1.タマリンドを食う
2019/10/13
入手したタマリンドを食った。
写真だけを見ると枝豆くらいかと思ったら長さも15センチくらいあり、その大きさに驚く。外の皮はパリッと簡単に割れた。すると柔らかくてベトベトした中身が出てきてその周りに根っこのようなものがまとわりついていて見た目は悪い。勇気を出して食べてみると味は甘い中にやや酸味がありドライフルーツのプルーンみたいだった。そして石ころのような黒い種をゲット。
2.発芽
2019/11/9
種を蒔いてから約2週間で1つ目が発芽。3週間で9個の種のうち8本が発芽して9本目も発根している。土から10センチくらいの高さになった。これだけ成長のスピードが早いと見てて楽しい。
3.生長は止まったまま
2020/1/15
昨年11月に発芽したと思ったら、あっという間に10センチくらいになったが、そここら生長がピタッと止まり、さらに最近は元気もなくなり、9本中2本は葉が枯れ始めてヤバい状態になってきた。室内とはいえ、15~20度くらいの気温では厳しいのかもしれない。
4.半年前に発芽したものとの比較
2020/5/3
昨年11月に発芽したタマリンドは9本中5本が寒さで枯れた。1か月前に新たに種を蒔いて発芽したものが、前回の苗と同じ大きさになった。むしろ新たに発芽した方が今のところ元気だ。
写真の左側は11月に発芽したもの、右側は4/16に発芽したもの
5.大量発芽から半年
2020/10/10
発芽して半年たつタマリンドはひとつも枯れることなく育っている。長いものは高さが約40センチ。発芽率がほぼ100%だったのでやたらと大量生産してしまった。少し処分しようと思ったが、半分は屋外で冬を越せるかどうか試練を与えてみることにした。残り半分は屋内に取り込んだ。
6.発芽から11ヵ月
2021/3/18
秋に室内に取り込んだ苗も葉がすべて枯れ落ちた。今のところ屋外に放置したものも室内にある苗も枯れておらず休眠状態のような気がするが、果たして新芽は出てくるだろうか?
特に屋外の苗が生きていれば今後は室内に取り込まなくても良いので、なんとか生きていることを願う。
7.全滅
2021/5/10
屋外に放置した苗も室内で冬越しした苗も新芽が出てくる気配がないため、ここで諦めることにした。もう少し待てば新芽の出る可能性もゼロではないものの、1年のうち半年以上幹だけの状態では観賞価値がないので全部処分した。
結論としては、タマリンドは関東首都圏の戸建では育てることは無理。室内気温15度くらいでは冬越しはできない。暖かい南向きのマンションなら冬越し可能かもしれない。
南国果樹を調べているうちに見つけた植物。ネムノキを育てるなら、こっちの方が実もなるし実用的だと思って育ててみることにした。