鉢植えシクラメンの植え替え

植物名 シクラメン
品種名 白縁フリル咲きシクラメン
地域 滋賀県 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(1~3時間) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

鉢植えシクラメンの植え替え

鉢植えシクラメンの植え替え

作成日:2019/11/19

窮屈そうになってきた5号鉢植えシクラメンを7号鉢に植え替えました。
その作業をレポートします。

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  • シクラメンと新しい鉢

    1

  • 底面給水鉢って?

    2

  • 鉢の注水口

    3

  • 新しい鉢

    4

  • 植え替えるシクラメン

    5

  • シクラメンの底部をほぐすと…

    6

  • 用土の調製

    7

  • 鉢底の準備(1)

    8

  • 鉢底の準備(2)

    9

  • 用土を入れ始める

    10

  • 植替え完了…11月上旬

    11

  • 花芽が次々と…11月下旬

    12

  • 翌年3月下旬

    13

  • 元気いっぱいの花盛り…

    14

1.シクラメンと新しい鉢

鉢植えシクラメンの植え替え シクラメンと新しい鉢
5号鉢から抜いたシクラメンと新しい7号鉢。
底部4ヵ所の凹みにはスポンジを詰めています(後述)。

夏にも休眠しなかったこのシクラメン、秋になり、新葉が伸び始め、花芽も覗き始めている。
痛めつけないように作業もそぉ~~~っと…

2.底面給水鉢って?

鉢植えシクラメンの植え替え 底面給水鉢って?
先ほどまでシクラメンが植えられていた5号鉢の内部です。
鉢は二重底構造で、水を張った鉢受け皿が鉢を受け止めています。
底部中央が筒状に凹んでいます。
この筒から底部に張った水に浸かるようにフェルト不織布を約5cm底部へ通します。
この布を伝って毛細管現象で水が鉢内部へと上がってきます。

3.鉢の注水口

鉢植えシクラメンの植え替え 鉢の注水口
水遣りは鉢底部のこの横穴から…
顆粒性肥料もここから数個ほど入れ、水があれば溶けて根っこから吸収されます。

腐りやすい球根なので、底から毛細管現象で水を吸い上げるこの構造がシクラメンの栽培には最適ですね。

4.新しい鉢

鉢植えシクラメンの植え替え 新しい鉢
この鉢に植え替えます。

大きいサイズのこの鉢がホームセンターの店頭になかったので、特別に取り寄せてもらいました。

5.植え替えるシクラメン

鉢植えシクラメンの植え替え 植え替えるシクラメン
鉢から抜いたシクラメン。
根っこが窮屈そう…

6.シクラメンの底部をほぐすと…

鉢植えシクラメンの植え替え シクラメンの底部をほぐすと…
中央部からフェルト不織布切れが出てきました。

業者の栽培棟では鉢受け皿を取り外した状態でこの布切れを垂らしたまま水を張ったプールに垂らし、水遣りの手間を省いているようですね。

7.用土の調製

鉢植えシクラメンの植え替え 用土の調製
市販培養土は使わず、自家調合しました。

A)用土:通気性と排水性を重視し、用土の主体は日向土(細粒)、軽石(細粒)、パーライトを混合しました。
  柔らかくて崩れやすい赤玉土は使いません。
B)保水材:保水性を保つために、もみ殻燻炭、ピートモス、バーミキュライトを混合しました。
  柔らかくて崩れやすい鹿沼土は使いません。

A):B)≒7(~8):3(~2)で混合して植替え用土としました。

8.鉢底の準備(1)

鉢植えシクラメンの植え替え 鉢底の準備(1)
鉢底部の円筒部凹みに、今回は、4ヵ所はスポンジを詰め、中央部は綿ロープを詰めました。

これらが水を吸って、毛細管現象で水を吸い上げ、用土に水分を供給してくれるように…

9.鉢底の準備(2)

鉢植えシクラメンの植え替え 鉢底の準備(2)
綿ロープの端は、水を吸い上げやすいようにと、先端部を解いています。

10.用土を入れ始める

鉢植えシクラメンの植え替え 用土を入れ始める
スポンジが隠れるまでに用土が入りました。
この時、綿ロープをなるべく長く伸ばしながら用土を入れ続けます。
ある程度用土を入れたら、シクラメンを植え付けます。
深さは、植え付け完了時に球根の上端が用土上面から空中に出ているように…

11.植替え完了…11月上旬

鉢植えシクラメンの植え替え 植替え完了…11月上旬
作業中に葉を5、6枚ちぎれたが、植替えが完了…♪
シクラメンの球根上部が用土から空中に出ています(厳守!)。

このあと、給水口から水を注入しました。
これからは、水切れさせないように注意が必要となります。

植替え数日後に、化学肥料(粒剤)を数個投入しました。
この植替え作業は11月上旬に行いましたが、現在、新葉が数枚伸び、花芽が続々と伸び始めてきました。

12.花芽が次々と…11月下旬

鉢植えシクラメンの植え替え 花芽が次々と…11月下旬
植替え後約1週間が過ぎて…

数枚の葉っぱが伸び始め、花芽も次々と順調に伸び始めている。

現在の置き場所は玄関土間です。

13.翌年3月下旬

鉢植えシクラメンの植え替え 翌年3月下旬
12月に咲き始めた株は、正月を過ぎ、3月下旬になってもまだまだ次々とつぼみを伸ばし続けている。

この間の施肥は、顆粒の化学肥料を3~4週間ごとに鉢下部の給水口から放り込む。細粒なら10数粒、小指爪サイズなら1~3個。顆粒を溶かす必要はない。

休眠の夏場にも葉があれば給水を続けるが、施肥は次第に控える。

涼しくなり葉が増え始めると、世話を再開する。
球根は、ひと周り太っているでしょう。

14.元気いっぱいの花盛り…

鉢植えシクラメンの植え替え 元気いっぱいの花盛り…
こんな状態で花盛りの満開状態がもう3ヶ月も続いています。

ホントに元気いっぱい、エネルギッシュです。
咲き疲れないようにとエネルギー源の施肥も途切れさせないように…
その点、顆粒状の肥料は好都合です。

開花期

わたしの育て方

5号鉢植えシクラメンを数年栽培し続けていると、太った球根が窮屈そうになってきたので、HCで7号サイズの底面給水鉢を特別に取り寄せたのが昨年のコト…
だが、植替えのタイミングを逃し、今年の11月になってようやく鉢替え作業を行なった。
その様子をレポートします。

<栽培環境>
※屋外育成期間
 屋外栽培期間は、雨水除けポリ波板屋根付きの場所。
 日中は明るいが、直接日差しを受ける日照時間は正午前後の数時間。
 通風性は良好。

※屋内育成期間
 冬季は、明るい玄関土間の台上に置いている。
 無加温。
 厳冬期だけ、加温設備がある洋ラン育成ガラス温室を置いている内縁に移動させる。(輻射熱で室温≧5℃以上を維持)

<施肥・給水>
底面給水鉢の下部にある給水口から水遣りと施肥を行う。
肥料は、遅効性化学肥料(顆粒)を数粒給水口から放り込んでおく。
注水により肥料が溶け出す。
基本的には、手間なので、液肥は使わない。
有機物は発酵(腐敗)時に発酵(腐敗)熱を発散し、根腐れの誘引になり兼ねず、有機堆肥類も使わない。

<植替え>
※資材:7号底面給水鉢、スポンジ、綿紐(or フェルト不織布)。
※用土:通気性、排水性、保湿性が良好であること。
 (基本用土)日向土(細粒)、軽石(細粒)、パーライトの混合で約7~8割。
 (保湿性)もみ殻燻炭、ピートモス、バーミキュライトの混合で約3~2割。
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