1.花粉親です。
2013年、びぃいなすふぁあむから購入。
花と葉っぱの色から甘粛のものと推測。
株分け品。
母は、これを地植えにして種は採らないといっていました。
2.2013年3月30日受粉。
良い花粉があったのでたっぷりめに付けています。
予備に三輪くらいかけました。
3.2013年4月半ば。子房膨らむ
予備を含めて三輪くらいにかけている花粉。
この花が一番膨らんでいます。
他は…ちょっとシイナぎみです。
4.膨らんできました。
ここ1週間は、三日ほど初夏のような暑さでした。
そのせいか大分、膨らんできました。
しかし、この鞘にいったいいくら入っているのかは…最後まで分かりません。
5.こちらはシイナです。
この花は、残念ながらシイナですね。
チベタはなかなか実が実りにくいです。
また、この花の花茎根元が立枯れ病に掛かってしまい、倒れてしまいました。
殺菌剤を根元に流し込みましたが、膨らんだ種サヤは無事で種が採れますように。
後、1カ月で採れるはず。
6.弾けそうで…弾けない
一カ月と20日が経過しました。
子房が割れています。
奥には、真っ白い種、そして少し灰色っぽい種でシワの入ったものが見えます。
でも、まだ子房にくっ付いていますのでそのままにしています。
弾けても良い時期ではありますが、自然に任せています。
7.種、取れました。
丸いクリーム色の種が採れました。
皺皺になっているものもありました。
子房の中で種が外れたけれど、気温が上がらないために子房の入口が開かずに茶こし袋に落ちていませんでした。
子房の入口を開けて皺皺の種を取りだしました。
この日は、9粒。
別の日には、5粒採れています。
合計14粒の種。
ハイブリットよりも取れる数は少ないですね。
母株へのダメージを考えるとこれくらいがいいかも。
8.2014年3月。発芽
発芽してきました。
2013年交配で気になる交配の一つです。
チベタの血筋がどれだけ入っているのか楽しみです。
9.2014年4月
発芽数も少なくその後の生育もよくなかったせいか、たったひとつの苗だけ残りました。
それも弱弱しく…もしかしたら…全滅の兆しが…。
親株のPDのセルフ種が成長したものを母株に使うと…どうも発芽しなかったりその後の生育が悪かったりします。
綺麗な花でも親株選びは大切だと思います。
10.2014年3月
一つだけの苗です。
なんとか冬を越しましたが…大きくなるかなぁ。
表紙の写真は母株です。
私が種から育てたパーティドレス交配の花です。
銅葉色はしませんが、綺麗な鮮やかな黄色ダブルスポットです。
今年は、母が購入したチベタヌス花粉を使って色々交配作業しました。
母は、今回はチベタヌス花粉を使ってニゲルとのみ掛け合わせ、あとは花粉を使わないということだったので…好きに使わせて頂きました。