ないと感じた。
根についた土を水で濯いで落した後はオーソサイド水和剤400倍希釈液に30分間浸漬させて消毒した。
21.植え替え(3/4)
2020年10月31日
・①号の上根
上根は球根の鱗片の隙間に入り込むような位置から発生していた。この事と牽引根による球根の沈み込みを考慮して球根を植えつける深さを決めた。
①号は根量が最も多く長い根は50cmにもなっていた。素焼鉢に最も水はけの良い用土を使っていたのが良かったのかもしれない。
22.植え替え(4/4)
2020年10月31日
・植え替え後(左から①号②号④号)
鉢は全て駄温鉢5号、用土は赤玉土(小粒)4:鹿沼土(細粒)4:pH無調整ピートモス2:ボラ土(細粒)1で統一。
地表から球根1個分あけた深さに植えつけ、表土の鹿沼土がなるべく隠れるように赤玉土小粒をうっすらかぶせておいた(表土に露出している鹿沼土に藻のような物が発生しやすく感じる)。
23.発芽後4年目の芽出し(播種後6年目)
2021年4月3日
今日一斉に芽が出ていた。
昨年より半月~1ヶ月も早い。冬の異常低温や春の到来が早かった等気候の影響だろうか。
24.背が高くなってきた
2021年4月21日
茎の成長に勢いがでてきた。
葉の先が異様に白くなってきているのが気になった。とりあえずリキダスの500倍希釈液を水代わりに与えておいた。
25.花芽がついた
2021年4月24日
いろいろ試してみたい事があるけど我慢する
26.花芽と葉が出揃う
2021年5月5日
左①号:花芽あり
中②号:花芽なし
右④号:花芽あり、小さくなった
①号と④号には花芽が付いたが②号には花芽が付かなかった。
昨年春から②号だけ違う液肥を与えていた。
④号は花芽をつけるために体力を消耗したのか葉が小さくなり枚数も少なくなってしまった。昨年秋の植替え時3つの球根はほぼ同じ大きさで①号と同じように管理してきたのになぜだろう。
27.蕾が大きくなってきた
2021年5月17日
ササユリ①号の蕾の長さ9cm。色が緑から少し赤っぽくなってきた。④号は何もかもミニサイズ。
28.開花
2021年5月21日
雨上がりの朝まだ蕾だった①号が開花していた。
白い鉢を鉢カバー風にして部屋の中で観賞することにした。華奢な姿が素敵すぎる。しかし控えめな外見とは裏腹に甘く爽やかな香りで猛烈に誘惑してくる。私は虫ではない。この意外性も何とも魅力的でたまらない。
29.人工授粉
2021年5月22日
開葯しているので綿棒を使って花粉を柱頭に付着させた。プラモデルの極小パーツをピンセットでそっと置くようにつけるような感覚だ。
30.小さめのササユリも開花
2021年5月25日
ササユリ④号が開花した。
今まで家の中で飾ったりしていた①号を外の元の位置に戻し、代わりに④号を屋内で観賞することにした。
[memo]ササユリ①号は毎日夜になると突然ユリの香りが耐えられないほど強烈になり玄関などに移動させていたが④号はどうだろう。
2016年12月7日種まき、2018年3月28日発芽、2021年5月21日開花