1.なっちゅん
去年はポット苗から育てたので育ち方が違うかもしれません。母株から挿し芽を行い、発根・生育した苗がポット苗として販売されます。挿し芽に使った後の母株は、花見本の大鉢に使われるとか。母株から挿し穂を数多く採るので、採穂後は非常に多くの芽が発生し、それらが伸長して花を咲かせるので大株になるのです。コンテナに複数の株を植えて見た目を大株にすることが多いですが、1株でどれだけ大きくなるか楽しみです。
2.大きくなりました
15cmポットに植え替えたなっちゅんも大きくなり、最終仕上げの30cm径コンテナに植え替えます。
3.植え替えました
5月1日植え替えました。これからもどんどん大きくなっていくと思います。
4.植え方はこんな感じです
昔から、鉢底石は入れず、ウォータースペースはあまり確保しない植え方をしています。
ペチュニアでは根鉢を少し出して、ウォータースペースも殆どとりません。理由としては、株の蒸れを少しでも防ぎ、傷んだ葉をとりやすいようにするからです。趣味の園芸で執筆された先生方も提唱されていたかと思いますし、見本鉢でもこの植え方を見かけます。用土は水はけの良いものを使っているので、ウォータスペースも必要ありません。
5.花は咲かせません
展示するまで殆ど花を咲かせません。
理由は、株全体に水遣りする場合もあり、病気を発生させないようにするためです。
花に水をかけると灰色カビ病が発生しやすくなります。蕾は小さいうちに取ると株の消耗を防ぐことができます。株の消耗を防ぐということを考えた場合、大きい蕾を取ってもあまり効果はないと思います。
こちらの画像はなっちゅんとは違いますが、全て同じような管理です。でっかくなれば嬉しいです。
6.大きくなりました
5月22日撮影。
前回投稿画像と比べていただいても大きくなっていることがお判りいただけると思います。
この間、正直申し上げて花摘みを怠っていたこともありました。
ただ、雨除けハウスで栽培していたので状況は良好です。
7.植物園デビュー
5月29日撮影。
コンテナからはみ出るようになってきたので展示をしました。
木製の外枠は1mなので相当大きくなったと思います。
8.でっかくなりました
6月1日撮影。
なっちゅん2品種が大きくなりました。
座布団のように横に広がるというよりドーム状に大きくなっていくタイプの品種です。
1株でこのように大きくなりました。あとは7月まで良い状態を維持することが出来るか、正念場となってきました。
今回はメーカーさんより母株(増殖用)として育成されていたペチュニアを譲っていただいたので、大きく育てて展示したいと思っています。