1.こんなに蕾があったのに!
今年も蕾だけは沢山出て来たのですが、初めは雄花ばかり、雌花が咲き始めた頃にはなかなか雄花が咲きません。結局今年は1個しか受粉に成功しませんでした。
鉢数を増やす必要性を強く感じました。
2.収穫です
2020年2月24日。十分熟したと思い、収穫。
本来はこの大きい粒が全体に付いているはずですが、1個の実に1~2個しか付いていません。
立派な種が入っているのか一抹の不安を感じながらの収穫です。
3.収穫した実から取り出した種
実を割って、中から種を取り出しました。まずまずの充実具合で一安心。
水道で十分に果肉を洗い流して種だけにします。
4.種まき
2020年2月24日。
すぐに通常の花用の用土に、水はけを良くするために鹿沼と日向土を加えたものを用意しました。
さっき十分に洗った種を、すぐ播きました。
5.双葉が出て来ました。
2020年6月27日。
種まきから約4ヶ月。双葉が出て来ました。
しっかりした双葉です。
10粒ほど播いて、双葉が出て来たのは2本です。
未熟な種も混ざっていたのかも知れません。
6.しっかりした本葉が出て来ています。
2020年8月7日。
発芽から1ヶ月程が経ちました。
もう少ししっかりしたら、1本ずつに分ける予定です。
7.植替え
2020年11月22日。
寒さが本番になる前に、1本ずつ別の鉢に植え付けました。
外の明るい日陰においてこの冬を越させることにしました。
8.無事冬越しできました
2021年3月6日
そろそろ霜の危険性も低くなったので、冬用のビニール囲いを外しました。
左のように二重鉢にして、プチプチのビニールで覆いました。
寒さに合うと、葉が赤くなるのですね。
今年はマイナス6℃まで下がりましたので、ビニール囲いをしていても、その温度までは下がったはずです。
今年花芽が付くかどうかは分かりませんが、しっかり育てたいです。
9.今年は花芽はありません
2021年6月13日
本来なら花芽が見える季節。
今年はまだ花芽は出ていないので、少し伸びた新芽は切り取りました。
放っておくとどんどん伸びて、蔓も出てきます。
花芽は来年に期待します。
10.一回り大きい鉢に植え替えました。
2022年3月13日
冬越し完了!
もう霜の心配も無さそうなので、一回り大きい鉢に植え替えました。
今年は花が咲くでしょうか?
11.2年目、今年も花芽は出ませんでした
2022年7月23日
残念ながら今年も花芽は出ませんでしたが、旺盛に蔓が出たので、剪定したところです。
他の植物たちに囲まれた、程よく日陰にもなる場所に置いています。
株自体、大きくなりましたので、来年に期待です☺️
12.何と蕾が出てきました
2022年8月20日
通常、6月下旬〜7月に蕾が出てきますが、こんな時期に蕾が見えてきました。諦めていたので、嬉しいです。雄花でしょうか?雌花でしょうか?
蔓がどんどん出て来るので、適宜剪定しながら育てています。
二鉢育てていますが、その片方に1つなので、まだ本調子での出蕾ではないのだと思います。
3年目の来年に期待です。
13.3年目で実が成りました☺️
2023/10/14
2023年10月14日
種まきから3年目で、小さいながらも実ができました。
少し伸びすぎた枝を剪定して、今年も冬を迎えます。
来年は、もっとたくさん実ができるでしょうか。
雄花と雌花のタイミングが合いにくく、株を増やして花数を増やし、出会いのチャンスを増やす目的で始めた実生です。
盆栽のプロの方は、枝を切り詰めて、小さい株でたくさんのツヤツヤの実をならせていらっしゃいます。
それはプロの方に任せるとして、ある程度の大きさで、ツヤツヤのの実をたわわに実らせられるように頑張りたいです。
実がついたところで、ビナンカズラのそだれぽは、完了にいたします☺️
お付き合いくださり、ありがとうございました。
赤いつややかな珊瑚を集めたような実が成ります。
神社の境内では特に人の手で受粉することなく、たわわに成っていますが、いざ庭で育ててみると雄花と雌花の開花のタイミングが合わず、またせっかくタイミングが合っても、花粉の量が少なく、全体にびっしりとつぶつぶが集まったようなきれいな実にはなりません。
実生で元気な株を沢山増やして、受粉のタイミングを増やしたい。どんな双葉か見てみたい。興味本位で種まきスタートです。