シュンラン

冬月
冬月さん
成功談
植物名 シュンラン
品種名 シュンラン 原種
地域 富山県 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 明るい日陰 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

シュンラン

シュンラン

作成日:2012/12/04
最終更新日:2015/03/07

何年か前に父から「お前が育てろ」とやや強引におしつけられたものです。ちょっと地味で趣味に合わなかったせいで貰ってしばらくはほったらかし。花も一輪咲けばいいところ。それでも枯れず健気な姿。去年ふと思い立ち真剣にこの子と向き合ってみようてと栽培方法など調べ始め、今年は五本の花芽を見ました。日々目をかけ、声をかけです。

  • ちょっとピントが合ってませんね。

    1

  • キャップを外してみました

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  • ちょっと欲張りすぎましたか?

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  • 見にくいですが

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  • 蕾がだんだん膨らみはじめています

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  • 花は藪咲き

    6

1.ちょっとピントが合ってませんね。

シュンラン ちょっとピントが合ってませんね。
平成24年12月6日撮影。
5本の花芽にはまだ日よけキャップつけてます。
気温7度、あまり光も必要ないので
玄関にいてもらってます。

2.キャップを外してみました 注目!

シュンラン キャップを外してみました
平成25年1月8日撮影
ドキドキです。何週間ぶりかにキャップを外してみてみました。ナメクジとかに悪さされていたら困るので。

3.ちょっと欲張りすぎましたか? 注目!

シュンラン ちょっと欲張りすぎましたか?
平成25年1月8日撮影
本当はどちらか一つにしなきゃならないと思うのですが、嬉しすぎて出来ませんでした。

4.見にくいですが

シュンラン 見にくいですが
平成25年1月8日撮影
全部一応異常なし

5.蕾がだんだん膨らみはじめています

シュンラン 蕾がだんだん膨らみはじめています
平成25年2月22日撮影
ちょっと緑が濃く出ていますが
とりあえずは全部無事開花して欲しいものです。

6.花は藪咲き

シュンラン 花は藪咲き
平成25年2月28日撮影
ぷっくりしていた蕾が・・・
これは開花し始めたと言ってもいいかも

開花期

わたしの育て方

「栽培環境」 厳冬期と開花期のみ室内 基本は屋外 
3月から6月はじめまで午前中直射日光が当たる風どおしが良い場所。
初夏から11月まで遮光ネットを張った午前中のみ日光が当たる風通しの良い場所。直接地面に置かないナメクジが悪さをするので。専用スタンドを使うか、台の上に置く

「みずやり」 水遣りのペースは自分で決めていい植物。私は三日に一度。鉢の底から流れ出るほど。老廃物を流してやる感覚でやる。夏は夕方日が沈んでちょっとでも涼しくなってからがよい。
秋になり、最高気温が10度を下回ってきたら、表面が乾いてから二日後とかにだーっといっぱいあげる。
冬 表面が乾いて二日ほど待つ。なるべく暖かい日の朝にあげる。根を凍らせると死亡通知が来るので、夜間凍りそうな時は夕方以降絶対禁止。

「肥料」 最高気温が10度を下回るまで市販されている窒素リン酸カリ6:6:6 とかの液肥を東洋ラン基準の3倍に伸ばして3日に一度水をあげた後にあげる。こう書くとまるで肥料漬け

「病気と害虫」 ナメクジとカイガラムシ 他はあまり敵ではない。私はシュンランに薬剤散布をした事が無い。

「用土と鉢」 ちょっと面倒くさい。鉢は専用の素焼き鉢。硬質鹿沼土・焼赤玉・日向土など。それぞれ大きさ三種類を入手し大中小に分けてそれぞれ等量混ぜまぜして準備。それぞれを前日に水で洗って天日で乾燥させて用意しておく。根ぐされ防止剤も混入しておくとよい。

「植え付け作業」あくまで素人編 用意した植え込み用土を使って、下から大中小の三層粒構造を構成しつつ、根をきれいに水で洗浄済みの主役シュンランを根を傷めないように伸び伸びと納めてやる。

7月ごろ 根元を植え込み材料と同じもので隠す。花芽を日焼けから守るため。花のきれいな発色を見んがための作業でとっても大事。

9月ごろ ドキドキしながら覆っておいた土をどけて花芽を探す。小さな花芽が見つかったらウキウキしながら今度は日よけのアルミキャップを作る。大変楽しい作業である。私はこれが一番好きである。

2月ごろ とうとうアルミキャップを外し花芽が伸びて来るのを待つ。一年に一度の至福時をじっくり味わう。

花は二日ほど眺めたら切花で楽しむ。
花が終わって、4月ごろ気温が上がってきたら肥料あげ開始。また栽培周期の年度初めに戻る。

長年育てているけど花が咲かないとお便りを頂いたので、花芽を見る為のコツを惜しげも無く書いときます。
**七月半ばから九月始め頃までは肥料をやらない。これです。
この時期は生育旺盛になりとかく新芽を伸ばしたがります。
鉢の中に窒素肥料の残留が有ると葉芽になってしまうらしいのです。
反対に窒素が不足していると花芽に成るみたいですね。
ただし少しでも株を大きくしたい購入したての苗に対しては夏の間も規定量の三倍に薄めた液肥を水やりの後にあげるといいと思います。
その後、九月に入ったら花芽が形成されていれば窒素分の少なめの液肥を再開するといいと思います。
とにかく、シュンランの植え込み材料が水のサッと抜けるスカスカさ加減にわざとされている意味を考えて管理すると良い結果が見られると思います。
肥料も水も管理者の思いのままにって感じです。
わがままな オジサン オバサンたちを許して。
               GOOD LUCK !
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園芸を楽しんでいる場所:
庭、室内
住んでいるところ:
富山県
園芸を始めた年:
1982年

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