1.実盆栽だけでなく紅葉もきれい。
ニシキギ科ニシキギ属の落葉樹なので、街中でもきれいに紅葉します。
これから、播種・植替え・針金掛け・剪定・肥料・挿木・根挿し・取木・剪定などの整姿などの作業を通じて実盆栽づくりを行ってみたいです。
2.まゆみの種 丸い種と細長い種
最近は自然交配種のためか、種までいろいろな形があります。
心配なことは、全て「雄樹」になるのではないか?
人工交配しなくても結実するというが、実際はどうなのか?
種蒔きから、頭を悩ませているのかな。
3.中に、楕円球の赤い実があります。
その皮を剥して、その実を蒔きます。
4.発根と実生苗 ほぼ100%発芽
播種後、約7ケ月でこんなにいい苗ができました。
根も出て元気そうな苗たちです。
5.ポットに1~2本定植しました。
次の、植替えで【針金掛け】と養木後に【剪定】します。
6.針金掛けと剪定後は
2019年8月28日 針金掛け。
2020年03月12日 剪定後に追肥と春の芽出し状態。
剪定は秋に伸びた枝や葉を切り落とし、2020年今春の芽出し写真です。
これからの育成は長い、植替えと剪定が開花する年まで続きます。「ゆっくり、のんびりと持ち込みます。」
7.今後、5年間続く『マユミ』の整姿と追肥。
この実生苗が開花受粉して実がとまるまでゆっくり育てます。
樹形もどうなるか、樹と相談しながら未定です。
、最近、苗イジメにならない程度にネジっています。
ネジると、少し負荷がかかるのでゆるくネジって曲げています。
有機肥料と腐葉土を鉢か内に追加しています。
「雄樹か、雌樹か、どちらかに偏っている?」
「マユミは、昔から盆栽育成の基本なので楽しく育てたいですね。」20200823
8.【雄花】について(人工授粉)
マユミは基本的に雌雄異株の樹です。
新大阪街中では、人工授粉します。
【雄花】の観察
雄花の中央に花柱があり、周りに4本の雄しべ(先が黒く見えた)その上に黄色い花粉が付くのだ。花弁は細いのだ。
朝にこの花粉を雌しべの【花柱】付けるのだが、正直難しい。
雄花も雌花も小さいのである。
9.【雌花】について(人工授粉)
花的には雄花の雄しべが退化している。
この雄しべが花粉を持てば両性花になるものもあるから、ややこしいのでしょうか。「俗に言う、1本でも実が付くのだ」と。
雌花の中央に花柱があり、雄しべは退化していて花弁はやや大きく感じられた。「この花柱の先に筆で花粉を付ける」などと書いてあるが、肝心の花粉が見えない・・・
【風媒花で受粉】
雄樹の花鉢を上に置き、下に雌花鉢を下に置くのが正解だ。
10.2021年5月3日現在の苗約約30本
次々に出る新枝を葉を2枚残して剪定しています。
どこからでも、枝が出るのは分かっていますが幹を低く小盆栽に作り上げたいためです。
今年の梅雨時には、徐々に寄せ植えや双幹、模様木など個性化を図りたいです。
11.実生苗も3年生になりましたが
種蒔きしてこの苗は、雌雄どちらかに偏ります。
きっと、雄樹ばかりで雌樹は1本もないかもしれません。
でも、開花するまで育てるしかないですね。
あと2,3年、お世話します。20210723
12.実生苗は、5,6年かかりますね。
20220205日記 より。
ゆっくりと、小盆栽の『まゆみ』づくりです。
あと、開花結実まで2,3年待ちますね。
13.剪定による整姿と施肥
2022年08月11日 日記より
実生苗4年生『マユミ』の整姿7鉢約20本。
少し、枯れた鉢もあるが、順調に進んでいる。
幹、葉、枝を剪定しながら、樹に応じた樹形づくりは、楽しくて夢があります。
あと数年、開花結実まで時間がかかりそうですね。
14.来年は開花してくれるかな?
栄養成長が終れば、開花結実しますね。
植替えて、枝数を多くしながら樹形づくりのため剪定をしています。雌雄異株なのですが、
ひとつのメドとして、実生苗が何年で開花するかを知りたいひとつですね。2023年01月31日 日記の整姿してより。
【目的】
長く付き合い、持ち込んだ『まゆみ』盆栽を実生から見直し、育てながら、ゆっくりとその記録をしておきたい。