1.交配親です
2014年3月29日に受粉作業をしました。
こちらは受粉親の黄色糸ピコダブルです。
3分咲きの時に花粉をつけました。
2.花粉親です
花粉親のヒデコートダブルです。
受粉作業したあと、花首に茶こし袋を細く咲いたものを結びつけ印にしました。
そして、交配名と日付を書いたタグ鉢にさして置きます。
3.種が採れました
2014年種が採れました。
交配をしてから約2か月。
丸みのあるクリーム色の種です。
栄養たっぷり詰まってそう。
4.種まきの様子です
取れた種は殺菌剤に一晩漬けてから赤玉土に赤玉土に埋めて日陰に。
クリスマスローズ種は、夏の暑さと秋・冬の寒さに約2か月当てないと成熟しません。
私はこの場所で種を夏と冬の気温にさらします。
5.発芽してきました。
2014年12月12日に発芽してきました。
種まきしてから次の春に発芽するのにこの交配はとても成長が早いです。
6.双葉が生えそろってきました
2015年2月28日。
双葉が生えそろってきました。
丈夫そうな苗です。
7.ポット上げ
2015年3月8日。
ポット上げしました。
本来ならばクリスマスローズの発芽苗のポット上げは本葉が1枚展開した頃が適宜です。
でも、当時の私は待ちきれず、本葉の兆しが根元に見えてからポットあげしました。
8.小苗たち
全てポット上げするとこんな感じ。
2.5センチのロングビニールポットにポット上げです。
9.本葉展開
4月11日。
ポット上げから1か月。
本葉が1枚展開してきました。
なんとなく本葉が黄色みを帯びています。
10.本葉もたくさん
2015年6月28日。
ポット上げから約4か月。
大分大きくなりました。
銀色ポットから3号スリット鉢や10.5センチ角スリットに一度植え替えています。
私のクリスマスローズを育てている感覚では、発芽から最初の夏までどれだけ大きくなるかでクリスマスローズの咲く時期が3年か2年かが変わると思います。
とくにこの苗たちは、根の成長が早かったです。
11.鉢増し
前の写真から翌年の2016年2月26日。
10.5センチ角スリット一杯に根が張っています。
とても丈夫です。
4号ロングに株増ししまた。
12.蕾が見えます
2016年12月16日。
とにかく成長が早いこの交配。
普通…蕾はまだ見えないのに。早いです。
13.初開花!
2017年1月28日。発芽してから約2年後。
初開花しました!
しかし、交配の時、私が夢見ていた黄色系のセミダブルではないありふれたグレープセミダブル。
しかも、大量に咲きました。
正直、この時はあまりこの花は気に入らず、花弁は7枚のもので発芽から丸2年で早く開花した株でしたが、とにかく色が気に入らず、当時の日記にもあまり載せないものでした。
14.少し咲き進んだ感じ
丸弁で7枚花弁で、今思えばかわいい花かもしれません。
しかし、当時は「あずき色。黄色が咲けばよかったのに」とネガティブ思考。
15.兄弟株もぞくぞく咲いてきました。
2018年3月。さらに1年経過。
6枚花弁の兄弟株も咲いてきました。
花びらに葉脈があり面白い色合い。
16.兄弟株
葉脈がはっきりしています。
セミの部分もモリモリしています。
17.兄弟株
こんな花も。
大量に咲きました、なにより丈夫です。
セミ部分が特に盛り上がっている5枚花弁。
この葉脈のはいったグレープ色のセミダブル色。
なぜか母や同年代の花友さん、近所の人たち…。
この色合いを気に入る人が複数いて大分里子に出しました。
18.兄弟株
2020年3月になり、花たちは充実してきたのか花びらの数がさらに増してきました。
19.兄弟株
こちらの花びらも複数枚。
たぶん9枚だったと記憶しています。
20.兄弟株
こちらは6枚弁で葉脈がとくにはっきり出ています。
21.これもです
色々な花が咲きました。
2020年になり沢山の多弁セミダブルが咲いたのでこれらの花を受粉親として、さらに交配作業を進めていきますがそれはまた違うそだレポに書き進めていきます。
2013年に初めて母と世界のクリスマスローズ展に行きました。
その時、前から欲しかったヒデコートダブルを購入し、黄色糸ピコティダブルと交配させました。
既に開花まで育てた花の交配記録を纏めました。
表紙は咲いた花の中で一番花びらが多くでた花です。
2020年春は咲いた花を使ってさらに交配も続けています。