1.はじめに
冬型のラケナリアなら置き場所にも気を遣わず、外に放っておいても大丈夫♪
とばかりに、いくつかポチってしまったラケナリアの1つw
今年の冬はラニーニャの影響でかなり寒そうなので、芽出しから育苗まで室内管理にしようと思います。
が、置き場所が見つかりませんw
ラケナリアらしからぬ形状の品種で、ラケナリア・パツラの乾燥地帯特化型(デザートタイプ)といった風貌です。
花はマッソニアに似ています。
2.播種(2021/11/24)
今回は播種の時期も遅いし、面倒くさいし…w
で、メネデールによる種子の給水はしません♪
鉢は9x9cmの薄手のセルロースポットを2枚重ねて使用します。
土は底から3/4ほどに汎用園芸用土、赤玉土、腐葉土を混ぜた土、残り1/4に種蒔き用の土、と2段構えです。
小さめの植物なので、このポットのまま2~3年育てたいので…
下の土には少量の元肥を仕込みました。
で、1ポットに5粒播種しました。
3.生えてきた(2021/12/10)
播種から2週間チョット。
発芽を確認です♪
かな~り小さい芽ですけど…
黒い種皮を被ったままヒョロリと芽が伸びています。
なんかウォーズマンを思わせる佇(たたず)まいw
まだ1本しか生えて来ていませんが~
これから続々と出てこい、芽よぉ♪
4.なんか変な感じ(2021/12/15)
なんか変な感じになってますw
ウォーズマンの根元から新たな葉っぱが出てきました。
で、ウォーズマンの方は成長を止めています。
う~ん…
ウォーズマンが子葉で新たに生えて来たのが本葉ですかね…
他にも1つ、同じようにウォーズマンの付け根から葉を出し始めた芽があります。
どうやら、この成長過程が普通のようです♪
他のラケナリアもこうだったっけ?
こんなブイブイ言わせてたっけ?w
5.枯れ尾花(2021/12/18)
正体見たり枯れ尾花♪
ウォーズマンと新たな葉っぱの関係性がわかりました。
写真のような感じでウォーズマンから葉が出ています。
「単子葉 発芽」でネットを調べると、わかりやすい画像がいくつか見つかりました。
やはりウォーズマンが子葉で新たな葉っぱが本葉のようです。
と、地道にのんびり知識を重ねてゆく楽しさと。
あっという間に忘れ去る加齢の現実w
双方をしっかり楽しみながら進みます♪
6.玉砕ス(2022/01 … 中旬)
種蒔きで一番大切な事。
「蒔く時期」
それは、これまでも痛感していたのですが…
再度痛感w
発芽率はかなり良かったのですが、如何せん室内栽培。
しかも冬も本番になる頃の発芽。
発芽から数日で一気にヒョロっと徒長気味に伸びた芽は、すぐに成長を止め…
1本、また1本と地に倒れ、茶色く萎れていきました。
そして春を迎えることなく、あっという間に全滅。
再挑戦を誓い、一旦休筆。
わたしの育て方
埼玉県南西部の平野部市街地(Hardiness Zone:9a)で栽培。
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=633106
🌱栽培環境
とりあえず室内管理で芽出し。
🌱水やり
発芽までは、土がしっとり濡れている環境を維持。
🌱肥料
発芽までは肥料無し。
芽がしっかりしてきたら10日に1回ほどメネデールを。
発芽から1~2ヶ月ほどで月1回の薄めの液肥に切り替え。
🌱病気と害虫
不明。
🌱用土と鉢
鉢は9x9cmの角型セルロースポット(2重)。
土は最も細かいフルイにかけた花壇・庭づくりの土(5):赤玉土中粒(3):腐葉土(2)。
種子を蒔く表土2cmほどは「さし芽・種まきの土」(粂谷商店)。
※「花壇・庭づくりの土」(Lixilビバ)
🌱主な作業
植え替え、鉢増し、花ガラ摘み、潅水 etc.
休眠時の球根管理。
■□■ 栽培者のつぶやき ■□■
💬2021/11/24
下層に敷いた生育用の土の元肥。
骨粉、牡蠣殻粉は一鉢1~2つまみほど。
炭化鶏糞は小さじ半杯ほど。
マグアンプは底の方に10粒ほど。
ちなみに覆土は1mmで、更に保水を目的に表土に薄っすらバーミキュライトの細粒をまぶしました。
💬2021/12/11
2本目の発芽を確認。
💬2021/12/12
3本目の発芽を確認。
💬2021/12/13
4本目の発芽を確認。
💬2022/01/13
5本目の発芽を確認。
パーフェクトっ♪
💬2022/03/06
ほぼ全ての芽が、最初の数日で徒長気味に一気に伸び、すぐに成長が止まりました。
その後、細い芽から順に、バタリ、バタリと倒れてゆきました。
秋には発芽させて、よ~く陽に当てて体力をつけさせないと、冬型植物といえど越冬はキビシイですねw
南アフリカの西部、西ケープ州と北ケープ州の州境辺りの比較的狭い地域に分布する冬型の球根植物。
砂や砂利の平地から、花崗岩の丘にコロニーを作って自生する。
長さ5~10cm程度で幅が1~4mm程度の細長い葉を数~十数本根生させる。
花には花弁が無く、黄色い花粉をつけた白い雄しべだけが目立つ独特の形状で、強い芳香を放つ。
更に花茎が非常に短く、葉の中心から直接咲いているように見える。
球根も1~1.5cmと小さい。
ラケナリア・パツラと非常に近い種。
< USDA Hardiness Zone:9b~10b >