H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ

植物名 クリスマスローズ
品種名 H.アーグチフォリウス(H.argutifolius)
地域 東京都 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 明るい日陰 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ

作成日:2013/04/21
最終更新日:2016/03/08

原種の栽培は難しいと思われがちですが、けっしてそうではありません。確かに、H.セルビクスの様に繊細な原種も有りますが、ここでご紹介するH.アーグチフォリウスの様に、至って丈夫で育てやすい原種もいっぱい有ります。是非とも、クリスマスローズの原種を栽培してみて下さい。

  • 発芽から2ヶ月経ちました!

    1

  • ポット上げ

    2

  • 初の夏越し中

    3

  • 新葉の生長

    4

  • 植え替えし忘れています!

    5

  • 鉢増し(5号鉢)

    6

  • 夏越し中

    7

  • 開花しました♪

    8

1.発芽から2ヶ月経ちました!

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ 発芽から2ヶ月経ちました!
2012年に原生地(コルシカ島)で採取された種子を頂いたので撒いてみました。2013年2月に発芽して、本葉が1枚上がってきています。時折、リン酸分の多い液肥を与えています。4号鉢の中で、少々窮屈気味なので、GW頃までにはポット上げしたいと思います。苗の時期は、特に水を欲しがります。写真で、葉の表面に白色のまだら模様が見られますが、これは薬剤(殺菌剤)によるものです。(2013/04/20)

2.ポット上げ

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ ポット上げ
GW前にはと思っていましたが、ポット上げを行いました。ちょっと遅めですが、何とか頑張って欲しいです。
3号(9㎝)のロングポットに、一つずつ植え込みました。深植えにしない方が良いです。培養土は、「クリスマスローズの土」に元肥(マグァンプ中粒)を加えたものです。植え替え直後は過湿にならないように気を付けますが、乾き始めたら水やりを始めます。
(2013/05/02)

3.初の夏越し中

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ 初の夏越し中
5月に9㎝ロングポットに鉢上げしました。地上部はさほど生長していませんが、全体的にシッカリとした印象を受けます。元々、耐暑性を有する原種のため、夏越しそのものは難しくはありません。9月末には、更に鉢増ししてあげると、一気に生長するかと思います。取りあえず、暑い夏はこのままの状態です。朝だけは日光は当たりますが、昼以降は明るい日陰の場所で栽培しています。
(2013/08/01)

4.新葉の生長

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ 新葉の生長
9月中旬になり、暑さも一段落しました。綺麗な黄緑色の新葉が展開し始めています。夏場は半日陰で管理していましたが、このタイミングに鉢増しして、徐々に日当たりの良い場所で管理していこうかと思います。
(2013/09/19)

5.植え替えし忘れています!

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ 植え替えし忘れています!
秋も忙しくて、春も忙しくて、植え替え忘れました(言い訳)。
本来なら、遅くてもこの春には、鉢増ししないといけないタイミングなんですが!
大雪が降ったり、仕事が忙しかったりで(2度目の言い訳)。
それでも、そこそこ頑張って大きくなってくれました。植物の力は凄いです(植物任せ)。
この秋には鉢増ししないと、いくら元気な植物でも、スネちゃいます。
皆さんはマネしないでください。
(2014.06.18)

6.鉢増し(5号鉢) 注目!

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ 鉢増し(5号鉢)
遅れましたが、やっと鉢増しをしました。3号ロングポットから5号スリット鉢です。根鉢は無理に崩しません。
用土は、私が監修した「クリスマスローズの土」に、ゼオライト(細粒)を更に追加しました。元々、ゼオライト(小粒)が含まれていますが、これに細粒を加え、より根の活性を高めようと思います。元肥は、ハイポネックスのマグァンプ・中粒です。レバープランツのマグカリンもお薦めです。
(2014.11.22)

7.夏越し中

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ 夏越し中
遅ればせながら、昨年末に鉢増しを行ったので、どうにか来春には開花しそうな株立ちとなりました。鉢増しのタイミングが遅れた分だけ、生長が遅めとなりました。
小葉はとても元気で、綺麗な色つやを呈しています。やや銀色がかった個体もあるので面白いです。有茎種の原種を種子から栽培する方は少ないかも知れませんが、機会があれば、チャレンジしてみて下さい。
(2015.07.05)

8.開花しました♪ 注目!

H.アーグチフォリウスの種子からのそだレポ 開花しました♪
タネから育てて、途中、放置していたこともあり、開花まで時間がかかってしまいました。発芽したのが2013年なので、まる3年もかけてしまいました。
ちゃんと鉢増しして肥料をあげないといけません(笑)。
ついついさぼってしまいました。でも、そこは、クリスマスローズ・・・時間はかかっても、ちゃんと咲いてくれます。ありがたいです。嬉しいですネ。
皆さんも、種から栽培してみてください。

開花期

収穫期

わたしの育て方

原種の無茎種H.セルビクスの「そだレポ」を書いていますが、開花までにとても時間が必要なので、もう少し成長の早い有茎種の「そだレポ」を始めます。

栽培環境:自宅の北側の建物の陰になる場所で管理していますが、朝は東側から日が差し込みます。余り暗い場所だと徒長してしまうので注意して下さい。
水やり:培養土の表土が乾いたら、たっぷりと与えています。
肥料:双葉から本葉が1枚上がってきているところから始めます。培養土には元肥が入っていないので、時折水やりの代わりに薄めの液肥を与えています。
病気と害虫:特に病害中の心配は入りません。
用土と鉢:4号のスリット鉢に種蒔きした状態のまま管理しています。用土は赤玉土(小粒)に1割程炭類を加えています。5月の連休に鉢上げして、成長を促します。
みんなのコメント (0件)

ログインするとコメントの書き込み、閲覧ができます。

ログインしてコメントを書く/見る

会員登録はこちら(3ステップで簡単登録!)

投稿する植物を探す

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!