1.種蒔きから2ヶ月めの苗
4月中旬に、ポットに数粒ずつ種を播きました。
一般的な品種です。
約二ヵ月後、苗はこんくらいに育ってきました。
袋の説明では、「このままポットで育て、秋に定植する」とありますが、(これまでの経験では)夏の間に3割くらい枯れてしまうので、もう定植しちゃいます。
2.定植から1ヶ月
6月に定植した苗の一ヵ月後。
柿の木などの陰になって、あまり日当たりのよくない場所です。
ここでは葉もの野菜もトマトなども、日当たりが悪くてあまりよく育ちません。
アスパラは日当たりは多少悪くても良いそうです。
植えたときから比べて、わさわさ茂ってきました。
3.定植から2ヶ月
8月、真夏、かんかん照りが続きますが、この場所は木の陰で、割と涼しそうです。
株元から次々新芽(細いアスパラ)が出てきます。
食べたいけど、ガマンだよ~~。
畝の間を割って、肥料(有機化成)をパラパラと追肥、土をかぶせて、その上に枝豆を採ったあとの茎葉など、かぶせてマルチングしておきました。
4.12月ごろ休眠させます
ときどき追肥しながら育ててきました。
11月になり、霜が降り始めると、地上部が枯れてきます。
地ぎわから刈り取り、茎葉は畑に残さないよう、畑の外に持ち出して処分します。
草を取り、土寄せし、株元を焼いて、病害虫を畑で越冬させないようにします。
5.休眠前の作業
12月、地上部を刈り取り、草取り、土寄せしたところです。
刈り取った茎葉は畑に残さないようにします。
このあと、株元を藁(ないので、畦の刈り草を乾かしておいたもので)で覆い、火をつけます。
6.ふぁいや~~~
藁(枯れ草)は一瞬で燃え尽き、灰になりました。
株もとの病害虫を火でやっつけるのだ。
そしたら、株元に油粕を撒き、畝全体を牛糞、バークなどの堆肥で覆います。
7.堆肥でマルチング
藁(枯れ草)の灰、油粕、堆肥のマルチング、
これらが全部、来年のための元肥です。
これで春に新芽が出るまで休眠。
この方法は、毎年たくさんのアスパラを収穫されている先輩から教わったもので、私は初めてやってみるのだ。
春に細いアスパラが出ても、まだ収穫できませぬ。
収穫はそれから一年後なのだ。
気が長い話だな~~~。
続きは来春のココロ~~。さらば。
8.にょきにょき!
4月初旬
地上部を刈り取り冬眠させてから丸3ヶ月
種播きからちょうど1年経ちました
暖かくなり桜が咲き始めるころ、芽が出てきました
雄株は太いけれど数は少なく、雌株は細いのがいっぱい出るんだそうです
でもまだ今年は食べられないのだ~
株を大きくすることに専念して、収穫は来年からだ~
その後は10年くらい続けて収穫できるというので一年間はガマンだよ~
9.まだ採っちゃダメなのにい~
4月初旬
今年はまだ収穫せず、株を肥大させるはずなのに・・・
あまりにおいしそーでつい
採っちゃいました
いやいや、これだけね、あとは採らないから(ホンマか?)
10.追肥してみました
普通は春の収穫を終えたあと追肥して株を育てるそうですが
私のは種蒔き後1年で、あまり収穫すると来年採れないそうなので
ここで追肥して養生することにします
畝の上の土をほぐして肥料を混ぜ、敷き藁代わりに食べ残したねぎの株でマルチング
去年、植え付け後、畝の上に枝豆などの残渣を積んでおいたのが乾燥防止でよかったように思うので
これで来年は太いアスパラが採れるかな~
アスパラガスは新鮮さが命!
採りたてのアスパラを一度食べると、スーパーで買う気がしなくなります。
種からだと収穫まで最短で2年かかりますが、一度植えると十年以上、続けて収穫できる、手間のかからない野菜で、家庭菜園にぴったりだと思うんだな~。
で、冬の休眠前の作業を、アスパラ作りの達人から教えてもらったので、やってみますよ~ん。