1.種を蒔く
ダイソーで買ってきた100円ミニプランターに、第1弾はタキイ「F1ピカソローズブロッチ」「ブラックプリンス」福花園種苗「F1ディープマリーナ」「F1ホワイトウィズブロッチ」をそれぞれ蒔きます。
用土は肥料なし培養土を7~8分目まで入れ、種を蒔き、5年前から放置して腐植が進んで団粒構造の落ちた使い途の無い培養土を上からパラパラ、ミニプランターにふた握り種の上に蒔きます。
2020年10月11日
2.ひたすら種を蒔く
10月15日の夜、誰も止めてくれなかったのでタキイ「F1ピカソオレンジブロッチ」「F1ピカソパープルフェイス」も蒔く。
種蒔き培土は無肥料のものを使用しているが、被せ土の上から「亜リン酸粒状1号」を中さじすり切り一杯程度蒔いている。農家が使う程度で一般家庭にはないと思うが…根張りの促進が目的で、必要不可欠なものではない。サカタ「ホストップ」などでも同様の効果は期待できる。
3.発芽しはじめる
「F1ピカソローズブロッチ」が一番乗りではあったが、続々と第1弾のパンジーが芽吹き始める。15日に蒔いた第2弾の発芽は10月24日。奇しくもちょうど蒔いてから9日目で発芽したこととなる。ちなみに底面吸水も霧吹きも使用しない。如雨露でジャバジャバ灌水するだけだ。
想定では、3~4割の発芽率で、9~20本(※30粒3割と50粒4割で計算)苗が採れる見込みだ。
2020年10月20日
4.発芽は一段落したが
発芽率は70~96%という高い数値を示した。6種類で軽く180本は超えていることになるが…。
雨天時とその翌日以外毎日灌水している。用土には亜リン酸固形肥料しか与えていないので、本日規定量の1/4の濃度で「ハイポネックストップクオリティ液肥 バラ」(※ウチには液肥はこれしかありませ…いや、あるな)と、規定量の1/2の濃度で「リキダス」を灌水した。苗は根張りが大事!
2020年10月27日
5.本葉が見え始める
♪とーきどーきー ナメに いじっめらっれるっけどー♪
極めて順調。本葉が4~5枚展開する大きさになったらポットに移植する予定だ。しかし、すごい数なんだが、少しは淘汰されて消えていってくれるのだろうか。これを6プランター分移植したら、半日潰れそうな悪寒がする。
2020年11月7日
6.ポットに移植する時期が来たようだ
地上部は3・4枚目の本葉が覗いてきた頃だが、ミニプランター底面からは大量の根が飛び出し始めた。近日中にポットへの植え替えを実行する。
2020年11月12日
7.隠し球発芽
日記では当面紹介しないが、パンジー1種類だけ隠し球で投入しているものがやっと昨晩発芽した。タキイ「???」、中大輪ブロッチなし。10月23日の夜に撒いて11月12日夜発芽、ほかのパンジーが9日で発芽しているのに対し、20日かかっている。
気温の変化によるものか品種の違いによるものか判断は難しいが、おそらく後者であろう。発芽率は若干低めらしいので。
2020年11月13日
8.ポットに移植準備だ
用意するもの
・トレー
・ジフィーポット直径6cm
・用土
・マグァンプK中粒
・有機石灰
・長めの指
用土は無肥料を選んだため、ポット底にマグァンプK中粒と亜リン酸固形肥料、大豆かすや魚粉ほか混合の完熟特殊肥料をひとつまみづつ入れる。
なお、ジフィーポットはそのまま植えれば根が突き破って定植できるので採用。用土をおおまかに入れた上から、有機石灰をばらまいて植える。たぶんパンジーは酸性土を嫌う。
9.パンジー「ブラックプリンス」のみ移植
時間切れだ。一所懸命植えていったのだが、他のパンジーまで出来なかった。というか、これはどういうことなの…。約50粒入りを蒔いただけなのに85本。ハッ!?これは妖精さん!?噂に聞く妖精さんの仕業ね!?(←混乱中)
どこに植えれば良いの…まだ、あと5ミニプランターもある。
そうか、これをPS5と抱き合わせで売れば不当価格な転売ヤーの誹りを免れられるかも!!(←絶賛混乱中)
2020年11月14日
10.まだだ、まだ終わらんよ!
今日も一所懸命植え替えた。「F1ピカソローズブロッチ」約50粒→76本、「F1ホワイトウィズブロッチ」約30粒→52本、「F1ディープマリーナ」約30粒→45本。
貧弱な苗は間引いたら?と知人に言われたが、ここでのエンタテイメント性が損なわれるので不採用。
※語弊がありそうで正しておくと、⑧の「ひとつまみ」はマグァンプKほかすべて混合した物を「ひとつまみ」ですからね。
2020年11月15日
11.来週の植え替え予定組
すでにパンジーの圃場と化しているが、来週は左「F1ピカソパープルフェイス」右「F1ピカソオレンジブロッチ」の移植が待っている。
推定パープル50、オレンジ70くらいではないだろうか。パンジーの種を蒔くとこんなに生えてくるものなのか…。元が採れたって?いや、手間暇と資材代でどうだろう。
ポットに移植後は、灌水を毎日していたのを止める。過湿は根張りを遅らせ、徒長を引き起こす。…んじゃないかな。
12.ここまでの考察
多分だけどね。ここまでで思ったこと。
また、無肥料の用土の方が良さそう。芽がある程度出そろったら、離乳食のように薄めの液肥から始めると好調の模様。
幼苗時は過湿気味が望ましいと思われるが、夏場は腐敗の原因にもなるので、オーソサイドあたりをいちばん最初に灌水すれば、発芽率の低さはともかく、苗は保護できるのではないか?
あくまで想像。
芽が出るまで1か月くらいはあきらめないで見守ろう。
13.ある種の食害は防げない…か?
毎晩2~3度見回りはしているが、食害を完全に防ぐことは不可能だ。これはおそらくナメでは無くヨトウ系。明日にでもバシレックスを散布する。
それはそうと、株をこんもりさせるために摘芯・剪定を考えておられる方がいるかもしれないが、我々10月11月蒔きグループには少なくとも今シーズンは無縁の話だ。夏蒔きや店で買った大株は別だが、大輪パンジーはとくに今やるべきでない。
2020年11月21日
14.フフフフフ…圧倒的じゃないか、我が群は!
F1ピカソオレンジブロッチ約50粒→89本、F1ピカソパープルフェイス約50粒→74本でした。???は約30粒→24本で限界かもしれません。???以外はポットに移植完了。
このあと、通常希釈の活性剤リキダスと、サカタ液肥ネイチャーエイドを灌水しました。後者は3-3-2の液肥ですが、移植時のドブ漬けに使えるマイルドな肥効の肥料につき、移植直後の小苗に与えることも出来ます。
2020年11月21日
15.ポット移植後1週間経過組
1本先に紹介したように食害を受けてはいるが、成長するスペースが出来たため、日当たりも改善されおおむね順調。写真はF1ピカソローズブロッチ。
⑬の続きになるが、11月に入ってから摘芯はともかく切り戻しを行うと、暖地とはいえヘタをすると2月3月まで成長が止まって花が見られなくなる可能性がある。ましてや大輪品種は数が咲かないのでけっこう致命的。秋の切り戻しは10月中旬までに。
2020年11月22日
16.【ここは訃報欄です】
11月26日夜、何者かの食害により、ホワイト2株、パープル1株他界。軸しか残っていない。
・12月5日葉が黄変したパープル、オレンジ1株を処分。
・12月6日成長不良のパープル1株処分。
・12月7日成長不良のローズ1株処分。
・・・
・・
・
12月末までに全部で約30株処分。正直に言うと、うち3株は肥料焼けに見える症状で枯死。半分はナメクジやバッタによる食害であったと思われる。
17.ポット移植後2週間経過組
比較のため⑮と同じ場所を写してみた。比較すればなんとか成長が分かる程度?
それはそうと、著しい成長不良株を処分しようかと思う。全部でおおよそ30ポットくらいだ。とにかくなんでも移植したからなぁ。しかし、???もやっと本葉がのぞき始めたレベルで成長が遅い。気温の低下のためとは思うが。何が言いたいのかというと、11月に芽吹いた物は成長が非常に遅いということだ。
2020年11月29日
18.気温が下がり成長が緩やかになったので
固形肥料としてペンタガーデンPROを3~5粒、さらに液肥としてグリシンベタイン剤を投入する。
前者はアミノレブリン酸という光感度増幅機能を持ち植物の生長を助けるコスモ石油開発(※量産技術の確立)の特殊肥料、後者はイネ科・ナス科が耐塩性・低温&高温障害を緩和するために生成する物質で、耐候性が上がることが期待される。
もともとビオラ・パンジーは耐寒性が高いが、どうなりますかね。
2020年12月3日
19.ポット移植後3週間経過組
引き続き⑮と同じ場所。色合いが違うのは露出補正-0.7のまま撮影したため。別の場所からにするが、ホワイトブロッチをラナンパープルと混植のために本日5~6株持ち出しします。
2020年12月6日
20.???ポットへ移植
気温が下がったからかほとんど成長しないため、日当たり改善も兼ねてポットへ???を移植する。これまでのどれよりも大型種のはずだがミニマムサイズ。もう少し育たないと、各種特殊肥料のオンパレードに耐えられないかも。今日は大人しくネイチャーエイドの灌水のみ。
植えるスペースを考えれば残念でもなんでもないが、約30粒で26本という今では不本意な成績に終わった。
2020年12月13日
21.凍り始める
葉が丸まっているし、えらく色が急に濃くなったので注視すると、凍っている。弱小苗の淘汰が始まりそう。
2020年12月17日
22.連日凍っているが
毎日見ているのでよく分かりませんが、本葉の数が増えていっているようなので、静かに成長しているハズ。
このコーナーに脱落者はいないが、他の場所では1/30強程度の脱落が始まっている。
2020年12月26日
23.いちおう注釈
パンジー苗に次から次に肥料や活力剤を与えているように見えるが、加減はしている。追肥として3~5粒ずつ蒔いたペンタガーデンPROも肥効3か月だし当たり前だがさらに追加はしないし、グリシンベタインも肥効半月~1か月につき、昨日再散布したがそれだけだ。液肥も現在のところ月1である。
べつだん植物の力を信じているというワケではなく、肥料を与えすぎるとダメというのを知っているだけだ。
2021年1月4日
24.育ち方にはずいぶんと個体差があるが
順調に生育しているもの同士で葉が重なり始めたので、今月末を目処に成長に優れた個体の定植を始める予定。
すまないが、こんなに鉢を用意できないので、地植えが大半になることをお許し願いたい。
2021年1月14日
25.病気の疑いで20株処分
すべてディープマリーナ。12月上旬より一部の中心部が色抜けをして、鉄分やマグネシウムの不足だろうかとそれぞれ与えてみたが全く改善せず。
当初5本くらいだったものが心もち広がっているのを見て、ヴァイラスの疑いがあると判断、疑わしき物も含め20株処分。他の品種には一切発生していないが、基本他品種と混ぜて管理していない。ディープマリーナ固有の特徴の可能性もゼロとは言わないが。
2020年1月19日
26.経過報告
⑮と同じ場所。日中解凍されればもう少し葉が広がって見える。2週間以内に定植を始める予定。
2021年1月26日
27.殺菌剤ダコニール1000散布
㉕で20ポット処分したので多少寂しく…なった?2月4日以外はむこう10日間連日10度以上で暖かい予報なので、バラに撒くついでに殺菌剤ダコニールを撒いた。なお、明日明後日ときどき雨のマークもあったのでアビオンEを展着剤に使用。
なお、ダコニール等胞子発芽阻止の効果があるような殺菌剤は冬季でも意味があるが、サプロールのような生菌のみを対象とした薬剤は意味が無いので冬には撒かない。
2021年1月31日
28.そんなに大きくないからと油断していた
よく見ると蕾が根元に出来ていたりする。そもそも、ジフィーポットを食い破って地植えが出現し始めていることに気付いた。写真はブラックプリンス。
数が数なのでたくさん分岐して咲いてくれる必要もなく、とっとと咲けよ次も控えている状態なので、摘芯しない。
至急植え替えを開始する。
2021年2月11日
29.鉢植えは10cm、地植えは20cm間隔
そんな無茶いうな。頑張って内径9号に周囲にぐるっと5株、中心に???を1株植えた。これくらいなら許容範囲だろう。植えられた場所で咲きなさい。写真はホワイトウィズブロッチwith???
混植しようかと思ったが、統一感がある方が好みなので、中央以外は一鉢すべて同じ品種だ。
2021年2月11日
30.6鉢。それ以上パンジーにさける鉢は無い
どうだ、トレーがひとつ減ってスッキリしたろう………週末に兄を呼んでお裾分けしよう。バラ友にもいくつか引き取って貰おう。残ったものは地植えだな。
そうそう、ヨトウムシが1匹いた。たしかに12月の見回りでも散見されてはいたが、この季節もいるんだなぁと感心しつつ駆除した。
あれ、そだレポ終わってしまいましたよ?
2021年2月11日
人生初のパンジー種蒔きになります。
花期が短くなるから9月までに蒔きましょうと書かれてあるパンジー。28度を超えるとほとんど芽吹かないというし、ご当地では10月上旬でも最高気温26度あるんですよ!
エアコンした室内?私の部屋のエアコンが壊れたまま放置しているのに、パンジーごときにエアコンは10年早い!(※一年草なので2年と保ちません)
ということで、10月中旬に蒔きます。たくさん生えてたくさん咲けば花期が短くとも元は採れます🤣
芽がある程度出そろうまでは、明るい日陰で栽培します。また、8月蒔きなど気温が高いときには、いきなり日なたに出すと耐えられないと思いますよ🤔