Den. glomeratum

昔はシュラウシェンセ Den.sulawesiense と呼ばれていましたが今は Den. glomeratum　と呼ばれています。
インパクトのあるお花の色、カスバートソニーに似た花の形が魅力的です。

ラン展では美しい花がひときわ目を引き思わず購入したくなりますが、最低気温を15度以上に保てないと咲かせるのは難しいようです。
温室の無い我が家には少し無理がありました。

我が家では６月頃になってから生長の完了した古いバルブにボツボツと咲きます。

１０年ほど前に世界ラン展の会場で購入して以来ずっと2.5号鉢で育てていましたが、冬の間の温度を保てませんので乾燥気味に管理をしたために、とうとう枯れ死寸前の状態になってしまいました。

２０１２年の春に思い切って全てのバルブを半分の長さに切り詰め、４号鉢にミズゴケで植え直しました。
鉢が大きくなって水分が足りる様になったためか新しい芽が５本も出て息を吹き返しました。

2013年、2014年　5月から10月中旬までを外の遮光ネットの下に吊るして過ごしました。

2014年10月下旬からはガラス越しに太陽の当たる室内で過ごしています。
今後、花を見る事が出来るのか注目です。