ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023

植物名 パンジー、ビオラ
品種名 ビビ・クリアオーシャン、ヘブンリーブルー、スパークブルー、ライトローズウイズブロッチ、イエローフラワーリップ、ウサギモモカ、バニーイヤーズ
地域 東京都 場所 ベランダ 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 草花 タネから育てる

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023

作成日:2021/08/22
最終更新日:2024/01/08

これまでタキイ種苗か近所の花屋さんでビオラ苗を購入してきましたが、野生スミレは種蒔きしており、コスパの点で2019年秋からビオラの種蒔きを始めました。
2020年秋はビオラ・ビビを6種類種蒔きし(クリアオーシャン、ヘブンリーブルー、スパークブルー、ウサギモモカ、フローラルパワー・クリームイエローリップ、ライトローズ・ウイズブロッチ)、冬にコルヌータ(ラビット)系の苗を2種類(ラビットイヤー、夜空ノムコウ)購入し、栽培・採種。
2021年は自家採種ビオラとして青色系ビビ(クリアオーシャン、ヘブンリーブルー、スパークブルー)とラビット系二種類を種蒔き。

発根率はビビ・クリアオーシャンが100% (30/30), ヘブンリーブルーが73% (22/30)、スパークブルーが100% (10/10), ラビット系のバニーイヤーズが97% (29/30)、夜空ノムコウが47% (14/30)。

  • キッチンペーパー上で発根

    1

  • ビオラ達に双葉

    2

  • 双葉に食害

    3

  • ベランダ栽培に移行

    4

  • 自家採種組、本葉2枚目に

    5

  • 自家採種ビオラの植え替え1回目

    6

  • 本葉が3枚に

    7

  • ベランダ陽あたりですくすく生長中

    8

  • 3号ポット上げ

    9

  • 苗床終い

    10

  • お盆蒔きビオラ、脱落者無し

    11

  • バニーイヤーズに蕾

    12

  • ビビ・クリアオーシャンに蕾

    13

  • 夜空ノムコウとヘブンリーブルーに花芽

    14

  • クリアオーシャン、開花始まる

    15

  • バニーイヤーズ、開花始まる

    16

  • 採種用に一株植え

    17

  • 矮性カスミソウと寄せ植え

    18

  • バニーイヤーズのF1株の花色

    19

  • 花壇植えF1クリアオーシャンのF2の花色

    20

  • 花壇植えF1ヘブンリーブルーのF2の花色

    21

  • スパークブルー開花

    22

  • 寄せ植え鉢は花いっぱいに

    23

  • 夜空ノムコウ

    24

  • 2023春に向けての微小輪ビオラの種蒔き

    25

  • バニーイヤーズ交雑種の種蒔き

    26

  • F1ビビが咲き始めました

    27

  • 2024年春は極小輪ビオラだけ

    28

1.キッチンペーパー上で発根

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 キッチンペーパー上で発根
8月16日に百均で透明ボックスを3個購入し、底にキッチンペーパーを4重に敷き、1枚目に3センチおきに線を引き、水で湿らせてから種蒔き(ビビ・スパークブルーは別ボックス)。長雨で気温が下がっているのでベランダに放置し、積極的な温度管理を回避。
8月18日、発根した種子をピンセットでジフィーストリップに植え付け。

2.ビオラ達に双葉

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 ビオラ達に双葉
2021.08.22
根出し開始から6日後で、植え付けた発根種子の大部分から子葉が展開し、残りも種皮を被ったまま土の中から顔を出しており、自家採種ビオラ組の種蒔きを終えました。

チビ達を安全に遊ばせる場所に限りがあるので、昨年同様、このまま室外機の上で育て、大きな子から順に独り立ちさせ、3号ポットへの鉢増しを経て定植させる計画です。
しかし、初めてのビオラ苗の残暑克服が次のマイルストーンです。

3.双葉に食害

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 双葉に食害
2021.08.27
2日前にバニーイヤーズの芽生え2株の子葉が半分齧られているのを見つけ(上から4段右端)、残暑が戻ってきたこともあって室内管理していました。
今朝、同じストリップの夜空のムコウの1株が齧られて胚軸だけになっていました(上から3段左から2つ目の右上)。
気温が下がったらまたベランダ栽培に戻したいのだけど、誰が食べてるか判らないとそうもいかない。底に隠れてるなら現行犯逮捕しかない。

4.ベランダ栽培に移行

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 ベランダ栽培に移行
2021.08.31
本葉の2枚目ができてきた株が増えてきました。予定では昨年同様本葉4~5枚でポット上げ。

29日、ラビット系の夜空ノムコウが4芽ほど消滅中なのを発見。3号ポット上げの予定は12株なので、まだ大丈夫。

28日土曜日から、昨年同様、ベランダの室外機上での栽培に移行。
室外機の高さと太陽高度の関係で、朝8時頃から午前11時頃まで陽があたり、徒長抑制と本葉生長促進を期待しています。

5.自家採種組、本葉2枚目に

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 自家採種組、本葉2枚目に
2021.09.02
ベランダ放置で根出し、8月末からベランダ栽培に移行させた自家採種ビビとラビット系ビオラ、少し脱落者は出てるものの本葉2枚目に。
気になるのは、本葉1枚目が黄変してる株が出てきたこと。腰水潅水が多すぎるかな。

6.自家採種ビオラの植え替え1回目

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 自家採種ビオラの植え替え1回目
2021.9.5
本葉4枚で植え替え予定だったが混み合ってきたので本葉2枚で各12株(ビビ系のクリアオーシャンとヘブンリーブルー、ラビット系の夜空ノムコウとラビットイヤーズ)を1株ずつジフィーストリップに植え替え。
2号ポット経由で3号ポットに植え替え説もあるが、オザキフラワーパークにポットとラックを買いに行く交通費よりもジフィーストリップの方が安いし、昨年同様に省スペースのベランダ栽培を採用。

7.本葉が3枚に

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 本葉が3枚に
2021.09.10
ビビ系のクリアオーシャンとヘブンリーブルー、ラビット系の夜空ノムコウとラビットイヤーズは本葉3枚に。
ビビ系のスパークブルーは生長の進んでいる6株は1回目の植え替えで1株ずつジフィーストリップに植え替え。
本葉5~6枚で葉が大きくなったら3号ポットへお引越し。今日、育苗トレイ3個と初挑戦のYポット(サカタのタネ)を80個追加注文。

8.ベランダ陽あたりですくすく生長中

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 ベランダ陽あたりですくすく生長中
2021.09.13
午前中に3時間ほど陽があたるベランダの奥で、クリアオーシャン(画像左側)、ヘブンリーブルー(画像右側)、スパークブルー、夜空ノムコウ、バニーイヤーズの本葉が3~4枚に。

9.3号ポット上げ

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 3号ポット上げ
2021.09.19
4×6育苗用トレーにサカタのYポットを4個、次に安い黒色ビニールポットを8個並べ、鉢底ネットを敷き、赤玉土中粒を1~2層追加。
ハイポネックスの培養土と赤玉土小粒を3:1で混合したものを1センチ程を入れ、縁を切り取ったジフィーストリップをポットの中央にほおり込み、周囲から培養土を流し込み。
タップリと水やり後、ベランダの陽向で栽培再開。翌日、マグアンプKを株の周囲に施肥予定。

10.苗床終い

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 苗床終い
2021.09.21
お盆に、根出しさせた種子(ビビ系のクリアオーシャンとヘブンリーブルー、ラビット系の夜空ノムコウとバニーイヤーズ)を5個ずつジフィーストリップに蒔き、生長が早い株は1株ずつ(合計12株)ジフィーストリップで育てた後、3号ポットあげを済ませました。
ポット組で脱落者は出ないので、補植用として残していた苗床は各区画で最も大きい苗を一株残すように間引きを実施し、苗床終い。

11.お盆蒔きビオラ、脱落者無し

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 お盆蒔きビオラ、脱落者無し
2021.09.28
お盆に根出しを始めて夏蒔きしたビオラ達、苗床以降脱落者を出さず、順調に生育中。
昨年が10月第1週の種蒔きから年末開花なので、10月末あたりの開花を期待。
同じ青系ビビのスパークブルーはおまけに蒔いた品種で、作業がいつも後回しになり、生育が少し遅れてます。

12.バニーイヤーズに蕾 注目!

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 バニーイヤーズに蕾
2021.10.10
3株の花芽がすっと伸びて濃赤紫色に染まり、1株では半開とあと一歩。

2021.10.05
株が一番しっかりしているビビ・ヘブンリーブルーの開花が最初かなと予想していたら、バニーイヤーズの方でポツポツと花芽が上がっていました。
お盆蒔きだと、2カ月で開花するようです。
昨年の10月初め蒔きのビビの開花は年末でしたが。

13.ビビ・クリアオーシャンに蕾 注目!

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 ビビ・クリアオーシャンに蕾
2021.10.10
濃い青色の花ですが、蕾が水色に変わりました。

2021.10.06
昨日のビオラ・バニーイヤーズに続き、ビビ・クリアオーシャンの元気モリモリの株でも蕾を見つけました。
夏蒔きだと種蒔きから2カ月で開花するようです。

14.夜空ノムコウとヘブンリーブルーに花芽

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 夜空ノムコウとヘブンリーブルーに花芽
2021.10.08
お盆蒔きのラビット系ビオラの夜空ノムコウにも花芽ができ(画像)、ビビ・ヘブンリーブルーは根元から花芽が伸び始めました。

同じ青系で作業がいつも後回しになっているビビ・スパークブルー、初挑戦の見元園芸のラビット系ビオラ4種は3号ポット一杯に株がまだ生長せず、花芽形成は半月ほど遅れるかな。

15.クリアオーシャン、開花始まる

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 クリアオーシャン、開花始まる
2021.10.11
F1ビビ・クリアオーシャンの自家採種種子由来株から花が咲いたけど、親にはやはり似てないんですね。

2021.10.15
現在、合計6株咲き、親には3株だけ。
F1の性か。

16.バニーイヤーズ、開花始まる

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 バニーイヤーズ、開花始まる
2021.10.11
実生系のはずのバニーイヤーズの自家採種種子由来の株が花を咲かせました。一応ラビット系ですが、花色も下唇弁の中央側が白く抜けないなど親に似ていません。
2021.10.15
赤紫色ラビット系が4株咲いた後、想定外の白花がたくさん咲きだしました。花壇植えの親株だったので、近くにいたF1ビビ・ヘブンリーブルーやフローラルパワー・クリームイエローリップとミツバチを介して交雑したか?

17.採種用に一株植え

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 採種用に一株植え
2021.10.18
今春種子をあまり集められなかった小輪ラビット系ビオラの夜空ノムコウと、花壇植えで近くのビビ系ビオラと交雑して白花や紫花に変わったF1株の種子を来春集めるために一株ずつ5号鉢に定植。
マンションの上から2番目の階なのでミツバチさん達があまり遊びに来てくれず、寄せ植えにして混み合うと実ができにくいので、その対策です。小さい鉢に植え、7種類のラビット系ビオラを順に室内で楽しみます。

18.矮性カスミソウと寄せ植え

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 矮性カスミソウと寄せ植え
2021.10.20
矮性カスミソウ・ジプシーディープローズが背伸びし始めたので、まず一株を周囲にビオラ・バニーイヤーズの自家採種F1株、F1ビビ・クリアオーシャン、ヘブンリーブルーの自家採種株(F2)を配置して平鉢に定植。
F1ビビ・スパークブルーの自家採種株は、花がまだ咲かないので、今回は見送り。

19.バニーイヤーズのF1株の花色 注目!

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 バニーイヤーズのF1株の花色
2021.10.28
花壇に1株だけ植えたバニーイヤーズが、周囲に植えたF1ビビ達と自然交雑し、片親がだれだか判らない花を咲かせています。
紫花株が一番多く、次は白花株です、

20.花壇植えF1クリアオーシャンのF2の花色 注目!

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 花壇植えF1クリアオーシャンのF2の花色
2021.10.28
花壇に植えたF1ビビ・クリアオーシャンが、周囲に植えた他のF1ビビ品種などと自然交雑し、片親がだれだか判らない花を咲かせています。

21.花壇植えF1ヘブンリーブルーのF2の花色 注目!

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 花壇植えF1ヘブンリーブルーのF2の花色
2021.10.28
花壇に植えたF1ビビ・ヘブンリーブルーが、周囲に植えた他のF1ビビ品種などと自然交雑し、片親がだれだか判らない花を咲かせています。

22.スパークブルー開花

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 スパークブルー開花
2021.11.06
育てる株数は半分、お世話は三の次だったビオラF1ビビ・スパークブルーのF2がやっと開花。
この株は交雑してない親似ですね。

23.寄せ植え鉢は花いっぱいに 注目!

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 寄せ植え鉢は花いっぱいに
親株に似てそうな開花株を寄せ植えにし、なんとかなったかな?
種蒔きから60株ほど育て、手元に残したのはこれだけ。
お嫁入りしたり、ご近所の皆さんに楽しんでいただいたり。

24.夜空ノムコウ

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 夜空ノムコウ
昨シーズン同様に、ハイポネックスの培養土と赤玉土小粒の2:1混合だとスクスク生長するものの、花柄が伸び、上に向かって生長すると茎も伸び、草姿が乱れます。
ビオラのプランター栽培に使用している赤玉土と鹿沼土の小粒と完熟腐葉土の2:1混合だといずれも抑制されてコンパクトな草姿が保たれるようです。ゆっくり生長させるのが良いのかも。

25.2023春に向けての微小輪ビオラの種蒔き

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 2023春に向けての微小輪ビオラの種蒔き
今春採種した微小輪ビオラのロイヤルショコラ、ピンクドリームラビット、野うさぎミーモ、夜空ノムコウ、ブルーラビット(上段中央から時計回り)とインディゴブルーラビットの栽培をスタートしました。
発芽率は良好です。
2022.09.19

26.バニーイヤーズ交雑種の種蒔き

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 バニーイヤーズ交雑種の種蒔き
自家採種したバニーイヤーズの種蒔きしたら、今春、青色、紫色、赤白混じりの花が咲き、こっちの方が青花好きにはオリジナルより格段に良いので、紫花、赤白混じり、青花(画像左上から時計回り)の交雑種の種蒔きをしました。形質が定着してるのか楽しみにしています。
ビビ・クリアオーシャン、ヘブンリーブルー、スパークブルー、ライトローズ・ウィズブロッチは購入種子の残りを蒔きました。
2022.09.19

27.F1ビビが咲き始めました

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 F1ビビが咲き始めました
毎年知人に配布しているタキイ種苗のF1ビビが、ライトローズウイズブロッチ、ヘブンリーブルー、スパークブルー、クリアオーシャンへと咲き始めました。
クリアオーシャンは遅咲きです。
購入種子からのビビの栽培なら、花色が安定しています。
2022.12.10

28.2024年春は極小輪ビオラだけ

ビオラの種からのベランダ栽培2021-2023 2024年春は極小輪ビオラだけ
2023/12/25
とうとうマンション大規模修繕工事の年となり、種播きしたのは採種が大変な極小輪ビオラだけ。
グランバニーブルースカイとシルキーピンクは良い感じに生長・開花し、定番品種にできたらうれしいな。

開花期

収穫期

わたしの育て方

栽培環境:時おり強風が襲う、マンションの南東側ベランダ。
水やり:基本的には、朝、表土が乾いている鉢にたっぷりと。
肥料:マグアンプK,液肥はハイポネックス。
病気と害虫:ウドンコ病、アブラムシ、ハダニ。
用土と鉢:基本的には、用土はハイポネックスの種まき用土と草花栽培用土、鉢は根はり鉢とプランター。
主な作業:8月中旬に根出しと植え付け、9~10月に3号ポットに植え替え、11月に定植の予定。
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