狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021

植物名 イチジク
品種名 バナーネ、ビオレソリエス、ドーフィン
地域 埼玉県 場所 栽培形態 地植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル 樹木類

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021

作成日:2021/08/30
最終更新日:2021/08/30

 ※ハクビシン対策用ネットの詳細を追加しました。

 イチジクは甘く美味しくて狭い庭でも育てられます。
 毎年工夫を重ねて実りを楽しみにしています。

  • バナーネを剪定

    1

  • ビオレソリエスを剪定

    2

  • バナーネ:剪定していない枝のみ萌芽

    3

  • ビオレソリエス:剪定していない枝のみ萌芽

    4

  • 4月下旬のバナーネ

    5

  • 4月下旬のビオレソリエス

    6

  • 4月下旬のドーフィン

    7

  • 5月下旬のバナーネ

    8

  • バナーネの秋果が顔を出し始めました

    9

  • 5月下旬のビオレソリエス

    10

  • 5月下旬のドーフィン

    11

  • ドーフィンの果実が急激に成長

    12

  • ドーフィン今年初めての夏果

    13

  • 初収穫のドーフィンは76g

    14

  • 二番果も色づき始めました

    15

  • 急速に大きくなってきたバナーネ秋果

    16

  • 秋果が大きくなり熟し始めました

    17

  • バナーネも秋果を初収穫!

    18

  • バナーネにハクビシン対策!

    19

  • ネット内で熟し始めたバナーネの果実

    20

  • ドーフィンにもハクビシン対策!

    21

  • 弱り気味のドーフィン

    22

  • ドーフィンが弱った原因はコガネムシの幼虫

    23

  • 写真19枚目のハクビ除けネットの詳細

    24

1.バナーネを剪定 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 バナーネを剪定
 2021.01.14
 2021シーズンのスタートです。昨年一文字に仕立てたものを剪定しました。バナーネは夏果・秋果兼用種で夏果は大きな果実が収穫でき、秋果は小さ目ながら糖度が高いです。
 夏果と秋果の両方を収穫し、かつコンパクトに育てる剪定を行いました。昨年大きく育った側枝は主枝から1~2芽を残してカットして秋果のみの収穫を、短い側枝はそのまま残し夏果を期待します。少し細いので着果するか?

2.ビオレソリエスを剪定 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 ビオレソリエスを剪定
 2021.01.14
 ビオレソリエスも昨年一文字に仕立てたものを剪定しました。この品種は樹勢が強く、昨年はこの木も挿し木苗を移植して2年目のため木が暴れて果実が1個しか収穫できませんでした。
 また、ビオレソリエスも夏果・秋果兼用種であり、夏果と秋果の両方の収穫を狙いたいと思います。
 そのため昨年大きく育った左側の側枝を主枝から1~2芽でカットし右側の短めの側枝を残しました。

3.バナーネ:剪定していない枝のみ萌芽

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 バナーネ:剪定していない枝のみ萌芽
2021.04.02
 コンパクトに栽培するために昨年大きく伸びた枝は主枝に近いところで剪定し、小さな枝はそのまま残した。
 そのまま残した昨年の枝は萌芽したが剪定した枝はまだ芽が動いていない。

4.ビオレソリエス:剪定していない枝のみ萌芽

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 ビオレソリエス:剪定していない枝のみ萌芽
2021.04.02
 ビオレソリエスも剪定しなかった昨年の小さな枝だけ萌芽した。剪定枝からの萌芽は何時ごろか?

5.4月下旬のバナーネ

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 4月下旬のバナーネ
2021.04.23
 4月下旬のバナーネ

6.4月下旬のビオレソリエス

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 4月下旬のビオレソリエス
2021.04.23
 4月下旬のビオレソリエス

7.4月下旬のドーフィン

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 4月下旬のドーフィン
2021.04.23
 4月下旬のドーフィン

8.5月下旬のバナーネ

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 5月下旬のバナーネ
2021.05.31
 前回からほぼ1か月。側枝も出揃い、余分な側枝を摘芯して支柱に誘導しました。

9.バナーネの秋果が顔を出し始めました 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 バナーネの秋果が顔を出し始めました
2021.05.31
 今年は昨年枝をほぼ残していないので夏果はできませんでした。今年伸びた側枝から小さな秋果が出始めました。

10.5月下旬のビオレソリエス

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 5月下旬のビオレソリエス
2021.05.31
 ビオレソリエスはバナーネと比較すると側枝の伸びが遅いようです。
 成長し始めると葉が大きく生育がおおせいなのでコンパクトに育てるのが難しい品種です。まだ秋果は出ていません。

11.5月下旬のドーフィン

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 5月下旬のドーフィン
2021.05.31
 ドーフィンは鉢植えで成長も緩やかなのでほとんど剪定していません。
 ドーフィンも小さな秋果が出始めました。

12.ドーフィンの果実が急激に成長 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 ドーフィンの果実が急激に成長
2021.07.12
 昨年は全く実がつかず成長も緩やかだったため剪定もしませんでした。そのためか今年は12個も実がついており急激に大きくなっています。
 これは夏果なのか、秋果なのか??

13.ドーフィン今年初めての夏果 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 ドーフィン今年初めての夏果
2021.08.05
 鉢植えのドーフィンの果実が夏果か秋果かわかりませんでしたがどうやら夏果のようです。
 今年初めての収穫です。

14.初収穫のドーフィンは76g 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 初収穫のドーフィンは76g
2021.08.05
 初収穫のドーフィンは75gとまずまずでした。

15.二番果も色づき始めました

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 二番果も色づき始めました
2021.08.05
 二番果も間もなく収穫を迎えます。

16.急速に大きくなってきたバナーネ秋果 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 急速に大きくなってきたバナーネ秋果
2021.08.10
 バナーネの小さな緑の果実が薄くなり急速に大きくなり始めています。昨年の今頃でしたがこれが夏果か、秋果か迷いました。
 今年はよく観察したところ今年萌芽した枝になっているので明らかに秋果だと思います。

17.秋果が大きくなり熟し始めました 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 秋果が大きくなり熟し始めました
 2021.08.17
 今年は夏果はできませんでしたが多くの秋果がつきました。
 秋果が急激に大きくなり熟し始め垂れ下がりだしました。最近は雨が多く、晴れた日に収穫を迎えたいのですが天候は意のままになりません。

18.バナーネも秋果を初収穫! 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 バナーネも秋果を初収穫!
2021.08.17
 急速に大きくなっていたバナーネの果実も初めて収穫しました。このところ雨が続いていますが、晴れた方が美味しい果実を収穫できるので天候の回復を切に期待します。

19.バナーネにハクビシン対策! 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 バナーネにハクビシン対策!
2021.08.25
 ハクビシンがいつ来るかわかりませんが、桃とブドウをやられているだけに戦々恐々。やはり、面倒でもハクビシン対策をした方が安心できる。
 庭植えのバナーネは長く伸びた枝に秋果が生っているので適当な大きさに切ったネットで囲い、隙間が無いように細いロープで縫うようにして止めました。上下は紐で閉めているので収穫の時は下部の紐を緩めて収穫できます。囲いは少しゆとりをもった大きさです。

20.ネット内で熟し始めたバナーネの果実 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 ネット内で熟し始めたバナーネの果実
2021.08.25
 ネットに囲まれたバナーネの果実。
 ホットしているように見えるのは私だけ??

21.ドーフィンにもハクビシン対策! 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 ドーフィンにもハクビシン対策!
2021.08.25
 鉢植えのドーフィンも秋果が熟し始めたのでバナーネ同様にハクビシン対策をしました。
 鉢植えのためか、このドーフィンは枝が短いため先端から袋状のネットを掛けることができるので簡単に対策できました。

22.弱り気味のドーフィン

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 弱り気味のドーフィン
2021.08.28
 弱り気味のドーフィンのPHを図るために乾燥対策のために根元を覆っていたバスタオルを取り除いてみました。

23.ドーフィンが弱った原因はコガネムシの幼虫 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 ドーフィンが弱った原因はコガネムシの幼虫
2021.08.28
 何と乾燥対策のタオルの下にはコガネムシの幼虫がビッシリ。ピンセットで取り除いてみると10号鉢に60匹以上いました。こんなに大量のコガネムシ虫のの幼虫を見たのは初めてです。
 しかしながらコガネムシの幼虫の動きは早くすぐに潜り始めます。逃した可能性もあるので殺虫剤を混和しておきました。

24.写真19枚目のハクビ除けネットの詳細 注目!

狭い庭で美味しいイチジクを育てる。Ver.2021 写真19枚目のハクビ除けネットの詳細
 写真19枚目のハクビシン対策ネットの詳細です。興味を持った方は試してみてください。
 この腰巻上のネットはバナーネのような棒状の枝に実が付く品種に適しています。これは幅1mの防風ネットを1m程度(枝に巻き付けたときに余裕を持たせるため)に切ったものです。枝に巻き付けたときに上下に入っている紐で閉め、巻いたネットの合わせ面は細い滑りやすい紐を使ってまつり縫いのようにして隙間を無くします。

開花期

収穫期

わたしの育て方

 スペースが狭い庭でコンパクトにイチジクを育てる。
そのために毎年一文字に仕立てに剪定しコンパクトに仕立てる。
 
1.毎年、一文字仕立てに剪定する。
 各品種の横幅は以下の通り。
 ビオレソリエス 120cm程度
 バナーネ    220cm程度
 ドーフィン   150cm程度(ドーフィンだけは鉢植え)
2.太く長い側枝は主枝から1-2芽を残してカット、短い側枝は残してコンパクトに仕上げる。いずれも夏果/秋果兼用種ですが夏果は前年枝にしか実らないので短い側枝を残して夏果が実るのを期待する。
3.イチジクは成長が早く生育が旺盛なので波板で根圏を制限して抑制する。
4.肥料は冬に基肥とPH調整程度とし追肥は必要な場合のみとする。
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