1.2月11日 あれ⁉芽が2つずつ
発芽してから1ヶ月ほどの姿です。
種子はたしか1つずつ蒔いたと思うのですが…、芽が2つ出て来るものが半分近くありました。
2つの芽は寄り添っていますが、くっついてはいません。
もしかすると1つの種子中に複数芽ある(複胚複芽)性質があるのかもしれません。
変わってます。
2.3月30日 え⁉そこからですか
写真ではちょっと分かり難いのですが、本葉は双葉の間からではなく、なんと双葉の胚軸の下、根際から出て来ました。
やっぱりこの植物、変です。
3.4月6日 ちっこい本葉
発芽から3ヶ月、1㎜くらいの本葉が展開して来ました。
種子からだと開花まで10年はかかるという噂は本当かもしれません…。
4.6月4日 大きくな~れ
気温が上がって来たので、大きめの不織布鉢にエゾ砂で植え替え、緩効性の肥料を置きました。
5.6月30日 根付いたかな
植え替えてから少し大きい葉が出て来ました。
まだ1cmくらいですが元気そうです。
これから暑くなるので、鉢を雨の当たらない半日陰に移動しました。
6.9月15日 変わらない
夏前に植え替えてから3ヶ月半、無事に夏越しできたのはとても嬉しいのだけど…。全然姿が変わらないです。
葉が1枚枯れると代わりの葉を1枚出す感じで、葉が大きくなるでもなし、葉数が増えるでもなし、是非もなし…。
ここまでのんびりマイペースな植物も珍しいです。
これは、時間がかかりそうです…。
7.2020年 4月5日 生きてた~。ホッ。
春に出て来てくれるのか?心配していましたが、ふと出て来ていました。よかった~。
葉の大きさは5㎜くらい、休眠後に大きくなった葉が見られると思っていたけど…、昨年と全然変わってないぞ~。
なんて。生きて芽を出してくれただけで十分です。
この植物は発芽から開花まで10年という噂です。
なので、あと8年と9ヶ月…。
8.5月10日 大人びた葉
4月に冬眠から目覚めた時は、昨年と同じような小さな葉でした。
5月に入ってその葉が展開してきたら、けっこう大きな葉、しかも形が大人の顔してきました。
おおお〜!
まあ、大きいと言っても1cmくらいの葉が2、3枚ですけどね。
この植物は発芽から開花まで10年という噂です。
なので、あと8年と8ヶ月…。
9.7月24日 今年はこれで固まりました
昨年より一回り大きくなって、一気に成長して…なんて上手くは行かないようです。
どうやらこれ以上葉を広げる気は無いようで、今年はこれでご満足の様子です。
これから本格的な夏、このままでいいから、無事に夏越しして欲しいです。
この植物は発芽から開花まで10年という噂です。
なので、あと8年と6ヶ月…。
10.2021年 4月25日 3年目ですが…
まるで昨年春の写真をコピペしたようなお姿です。
実際に去年の写真と見比べて驚きました、本当に何も変わってない…。
手強い、これは手強い植物ですね~。
この植物は発芽から開花まで10年という噂です。
なので、あと7年と9ヶ月…。
11.6月27日 葉が増えました
今年はここまで調子良いです。
初めて4枚目の葉を広げ、株も全体に大きくなりました。
なんだかワクワクしてきましたよ~。
とは言え、この植物は発芽から開花まで10年という噂です。
なので、あと7年と7ヶ月…。
12.2022年 5月28日 生きています
年々更新回数が減って申し訳ありません。ちゃんと大きくなってきました。
昨年の猛暑で1株失い、残りの3株が元気に葉を広げています。
だいぶしっかりした姿になった!…気がします。
この植物は発芽から開花まで10年という噂です。
なので、あと6年と8ヶ月…。
13.2023年 7月16日 まだ生きています
2023/07/16
もはや年刊レポになったこのそだレポですが、細々と続けています。
毎年綱渡りの夏越しが続いています。
それでも少しずつ、少しずつ着実に株は大きくなってきました。
この夏次第では来春花が着いてもおかしくない?…なんて淡い期待も。
この植物は発芽から開花まで10年という噂です。
なので、あと5年と6ヶ月…。
トロリウス・リラキヌス(Trollius lilacinus)はシベリア西部~キルギス、カザフスタンなど、北方寒冷域に分布するキンポウゲ科の植物です。
この花の美しさは天国的です。興味がありましたら検索してみて下さい。
旧学名はヘゲモネ・リラキナ(Hegemone lilacina)という変な名前で、育ててみると、やっぱりかなり変わってます。
海外でも栽培情報はほとんど見当たらず、この栽培経験がいつかどこかで役に立つ事を願って記録を残します。