マコデス考察中

植物名 ジュエル・オーキッド
品種名 マコデス・ペトラ
地域 東京都 場所 室内 栽培形態 鉢植え
日当たり 明るい日陰 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

マコデス考察中

マコデス考察中

作成日:2013/04/09
最終更新日:2013/06/23

そだレポ「マコデス迷走中」から「マコデス考察中」へ引き続きのレポです。
これまでの経験をふまえ、この宝石の様なラン科のマコデスを美しく育てる為に、自己流栽培の道は更に続きます。
ご支援ヨロシクお願いしまっす!

そだレポ「マコデス迷走中」はこちら
http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=1873

  • 葉っぱクルリン現象

    1

  • 寝植え実行&解説

    2

  • 根っこちゃん

    3

  • 三者三様 マコデスの道

    4

  • 寝植えの植え直し

    5

  • 鉢植え組に苔玉投入!

    6

  • 朗報と訃報

    7

  • 現在の栽培環境

    8

  • クワハウスについて

    9

  • マコデスに花芽!

    10

1.葉っぱクルリン現象 注目!

マコデス考察中 葉っぱクルリン現象
2013/4/7
葉が外側にクルリンと丸まってしまう事があります。
原因としては、光量不足や空中湿度不足、また特に上部の葉に起きやすいので根と葉のバランス状態もあるように思えます。
生息地では、地中で横になった1本の茎から複数の芽を出している様なので「上に伸びたいのではなく、横に広がりたい、半匍匐性の性質があり=根は地面に近い葉を優先に育てたがっているのかも?」と勝手な憶測→近々寝植え予定です。

2.寝植え実行&解説 注目!

マコデス考察中 寝植え実行&解説
2013/4/12
途中の脇芽を折ってしまい(汗)
予定より早めですが急遽、寝植え実行しました!
*写真は、各部位と植え付け後の図説

各部解説
① 根も数カ所出ている子株
→ 切り離し株分け
② 過って折ってしまった脇芽
→ 根出し必要の為、密閉容器にて培養
③ 御本体
→ そのまま寝かせて植え替え

3.根っこちゃん 注目!

マコデス考察中 根っこちゃん
2013/4/12
根の状態を拡大してます。
黄色の矢印のところが全て根っこちゃんです。

子株は中央と、その上の水苔が絡まってる部分にも「チョビ根」があり、破線方向に長めの根が生えてます。

親株は2本の根と、茎の途中から「コチョビ根」が出かかってます。
これは、水苔襟巻きのおかげですね!
他の観葉植物のように、
『マコデスも水苔巻によって根だしが可能』
だとわかりました!! 嬉し〜〜〜!!

4.三者三様 マコデスの道

マコデス考察中 三者三様 マコデスの道
2013/4/13
三者三様、現在の姿を記念撮影しておきまっす〜

左 根付き子株
<今まで通りガラス瓶の中で栽培中・蓋は隙間開け基本に
中 寝植えマコデスと仲間達
<蓋が開閉出来るジュエリーケース・こうやって隙間開けを基本に
右 根無し脇芽
<ガラスのジュエルケースを加工し、密閉栽培出来るようにしました

器も色々楽しんで栽培してまっす〜〜
だって、ジュエル・オーキッドだもんネ!テヘ

5.寝植えの植え直し 注目!

マコデス考察中 寝植えの植え直し
2013/4/30
根出し寝植えは「全体を寝かせ、茎は表面に出ていた方がいい」と教わり、ガラスケースの根出し組を植え直しました!

先端が垂直に立ち上がって来ると、その部分から根が出る、或いは根が出た所を基点に立ち上がる?そうなれば強い株になる!

ついでに、底面に軽石を加え、現在、
底網→軽石→水苔 の順での植え床です。
*ケースの縁は周囲から空気が入りやすいように、石を大目に入れてみました。

6.鉢植え組に苔玉投入! 注目!

マコデス考察中 鉢植え組に苔玉投入!
2013/4/30
容器内の湿度確保で、kuritakeさんがオアシスを使用してると聞き、それをヒントに『苔玉と炭に植栽した苔』を4日ほど前から投入しました!
それに伴い、こちらも底面に軽石を敷き詰めました。

霧吹きだけで中の湿度を上げるより、管理が楽ちんでっす!
見た目も可愛いし、一石二鳥〜

※苔玉は2ヶ用意して、一日交替で外に出し育生を促進してます。又苔玉と炭苔は毎朝水にくぐらせてます。

7.朗報と訃報 注目!

マコデス考察中 朗報と訃報
2013/5/6
朗報:
写真赤丸囲みは根が出てきた部分の拡大。
左は明らかに根だが、右は芽かもしれない???
(見易くするためにちょと水苔をどかしたが、通常もう少し隠れている感じ)

訃報:
中央の青矢印部分は、カビ菌か病原菌かわからないが、黒く腐ったようにしなびた箇所。
この部分は、あのポロッと取れた脇芽が出ていた所。
切り離すべきだよなぁ。。

尚、あの根無し脇芽は撃沈しました(涙)

8.現在の栽培環境

マコデス考察中 現在の栽培環境
2013/6/23
ジュエルケース内で根を出したモノはそれぞれ鉢植えにし、クワハウス(クワガタとか昆虫を育成するガラスケース)内で管理している。
気温が上がってきたので最近は上部のガラスは外し、前面は下から空気が入るように3㎝ほど開けている。
瓶の方は、蓋を取りっぱなし。

9.クワハウスについて 注目!

マコデス考察中 クワハウスについて
昆虫を育成するためのガラスケースなので、
前面下部と上部は穴あきステンレスが張られている。
又、上部だけでなく前面ガラスも取り外せるので、植物の出し入れや、湿度調整&空調管理がしやすくて気に入っているっす。
写真はケースのサイドから見た状態。
下にプラスノコ&軽石を敷いている。

余談だが、何が嬉しいって大好きな苔も美しく維持管理できてるっす〜

10.マコデスに花芽! 注目!

マコデス考察中 マコデスに花芽!
写真は昨日2013/6/22に撮影・メロンカラーのマコデス・ペトラsp

6/16日辺りから花芽が見え始め、徐々に茎を生長させている。
初めてのマコデス花芽に喜び!!
だが、
花が咲いたら枯れる?っちゅー噂も聞いたことあるので、不安〜〜〜〜〜

ここでもまた、喜びと不安、期待と懇願、に揺さぶられる。
ジュエルオーキッドが心を捉えるのは、見栄えだけでなく、恋愛の様に心を揺らすからでは??
つづく

わたしの育て方

自己流栽培の道を究めるべく「そだレポ・マコデス迷走中」から「マコデス考察中」へ引き続いてます!
これまでの経験から見えてきたこと、新たに実行していることも加え、
現状の栽培方法を下記に記載しました。
これからちゃんと育てたい方の為に、見聞きした良さげな情報も、耳)として記載しときます。
※マコデス迷走中で、耳)と記載した事も、実行しているものは、耳)を外しました。
●は、追記と変更です。

【栽培環境】
・年間通して明るい室内
・直射日光にはあてない(直射が入る時期はガーゼ1枚越しの光り)
・空中湿度管理のため、ガラスケースに水切り網を敷き、そこに鉢を入れている
●ケース底を、水切り網→軽石に変えた(2013,04,30
●季節がら室内への太陽光量が少なくなったので、LEDで光量を補う(2013,04,30〜秋までの予定

【水やり】
・鉢上部の水苔が乾いてきたら、しとっと鉢底から水滴る程度
コツ)植え付け時の水苔の状態を維持する気持ちで、乾かし過ぎない!濡らし過ぎない!
※鉢の上部が乾いていても、鉢底は湿っていることもある。
底穴から指で湿り気を確認し、あまり湿っているようだったら霧吹きで補う程度
・空中湿度を保つ
 湿度管理を怠ると葉が反る原因になるので、葉や容器内に霧吹きしている

●容器内の湿度が保てるように『苔玉&炭に植えた苔』を投入した(2013,04,30

【用土と鉢&保湿容器】
・素焼き鉢(口径4㎝×高さ6㎝)に植え付けたモノを、蓋付きガラスケースに入れている
・水苔植え
※植え込み時の注意点
根の育生を意識して、空気が入りやすいようにフワフワさっくり植え付ける
(水苔をギュウギュウに入れると、鉢内が過湿になり空気が入りにくくなる)
また、こうして植え付けると、鉢の上部と下部の状態が均一に近くなる
植え付け時の水苔状態は、
乾燥水苔を水に浸したものを手で軽くギュッと絞り、水が滴らない程度で

【主な作業】
・霧吹き!・・・葉は乾燥に弱いので、冬場は特に霧吹きで空中湿度を保つ
・湿度調整と空気循環のために、昼はガラスケースの蓋を開け、夜は閉めるようにしている

【肥料】
・今のところやってない

【病害虫】
・今のところない

【これまでに感じたこと】
相変わらず気むずかしいですが、徐々に見えてきたことは、
①直射光は避けるが、十分な明るさは必要!
②鉢内の湿度は低めに!空中湿度は高めに!
③植え込み材の水苔は、鉢の上部も下部も全体が同じ湿度状態であることが好ましい
 ↑上記、※植え込み時の注意点参照
④葉が外側に丸まる原因は「光量不足か空中湿度不足」と聞いたが、
下部の葉より上部に葉に起こりやすいのは、根の発育とも関係してるのでは?とも感じる。
耳)生息地では、地中で横になった1本の茎から複数の芽を出しているらしい。
この点からも「上に伸びたいのではなく、横に広がりたい、半匍匐性の性質」があり=根は地面に近い葉を優先に育てたがっているのかも? と勝手な推測段階です。
   ↓
●自生地の写真及び現地へ行った栽培家の方の説明でわかったが
『上方に伸びては強い雨風に倒され、横になった部分から根を張り、また上方に伸びる』ということだった!


コレだ!という栽培方法がまだハッキリ言い切れない状態ですが、
上記をふまえ、育成は迷走から考察栽培へと徐々に進化しつつありますです。
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