プランターでネットメロン栽培1

植物名 メロン
品種名 アールス雅302、レノン、月しずく、ムーンライト
地域 栃木県 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル 野菜 タネから育てる

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

プランターでネットメロン栽培1

プランターでネットメロン栽培1

作成日:2021/07/16
最終更新日:2021/07/16

以前に、趣味の園芸・やさいの時間で、深町貴子さんが、プランターでメロンの栽培方法を、紹介していたため、妻とプランターでのメロン栽培に、挑戦してみることにしました。

  • 4月10日 アールス雅302

    1

  • 4月10日 レノン

    2

  • 4月10日 月しずく

    3

  • 4月10日 ムーンライト

    4

  • プランターでメロン栽培講座

    5

  • 買ったメロンの種

    6

  • 露地用メロンも播種しました。

    7

  • コンパニオンプランツ

    8

  • 4月25日 整枝作業完了

    9

  • 5月1日 つる上げ

    10

  • 5月2日  教材用メロン

    11

  • 5月7日  受粉開始

    12

  • 5月8日   露地栽培開始

    13

  • 5月15日 初期肥大期 札付け

    14

  • 5月20日 玉吊り

    15

  • 6月1日 アールス(親づる1本仕立て)

    16

  • 6月1日 月しずく(親づる1本仕立て)

    17

  • 6月1日 レノン(子づる2本仕立て)

    18

  • 6月1日 ムーンライト(子づる2本仕立)

    19

  • 6月17日 露地メロン(ムーンライト)

    20

  • 6月17日 行灯支柱栽培

    21

  • 6月17日 立体栽培全景

    22

  • 6月26日  今年も天敵がやってきました

    23

  • 7月1日 行灯支柱の「かわい〜ナ亅

    24

  • 7月1日 水切り中

    25

  • 7月1日 露地のムーンライト

    26

  • 7月1日 やはりレノン

    27

  • 7月10日 月しずく収穫

    28

  • 7月10日 ムーンライト(露地栽培)

    29

  • 7月11日 行灯支柱栽培

    30

1.4月10日 アールス雅302

プランターでネットメロン栽培1 4月10日 アールス雅302
今年、初めて栽培するアールスの品種です、立体栽培で、親づる1本仕立て1個です。

2.4月10日 レノン

プランターでネットメロン栽培1 4月10日 レノン
毎年栽培している品種ですが、私が栽培したメロンの中で、最も栽培しやすいメロンだと思います。子づる2本仕立て2個取りです。

3.4月10日 月しずく

プランターでネットメロン栽培1 4月10日 月しずく
ノーネットメロンですが、私が栽培したメロンの中で、最も糖度が上がる品種だと思います。親づる1本仕立て1個取りです。

4.4月10日 ムーンライト

プランターでネットメロン栽培1 4月10日 ムーンライト
このメロンも、初めて栽培する品種ですが、売り文句が、整枝栽培で糖度20度を狙えるとのこと。本当でしょうか。ポリポット栽培は、子づる2本仕立て2個取り、露地栽培は、子づる2本仕立て4個取りです。

5.プランターでメロン栽培講座

プランターでネットメロン栽培1 プランターでメロン栽培講座
来月、市の公民館講座で、メロン栽培講座を依頼されたため、現在苗を育成中です。

6.買ったメロンの種

プランターでネットメロン栽培1 買ったメロンの種
買ったメロンから採った種でも、納得できるメロンが出来ます。私も、種を採って冷凍庫で保管し、使用することがあります。写真は、一昨年のメロディグリーンですが、隣のアールスヴェルダの花粉を、蜜蜂が運んだみたいです。どう見てもアールスメロンのネットの張りです。ただし、自家採種の種だと、同じメロンが出来る確率は、2割弱だと思います。私の感想ですが。種は、購入したほうが間違いが無いです。

7.露地用メロンも播種しました。

プランターでネットメロン栽培1 露地用メロンも播種しました。
露地用として、かわいーナ、バナナマクワ、黄金マクワも播種しました。徒長気味です。昨年は、沢山栽培し過ぎて、食べ切れず、畑で50個以上腐らせてしまいました。

8.コンパニオンプランツ

プランターでネットメロン栽培1 コンパニオンプランツ
つる割れ病対策のコンパニオンプランツとして、ネギ(九条ネギ)を混植しています。2年物のネギのため、葉ネギらしからぬ大きさです。メロンの成長の一翼を担ってくれれば良いのですが。子づるも、伸びてきましたが、ここ数日は夜間の外気温が5度以下なので、小トンネルを掛け、だるまストーブで加温(ハウス内15度)しています。

9.4月25日 整枝作業完了

プランターでネットメロン栽培1 4月25日 整枝作業完了
昨日、子づるの整枝作業を行いました。写真は、レノンで子づる2本仕立ての立体栽培ですが、明朝の温度が0度予想のため、つる上げが出来ません。ゴールデンウィークまでは、小トンネルの中で育成するしかありません。夜間のハウス内の温度は、加温しているため15度は確保出来ますが、小トンネルを外すのは無理です。

10.5月1日 つる上げ

プランターでネットメロン栽培1 5月1日 つる上げ
アールスが15節となり、プランターの上に這わせておくことかできなくなってきたため、小トンネルを外し、つる上げを行いました。例年は、ゴールデンウィークが定植ですが、今年は1ヶ月程度、作業が早いです。そのため、夜はストーブ全開です。他の3品種もつる上げしました。我が家は、プランターの土にペグを刺し、ビニールハウスのパイプとペグをポリロープでつなぎ、そこにつるを巻きつけています。

11.5月2日 教材用メロン

プランターでネットメロン栽培1 5月2日  教材用メロン
メロン栽培講座の教材として育てているメロンです。27cmポリポットに行燈支柱、鉢底石の上に珪酸塩白土を混ぜた培養土12リットルです。コンパニオンプランツとしてネギとスズメノテッポウ(通称ピーピー草)、防除のため藁とアルミホイル等。メロン栽培を始めた頃に色々と試してみたものです。

12.5月7日 受粉開始

プランターでネットメロン栽培1 5月7日  受粉開始
本日より、受粉開始です。写真は、アールス雅302ですが、3輪だけなので人工受粉しました。これから受粉数が増えると、出勤前の忙しい時間での人工受粉が難しいため、4ーCPA剤をスプレーしています。自然受粉が理想ですが、中々蜜蜂が来てくれません。

13.5月8日 露地栽培開始

プランターでネットメロン栽培1 5月8日   露地栽培開始
やっと露地に定植出来る温度になってきました。ムーンライトを10株定植しました。受粉が始まったら藁を敷く予定です。元肥は、牛ふん堆肥500g、バットグアノ50gを入れました。植え穴には、珪酸塩白土10g、アブラムシ対策の薬剤3gです。

14.5月15日 初期肥大期 札付け

プランターでネットメロン栽培1 5月15日 初期肥大期 札付け
5月7日受粉のアールス雅302が、鶏の卵大になり、初期肥大期となっているため、多めの灌水をしています。追肥にバットグアノ30g。育成管理のため、札付けをしました。収穫予定日は、7月3日です。

15.5月20日 玉吊り

プランターでネットメロン栽培1 5月20日 玉吊り
玉の重さに、蔓が耐えられなくなってきたため、玉吊りを始めました。ビニールハウスの天井に紐を結び、その先にニンニクネットを付けて、玉を吊っています。これで2kgまでは、耐えられます。立体栽培の場合は露地だと、2kgを超えることがあるため、ネットをハンモック状にして、紐を2本吊ります。

16.6月1日 アールス(親づる1本仕立て)

プランターでネットメロン栽培1 6月1日 アールス(親づる1本仕立て)
5月7日受粉のアールスに、ネットが発生してきました。盛り上がったネットになることを期待したいですが、アールスは、これから肥大させるのが、中々難しいです。やっと15本全ての着果が完了しました。

17.6月1日 月しずく(親づる1本仕立て)

プランターでネットメロン栽培1 6月1日 月しずく(親づる1本仕立て)
写真は、5月11日受粉の月しずくです。18本全てで着果が完了しました。また、深緑色のぶち模様が、鮮明になってきました。今年栽培しているメロンの中で、最も裂果しやすい品種のため、これからの水管理が難しいです。

18.6月1日 レノン(子づる2本仕立て)

プランターでネットメロン栽培1 6月1日 レノン(子づる2本仕立て)
最低気温が15度程度で、晴天が続いているため、レノンも着果し始めました。節間が伸びてしまったため、14本全てで1.2mの高さで12〜13節の着果となりました。

19.6月1日 ムーンライト(子づる2本仕立)

プランターでネットメロン栽培1 6月1日 ムーンライト(子づる2本仕立)
ムーンライトも、レノンと同様の着果状態となっています。一時期の雨天続きで、着果が遅れていましたが、何とか回復してきました。

20.6月17日 露地メロン(ムーンライト)

プランターでネットメロン栽培1 6月17日 露地メロン(ムーンライト)
一昨日から露地メロンのムーンライトの受粉を開始しました。7節までを整枝し、8節目から着果させる予定です。プランターと違い、露地栽培は生育が良いため。子づる3本仕立て3個取りとしました。関東地方も、梅雨入りとなりましたが、1日の内、何時間かは太陽がでるため、累積温度が稼げます。放任栽培OKの品種ですが、出来るだけ甘いメロンを食べたいので、整枝栽培としています。

21.6月17日 行灯支柱栽培

プランターでネットメロン栽培1 6月17日 行灯支柱栽培
メロン栽培講座で余った苗を、行灯支柱で栽培しています。久しぶりの行灯支柱栽培で、メロン栽培を始めた頃に、見様見真似で管理していたのを思い出します。今でもメロン栽培には四苦八苦してはいますが。写真はレノンですが、やはりレノンは安定しています。既にテニスボール大まで肥大しました。

22.6月17日 立体栽培全景

プランターでネットメロン栽培1 6月17日 立体栽培全景
立体栽培の全景です。アールスと月しずくは、Lサイズで収穫を迎えそうです。2Lサイズは、レノンとムーンライトに期待したいです。昨年は、肥大化のため、食物ホルモン剤を使用し2L以上となりましたが、あまり甘くないメロンとなったことから、今年は、4ーCPA剤以外の食物ホルモン剤を使用していません。やはり、プランター栽培では土量が足らず、大きくさせることは中々難しいです。

23.6月26日  今年も天敵がやってきました

プランターでネットメロン栽培1 6月26日  今年も天敵がやってきました
今日、露地栽培のムーンライトの整枝作業を行いましたが、今年も天敵のネズミがやってきました。3個食べられていました。2年前にも、露地栽培のレノン(6株:15個:2L〜5L)が、一斉に萎れてきたため、つる割れ病かと思い全て抜いてみると、根がありませんでした。モグラの穴にネズミが入り、根を食べられたようです。昨年は、メロン栽培用に購入した骨粉を食い荒らされました。毎年、ネズミの被害には手を焼きます。

24.7月1日 行灯支柱の「かわい〜ナ亅

プランターでネットメロン栽培1 7月1日 行灯支柱の「かわい〜ナ亅
プランター栽培での「かわい〜ナ」です。培養土が12リットルなので、3個が限界です。もう4株ありますが、つるボケしてました。ヘマをしました。着果前に、ネットメロンの追肥の際に、かわい〜ナにも、追肥をしてしまいました。今日やっと受粉を始めました。

25.7月1日 水切り中

プランターでネットメロン栽培1 7月1日 水切り中
水切り1週間のアールスです。初めての親づる1本仕立てで(昨年までは子づるの1本仕立て)、万一を考えて8〜9節の低節位着果としたため、この程度の大きさです。15節前後で着果の個体は、それなりに大きくなっています。ネットの張りも、この程度です。このところ太陽があまり出ないため、葉と蔓が予定通りに枯れなく、収穫日が延びそうです。

26.7月1日 露地のムーンライト

プランターでネットメロン栽培1 7月1日 露地のムーンライト
10株子づる3本仕立て3個採り目標の、露地のムーンライトですが、現在60個ほど着果させています。様子を見ながら摘果していきます。このところ、連日の夕立ちによる水はねで、うどんこ病が止まりません。毎週、日曜日ごとに薬剤散布をしていますが、追いつきません。また、天敵のネズミも現れています。摘果せずに実がなくなっていきます。やはり、プランター栽培と違い、露地栽培は実が大きくなります。

27.7月1日 やはりレノン

プランターでネットメロン栽培1 7月1日 やはりレノン
着果節位が15節前後のレノンは順調です。但し、マグネシウム不足を起こしています。プランター栽培のムーンライトは、あまり実が肥大していないにもかかわらず、もっとマグネシウム不足が進んでいます。収穫まで1ケ月以上あるので、気休めではありますが、珪酸塩白土を水で溶かした上澄み水を与えています。来年は、定植の際に今年より多めに、珪酸塩白土を混ぜ込みたいと思います。

28.7月10日 月しずく収穫

プランターでネットメロン栽培1 7月10日 月しずく収穫
天候不順で水切り完了前ですが、完熟日を5日以上経過してきたため、6個収穫しました。裂果が始まった個体やノーネットメロンなのにネットが発生してきた個体があります。サイズ的には、9〜10.5cmで、重さも550〜600gで、Lサイズにも届きませんでした。来年は、着果節位を15節前後で、2L(14cm 1.4kg)を目標にします。試食しましたが、月しずくの糖度が十分にありました。とても甘かったです。

29.7月10日 ムーンライト(露地栽培)

プランターでネットメロン栽培1 7月10日 ムーンライト(露地栽培)
露地栽培のムーンライトは、40個まで摘果しました。サイズも2L(14cm 1.4kg)以上が11個あります。まだ々肥大すると思います。やっとネットも張り始めてきました。以前、ネズミの被害を報告しましたが、今年はネズミではなく、ハクビシンのようです。足跡と糞がありました。近所の空家に住みついている噂がありましたが、我が家にも来ていたようです。天敵が増えました。

30.7月11日 行灯支柱栽培

プランターでネットメロン栽培1 7月11日 行灯支柱栽培
月しずくを収穫しプランターを撤去したため、行灯支柱のプランターを移動しました。今まではハウスの端のため雨が吹き込み、うどんこ病の原因となっていましたが、これで病気が抑えられます。サイズもLまで大きくなっています。品種もまちまちで、アールス、レノン、ルピアレッド、ムーンライトです。培養土が12リットルなので、十分な大きさです。

開花期

収穫期

わたしの育て方

栽培環境:ビニールハウス内
播種:毎年2月第1週、セルトレイに播種、食品トレイに入れ蓋をし、園芸用フレームへ。発芽後、60mmポリポットに移植、その後、75mmポリポット、105mmポリポットと鉢増し、根の数を増やす。
育苗:ハウス内の園芸用フレームで加温20度。夜は、毛布でフレームを被覆。
水やり:定植後1週間は、根腐れしないように、灌水しない。その後は、土の乾き具合を見て灌水する。受粉後、10日間は、初期肥大期のため、多めに灌水する。収穫予定日10日前から水切り、葉とツルを枯らし、糖度を上げる。
肥料:播種後、受粉までは、病気予防のため、施肥しない。受粉後は、週1で液体肥料1000倍で施肥。窒素のやり過ぎは、うどんこ病の発生の原因となるため、最小限に。
病気:特に、つる割れ病に注意。播種後、ポリポットに移植するまでに、感染の可能性があるため、竹割箸で支柱をし、苗が倒れないようにする。発症したら、即廃棄。うどんこ病は初期の段階で薬剤散布。モザイク病も、発症したら、即廃棄。
害虫:アブラムシとウリハムシは天敵
用土:一般的な培養土に、10リットルあたり、0.5リットルの珪酸塩白土を混ぜる。
鉢:30cmポリポット
コンパニオンプランツ:九条ネギを混植。
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住んでいるところ:
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