1.食草について
キャベツに付く蝶は、「モンシロチョウ」ですね。
スダチやユズに付く虫は、イヤな「アゲハ蝶」です。
でも、蝶や蜂などは花粉を運ぶ仲介者、役にたっています。
この黒い蝶「ジャコウアゲハ」の幼虫の食草にもなっているのは、知らなかった。
2.7月16日 【私の挿木方法】
できるだけ太い枝約15cmを水切りして、挿し穂とする。(4,5本)
薄めたメネデール液に半日ほど浸す。(写真)
草本植物の『』
3.梅雨時がいいのにね。
【ポットの用土は】
いつもながら、水はけのよい鹿沼土と赤玉土を混ぜ、斜め切りした挿し口には、市販の挿木用土を使った。
たっぷり水を与えた後、念のために腐り防止のため、トップジンḾを吹きつけておいた。
4.5月13日 移植と定植。
3本ほど、しっかり根が出ていた。
あまり、多く要らないので葉も付いた2本のみ植付けた。
普通は、梅雨時ぐらいにするが、早めに行った。
水と追肥、そして日光は大好きな植物である。
根挿しと播種は機会があれば、やってみたいですね。
5.切れ込みのある葉
写真のように、深い切れ込みがある大きい葉が、この『有馬ウマノスズクサ』の葉である。
でも、ハート形の幼葉からこの葉に変化するのに驚いた。
「植物っておもしろいね」
6.20190513 たくさんの蕾付く。
2019年05月13日
親樹には、たくさんの蕾が付き、今年もユニークな花が楽しめそうです。
花を嗅いでみて、臭いニオイはないのだが( ^ω^)・・・
7.花より葉と蝶の文化
20210430日記 盆栽『ウマノスズクサ』も咲いた! より
☆「ジャコウアゲハ」 の幼虫の食草になり栽培している方もおられる。ジャコウアゲハの自生地拡大と飛び交う街姫路連絡協議会。
姫路城の築城主、池田輝政の家紋「揚羽蝶」の瓦紋が多用されて、います。「播州皿屋敷」の悲劇「お菊さんの化身がその蝶の蛹だそうです。」
私どもみたいな個人盆栽づくりではない街づくり文化ですね。
8.活着を願って2回目の挿木
写真は、昨年6月の挿木苗『有馬ウマノスズクサ』。
発根の根を強くしたいので、挿木床で追肥と世話をする。
そして、2年目の今春に、鉢上げ予定だ。
「雑草と言えども、気を遣いますね。」2022年1月17日
9.施肥して幹を太らす。
『オオバウマノスズクサ』や『アリマウマノスズクサ』などは木本性のツル性植物なので盆栽にしました。葉数も少なく、冬期には落葉します。
草本の『ウマノスズクサ』は、『マルバウマノスズクサ』『コウシュンウマノスズクサ』などがある。地元、関西の淀川や神崎川の堤防で、梅雨時に見つけて挿木してみたいです。
写真は、施肥をして幹を太くするために、ツルを伸ばし幹をを切らずに伸びるままにしました。
10.簡単に挿木で殖える『有馬ウマノスズクサ』
現在は、小盆栽の添え物の花として育てている。
鉢でも、挿木による成長も結構、1m以上ツルが伸びました。「野生種強し!」ですね。
これから、気がかりなのは「ジャコウアゲハ」が卵を産みに来てくれるか、新大阪の街では飛んでいる蝶をあまり見ない。
地植えにして、飛来してくるのかどうかも、正直分からないのが現状です。
11.新枝の葉柄に下から上に咲いていきます。
写真 2022年05月26日 日記より
【花の付き方と咲く順番は】
今年伸びた葉柄につぼみができる。
『有馬ウマノスズクサ』は、ツルの下から上へ上へと葉柄に花を咲かす。右が上にへ順番に咲かすのだ。
12.挿木苗は2年目に咲く『有馬ウマノスズクサ』
2023/04/18
どちらかというと、基本の『有馬ウマノスズクサ』は草本植物に進化前なのですが、野性的です。
ただ、花に種が出来ていないし、「ジャコウアゲハ」 の幼虫が見られないのです。
もう少し、新大阪の街中ですが観察しながら育ててみたい。
開花期
収穫期
わたしの育て方
ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属 多年生つる植物
私どもは、小盆栽など懸崖づくりを《目的》にしていますが、多くの方は、あの黒い蝶「ジャコウアゲハ」の幼虫の食草にもなっている。だから、蝶愛好家の方々の得意な分野かもしれない。植物の文化、結構広いもので、観賞だけが目的でないのですね。
新大阪の街中にこの黒い蝶は、見たことがないですが・・・
品種『有馬ウマノスズクサ』【木本】小盆栽づくり。
普通種『ウマノスズクサ』は【草本】
《育て方》
【肥料】
4月~11月くらいまで多めに鉢辺に有機肥料。
梅雨期、夏場には、ハイポネックス、HB101など追肥。
【剪定】
盆樹はツル性ですが、徒長枝などを剪定。
【殖やし方】
挿木(2018/07/17 日記参照)、根挿し(3月に根挿し(根伏せ)したら4月に発芽)、播種でふやす。
【おもしろさ】
☆ユニークなラッパ状の花は、品種によって異なりますね。
アリストロキア属の植物は奇妙な花を咲かせる種類が多く、熱☆帯性なのが、今の新大阪の街気候に適合しているかな。
☆経験で、葉の形の面白さは、幼葉は丸くてハート形で、成長した葉は、切れ込みが深くなるのもおもしろい。
★淀川の土手に自生しているらしいが、まだ見つけていません。
★花の中の構造(花筒(萼)や子房)も知りたいし、どんな虫(コバエ)で受粉するのかも知りたいですね。
★花後のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)を見たい。
☆【木本植物か?、草本植物か?】
この『アリマウマノスズクサ』は、【木本植物】だから盆栽にしようと思っています。
でも、葉や茎が枯れ草本植物になっている「ウマノスズクサ」もあります。
細かいことは素人の私どもには理解できないが、茎が「リグニン」の働きで形成層が硬くなり木部を形成するのだと勝手な解釈です。
「蔓性植物」には、両者のものが存在しますね。
私ども、『斑入りヤマノイモ』は、ここ4,5年アケビより元気に、蔓が木質化しているのに驚きです。2018年8月確認する。
また、草本植物は木本植物が進化してできるのでないかと感じ取っていますが、無知のため判らないですね。
※昭和12年に牧野富太郎博士が六甲山でこの種を見て、この有馬の地に因んで『アリマウマノスズクサ』と命名されたらしい。また、ひとつお勉強させてもらいました。
【きっかけ】
子供時代、乳牛の草刈り仕事で見たことある花だが、無視した経験がある。
少し、グロテスクだが、植木市で見つけ「へぇ!」盆栽になるの?
この植物の花や葉について育てながら、その性質や特徴を知り、小盆栽づくりをしてみたい。
花から『有馬ウマノスズクサ』木本と判断しました。2019年05月13日