マスター

植物名 ユリ(百合)
品種名 マスター
地域 岡山県 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 草花

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

マスター

マスター

作成日:2019/07/14
最終更新日:2020/04/27

2017年秋に球根を購入。2球入り800円くらいだった。表紙は2018年6月18日撮影の初開花のもの。ここでは2018年12月2日に地上部が枯死し、新しい用土で植え替えるところから始めたい。

  • 1年育てた球根

    1

  • 地上部に芽が出て7日くらい

    2

  • 丈は1m前後に

    3

  • 蕾がつく

    4

  • 6月27日開花

    5

  • 満開

    6

  • 木子も参戦!

    7

  • 親球

    8

  • 1年経った木子

    9

  • おまけ

    10

  • おまけ②

    11

1.1年育てた球根

マスター 1年育てた球根
ホーマイ水和剤で消毒して新しい用土に植え付ける。ユリは弱酸性を好むので、赤玉土を主体の水はけの良い土に、腐植をたっぷり含んだ完熟ぼかし肥を混ぜ、根腐れ防止にゼオライトと少量の珪酸塩白土を混入。元肥はマグァンプK中粒だ。ユリは連作障害が大きい品種が多いので、土の処分に困る地区ではたくさん育てるのは厳しい。2018年12月2日撮影。

2.地上部に芽が出て7日くらい

マスター 地上部に芽が出て7日くらい
球根がでかすぎて、2018年使用の8号鉢では『(ユリの)球根を植える深さは球根3個分』が達成できそうになかったのでやむなく10号鉢に1球ずつ。片方は勝手に分球した模様。余談だが、大きく育てたくなければ狭い鉢に浅めに植えると小さめに育つ。芽だし肥に8-8-8の化成肥料を投入。500円玉より太くて近所の方もびっくりだ。2019年4月14日撮影。

3.丈は1m前後に

マスター 丈は1m前後に
分球した方がいくぶん背が低めだが、それでも1m前後ある。芽だし肥として使用した化成は2か月効くので5月は固形肥料は何もしないが、液肥は800倍程度の希釈で週1与えている。近々に雨が降った週は飛ばしているが。4~5月はアブラムシの防除に農薬を使用。殺菌剤も月1で併用。5月18日撮影。

4.蕾がつく

マスター 蕾がつく
分球した方は10個ずつ、分球しなかった方は12個蕾がついている。6月・7月と4-7-7程度の窒素がやや控えめの有機肥料を与える。液肥も継続中。6月1日撮影。

5.6月27日開花

マスター 6月27日開花
花径は21cm。強香。この後8月は肥料なし、9月はリンカリ肥料を施肥して今期最後、液肥も9月にはリンカリ液肥に切り替え、10・11月は地上部が枯れるのを待つのみ。仮に枯れなくても11月末くらいには下根が生えてくる関係で、地上部を切って植え替えた方が良い。6月27日撮影。

6.満開

マスター 満開
これだけ咲けば庭+家の中まで濃厚に香りがしてくる。この後、7月13日に最上段の花が咲いて散って終わった。できるだけ花首部分のみを折り取り、種を付けず球根を太らすことに専念する。後は日当たりの悪くは無い庭の隅で掘り上げる日まで管理するだけ。2019年6月30日撮影。

7.木子も参戦! 注目!

マスター 木子も参戦!
1枚目の写真の上に写っている500円玉クラスの木子も、親と同じ6月30日に開花して参戦。丈70cm未満、花径21cm×2。もう2球の木子は丈50cm程度で、片方は咲こうとしましたが花弁が充分に発達しませんでした。1年で咲くとかオリエンタルハイブリッドって凄いな!2019年6月30日撮影。

8.親球

マスター 親球
地上部は青々としているが、ユリの球根が肥大するのに敵した温度(20度未満15度以上くらい)の季節は過ぎたので、強制的に主軸を切り植え替えをする。
鉢が充分大きければ5年ほどは植え替えをしなくても平気な場合もあるが、スペースがある方が球根の肥大が進むので、オススメはしない。
分球したものは歪で良い球根ではないが、花は咲くだろう。2019年12月1日撮影。

9.1年経った木子

マスター 1年経った木子
木子の木子も出来ていますが、左のいちばん大きい物で買ってきた時くらいですから、4~6輪ほど咲くと思われる。増える一方かも?
球根植物なので栽培は続けますが、そだレポはこれで終了します。

10.おまけ

マスター おまけ
2020年4月8日
分球したために一回り小さい株になっているが、皆元気な様子。

11.おまけ②

マスター おまけ②
2020年4月27日
増えて、増えて、増える。これはこれで困る。今秋は鉢、そんなに用意できませんよ。

開花期

わたしの育て方

パープルカサブランカのひとつ、マスター。丈夫なオリエンタルハイブリッドですから、アブラムシにさえ気をつければ難しいことはありません。ウイルス病にだけはお手上げです。
鉢植えは可能な限り毎年新しい土で植え替えます。庭植えも2~3年に1度場所を30cm以上ずらして植え戻します。
【ワンポイントアドバイス】
最近は鉢底石にネット入りの、再利用しやすい便利なものが販売されています。ユリには使わない方が良いです。ウイルスの殺菌自体はネットに入ったまま熱湯をかければおそらく問題ありませんが、ユリの太い下根が複雑にネットに入り込み、晩秋の植え替え時に大量に切断することになります。ホーマイ水和剤などで殺菌はしますが、根の傷は各種病気の入口になりますので、普通のバラの鉢底石を使用されるか、大粒鹿沼土等で代用しましょう。スリット鉢なら鉢底石自体不要です。
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岡山県
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2012年

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