1.種蒔き(根出し)開始
2021/11/21
2021.11.13 タキイ種苗サイトで青花の品種カンヌ・ディープブルーをポチリ、種子の到着待ち。それまで、種蒔き用土に蒔くか、ペーパータオル上で湿潤低温処理して発根したものから順にジフィーストリップに植え込むか、思案中。
11月15日 種子発送通知
11月17日 デルフィニウム(オオヒエンソウ;シネンシス・デジタルピンクとオーロラ・ブルーインプ)の夏蒔きでは発芽も育苗も昨年の課題を解決。そこでデルフィニウム属からはじき出されたチドリソウ(ヒエンソウ)も同じ種蒔き法を適用。
iPhone SEケースにペーパータオルを四重に敷いて吸水させ、種子を16粒並べ、アルミフォイルで包み、ベランダの日陰に静置。
11月21日 発根予想日だけど変化無し。
2.発根始まる
2021/11/22
種子の尖った角の種皮がひび割れし、発根が始まりました。
デルフィニウムだと一晩で1センチ余り、根が伸びてしまうので、今日から発根した種子から順に、花ごころの種蒔き培養土を入れたジフィーストリップに植え込みます。
3.種蒔き
2021/11/23
赤玉土中粒でジフィーストリップの底を塞ぎ、花ごころの種蒔き用土を縁迄入れ、霧吹きで給水。
左手のピンセットで種子の尖っている部分(根が出る場所)が下になるように濡れたキッチンペーパーの上から種皮が割れた種子を拾い出し、右手の楊枝で土に窪みを付け、その上にピンセットで挟んだ種子を上から落し込み、砂を数粒掛けて終了。
4株あれば十分なのでポット4個に4粒ずつ播き、後日間引く予定。
4.黄緑の双葉が4つ(種蒔きから12日)
2021/11/29
2021.11.29 発芽が少し進み、黄緑の双葉は合計4株に。
日中、陽向に出しておいたのに、ひとつも双葉が開きません。
発根に続いて、堅い種皮を脱ぐのが、大きな試練!
2021.11.28(種蒔き開始から11日目)4区画でそれぞれ1,2,3,4個の発芽開始を確認。
2021.11.24 ベッドの隣の本棚に置いていたポットを午後遅くチェックすると、乾いちゃってる!湿度20%未満だと、丸一日持たないのか。
急いで上から霧を吹き、底面吸水させ、ダイニングテーブルの上に移動。4株で良いんだけど、ドキドキ、発芽してくれるかな?
5.現在発芽率75%(種蒔きから14日)
2021/12/06
2021.12.06 発芽率94% (15/16) に。来シーズンの種蒔きは8粒
2021.12.01 現在、種子を16粒蒔いて双葉が12個の発芽率75%。
土から出ようとしてる芽生えが2個と、種蒔き適期を過ぎてるけど、順調な滑り出し。
2021.12.08 種蒔き開始から21日目で、最初の芽生えに本葉のかけらが現れました。
一方、最後の15番目の芽生えは、天候不良のため、室内管理が続いて徒長。これは間引いても問題無いが、ポット上げする8株をどう選別するか?
ジフィーストリップのまま3号ポットに植え込みました。
6.本葉が2枚に(種蒔きから36日)
2021/12/23
12月下旬に入り、遅蒔きながら本葉2枚へと生長。
夏播きの草花の定植が済み、今年のベランダ園芸は終了的になってて水やりを忘れてしまいそうなので、明日、注文した5号鉢が届いたら、植え替える予定。
2021/12/23
趣味の園芸の皆さんに背中を押され、本葉も伸び始めてきたので、苗の数を半減。
2021.12.10(種蒔きから23日)
7.冬越しは5号鉢(種蒔きから37日)
2021/12/26
2021.12.26 本葉三四枚目が出現。
2021.12.24 他の草花のお世話が片付き、水やりミスで枯らしてしまうリスクがあるのは3号ポット12個。
実際、葉が繁り過ぎてるビオラ・ハリーの冒険を一つしおらせてしまった。
そこで、株間を拡げて5号鉢二つに4ポットの苗をまとめ、冬越しへ。
近縁のデルフィニウムと同じなら、本葉四五枚で頑張ってくれるだろう。
8.本葉が2対目に
2022/01/12
真冬の陽射しの下で、本葉2対目へと順調に生長中。
花期はずっと先だし、春になれば温かなベランダで遅蒔きのハンデを克服してくれるだろう。
9.本葉3対目に
11月下旬という遅蒔きのハンデながら、2ヶ月経って本葉3対目が展開してきました。
徒長の素振りは全くなく、また、生長遅れの株も現れず、2回目の間引きの目処がたちそうもありません。
一方、本葉10枚以上で冬越しに突入した、9月初め蒔きのデルフィニウム・シネンシス・デジタルピンクは寒くなるにつれて下葉から黄変が始まり、残り3枚前後になりました。
やはり、ウサギはカメさんに負けちゃうんでしょうか?
10.本葉が5対に
2022/02/11
真冬でも順調に徒長知らずで生長し、種蒔きから3ヶ月弱で本葉が5対ほどになりました。
11.6号に鉢増し
4株ずつ、5号鉢で2つで育ててきましたが、間引きくような生長遅れの株はいません。
ビオラの後継としてベランダで頑張って欲しいので、株間を拡げて6号鉢に鉢増ししました。
12.6号鉢じゃ無理?
2022/03/20
春の温かさで、種蒔きチドリソウ達はすくすく生長し、6号鉢で咲かせる予定が危なくなりそうです。
これに収まって欲しい。
13.8号へ鉢増し
2022/04/09
天気が良いと、しなーっと水切れするようになったので、6号から8号へと鉢増ししました。
鉢を叩いても出てこず、金属棒を鉢の内壁に沿ってぶすぶすと刺し、やっとのことで植え替え終了。
歩道で見かけたチドリソウは細かったので、デルフィニウム・シネンシス程度のつもりでいたら花茎がずっと太く、草丈も30センチ位になったので、強風で折れないように胡蝶蘭の支柱で固定しました。
14.開花準備中
草丈は70〜80センチへと生長し、蕾だらけとなり、デルフィニウム・シネンシスのように可愛く青い花を咲かせてくれるという期待をぶち破っています。
膨らんでる蕾もあるので、デルフィニウム・シネンシス・デジタルピンク共々、ゴールデンウイーク中に咲き始めるかも。
15.蕾が膨らんできました
2022/05/07
11月末に種蒔きしたチドリソウ・カンヌブルーは、草丈1メートルに生長し、主軸も枝も蕾でいっぱいになりました。
蕾はところどころぷっくらと膨れていて、そろそろ咲き始めるようです。
16.咲き始めました
2022/05/14
蕾でいっぱいのが4株、草丈1メートルに育ち、咲き始めました。
たくさんの紫色の千鳥が舞い飛ぶベランダに期待します。
17.チドリソウ、咲き進む
茎頂の方から菫色の花が咲き進んできました。
11月末蒔きにしては、チドリソウもデルフィニウムに続き、栽培は大成功。一鉢じゃなくて二鉢に欲張ったのも大正解。
でも、欲しかっのは一重のチドリだなと、反省中。
18.満開かな
2022/05/26
太い花茎では下の部分から実に変わってきたので、初めて種から栽培したチドリソウはもう満開かな。
19.やはり一年草
デルフィニウムの近縁種なので夏越しチャレンジできるかと期待してたけど、実ができ始めると下から葉が枯れ上がってくる株が現れました。
やっぱり、一年草なんだ。
連作障害もあり、鉢が片付けはすっきりし、夏越しの手間もかからない。
20.初めての種採り、収量は?
2022/06/26
2022.06.26 梅雨のさなかに猛暑と強い南風が続くので、残っていたビオラと一緒にチドリソウの鉢も片付けました。
種の収量は合わせて10ml、死ぬまでに使い切れそうもない。
太っちょの実を三個ていど収穫すれば十分だな。
2022.06.19 8株中3株は花が終わって下から枯れ上がり、根元で切って始末。デルフィニウム同様、実が黄変し、鞘が開いてきたら、真っ黒な種ができています。
21.2022年秋の種蒔き:湿潤低温処理
2022/09/18
購入種子(画像右)、今春の自家採取種子(画像中央)のチドリソウと自家採取のデルフィニウム・オーロラ・ブルーインプの種子(画像左)の休眠打破をスタートしました。
22.2022年秋の発芽
2022/10/20
自家採り種子のチドリソウ(左側の4ポット)もデルフィニウム・オーロラ・ブルーインプ(右端の2ポット)も順調に発芽してきました。
23.本葉が出てきた
2022/10/29
2022.10.29 本葉二対目へと生長中。栽培はデルフィニウムよりずっと楽ちん。
2021.11.28 本葉が出てきました。芽生えの数はたっぷり、間引ける位に十分に。
4株ずつ株間の距離を整えてポット上げ。
昨シーズンの結果を踏まえ、七号根張り鉢に定植する際、再び株間を整えるだけで間引きません。
24.6号鉢に仮定植
2022/11/08
昨シーズンの1月中旬位のサイズになりました。
3号ポットに植え込んだ4株の間隔を拡げつつ、6号根張り鉢に植え替えました。
チドリソウの株張りはエラータム系のデルフィニウムより貧弱なので、風で倒れないよう、最終的には7号鉢に植え替える予定です。
追記:2022.11.25
6対目の本葉が展開してきました。
昨年の2月中旬頃の生育状況です。
冬越しなのでしばらくコンパクトで十分なんだけど。
25.抽苔し、蕾ができる
2022/12/24
二鉢とも抽苔し始める株が現れ(12月8日)、真冬だというのに昨年の四月中旬位の生長段階になってしまいました。
そこで、矮化剤ビーナインの百倍希釈水溶液を1週間おきに3回噴霧して抽苔を抑えました。
まだクリスマスイブだっていうのに茎頂には蕾ができてるので、開花一番乗りへの挑戦を許可することにしました。
26.矮化剤処理が効いた株は満開
2023/04/06
矮化剤ビーナインが効いた株は背丈が低く、茎も細いままで早咲きし、既に満開になったので切り花としてリビングで楽しむことにしました。
矮化剤が効かなかった株は草丈1m程度に生長し、4月末か5月の連休頃が満開かな。
27.矮化剤が効かなかった株が開花
2023/04/22
矮化剤が効かなかった株は草丈1.2メートルに生長し、咲き始めました。
強風で倒されたらそのまま寝かせてたので、花穂の上の方はくねくねしています。
面倒みきれないことと、特等席をデルフィニウムに明け渡すため、移動させてベランダの手摺りに固定しました。
紫花より、一重の青花が好きなので、この品種の栽培はこれで終了。
28.2024年春に向けて育苗中
2023/11/02
チドリソウ・マーベラスピンク(タキイ種苗からの購入種子)とカンヌディープブルー(自家採取種子)を9月半ばに冷蔵庫内で湿潤低温処理し、ジフィーストリップを利用して発芽後に3号ポットに移植して育苗中(品種名は左上から時計回り)。
11月末には定植しなければならないような生長スピードです。
29.マーベラスピンクも開花
2024/01/03
時期外れに抽苔した一部の株で、12月28日に咲き始めたカンヌディープブルーに続き、マーベラスピンクも開花、
30.普通に生長中の苗達
2024/02/04
年末年始に抽苔して咲き始めた株以外も順調に生長し、草丈は40センチ超えになりました。
夏、播磨坂の一つ東の吹上坂を散歩していた際に、歩道の植え込みで見つけ(画像)、さほど大きくはならなさそうなのと、ビビッドな青い花が気に入りました。
種蒔きしようか迷っていましたが、夏蒔き草花の世話が一段落し、チドリソウでしばらく遊んでみることにしました。