1.柿蘭の根茎
買ってきた(※年始に注文済みだった)柿蘭。ほえー、1芽か…2芽ってところですね。鹿沼土主体の山野草向け用土でした。
柿蘭の植え替え自体は、11月~2月くらいの、地上部が枯れてから行うものだそうですよ。
2022年3月26日
2.陶器鉢、鉢底穴が増やせないので
穴部分に銅製の網を敷き、上に立体鉢底ネットを被せて無理矢理排水性を上げる。まぁ、湿地製の蘭ということで不要かもしれませんが、ペレポストの蘭菌が酸素を必要とするかも?と思いまして。ちなみにペレポストの説明書きには失敗するから勝手にアレンジするなと書かれていますので自己責任で。
2022年3月26日
3.7分目くらいでペレポストに給水開始
ペレポストは3~4割体積が増えるので、少々柿蘭の芽が覗いていても、ふくらんで埋もれていきます。すりきり一杯くらいが理想なんですが…。ちょうど雨が降り始めたので、雨ざらしにして給水します。
2022年3月26日
4.ま、まあ
ペレポストの膨張率が読めなくて、こんもり山盛りに失敗すること(右)もあるよ、にんげんだもの。一粒一粒外して平らに近づけてもいいけれど、めんどうなので放置。そのうち不安定なものは鉢の移動時に崩れ落ちるからさ。
数日経つと、粒同士がくっついて、鉢を傾けた程度では崩れなくなります。また、ウォータースペースの必要の無い資材と思います。水は留まらず、水分だけ補給して、流れて終わりです。
2022年3月28日
5.一部の柿蘭、地上部に芽が出始める
だいたい5月頃が発芽とのことですが、鉢が浅いこともあり、一部の柿蘭の芽がのぞき始めました。まだ葉を展開するには至らないようですが。
湿地性の蘭につき、ほぼ毎日灌水をしています。あっ、そうそう。屋外では何の問題も無いのですが、室内でペレポストに水をジャブジャブ与えていると、表面にカビが生えたことがあります。室内栽培に使うなら、多少灌水に加減が必要そう。
2022年4月16日
6.だいたいの柿蘭で芽が地表にでる
すべてでの株ではなさそうですが、すべての種類において地表に発芽はしています。まだ葉を展開するには至らず。⑤の最速株のみそろそろ開く感じはしています。
雨が降らない限り、毎日1度灌水を継続中です。ペレポスト表面の乾き具合は考慮していません。完全にルーチンワーク化しております。
2022年4月22日
7.置き場所を検討中
ユリほどではないけれど、日が差す方向へ曲がるので、時折鉢を回す必要がある。湿地性の蘭で、日当たりを好むそうだが、これから暑くなるのに1日6時間ほど日に当たる今の場所で良いものかどうか。梅雨明けまでは現状で良いか?
2022年5月4日
8.いちばん発芽の早かった柿蘭に
蕾がついた。カラス葉柿蘭(細かい品種名不明)。これは育てて蕾が付いたと言うよりナーセリーパワーだな。でも植えた状態では芽しかなかったわけで、育て方自体は間違っていないということじゃないかな?
2022年5月7日
9.湿地性の蘭だけあって雨が大好き~
3日間の雨で、急にどれも伸びた。バラや芍薬はガタガタなのに。
たくさん植えているように見えますが、気のせいです。内2鉢は同じ品種が被っていますし。
2022年5月15日
10.カラス葉柿蘭、1輪目開花
思ったよりは花が小さいのね。買ってきたばかりの割株だからかしらん?
2022年5月22日
11.600dpi×600dpiサイズ
需要があるかわからないが、花の拡大。たしかに、柿…剥いた柿の果実のような地味系の色? まあ茶花にそんな派手な色は好まれないかもしれませんね。
2022年5月22日
12.カラス葉柿蘭、順調
ほかの柿蘭は…「加賀の緋」に蕾が見えてきたくらいです。
2022年5月27日
13.柿蘭「加賀の緋」1輪目開花
もっと株が大きくなれば花もたくさん付くのでしょうが、探した中でいちばん安いお店で購入したのでこんなもんかな(笑)
2022年6月5日
14.柿蘭・青軸素心黄花開花
派手じゃ無いけどこれはこれで綺麗。
2022年6月10日
15.屋久島黄花柿蘭開花
屋久島産の矮性種。丈は20cmないくらい。
2022年6月21日
16.あんぽ柿蘭開花
名称の由来は「あんぽ柿」の「柿色」からではあるが、自然の変異種なのか、交配種なのか不明。⑬「加賀の緋」との掛け合わせという説もあったが詳細不明。
そもそも柿蘭は微妙な色の変化で無数の別品種があるため、混ざっていても少なくとも素人目にはわからない。案外、両方混じって一括りで「あんぽ柿蘭」なのかも。
2022年7月1日
17.★よりみち★
ペレポスト、なんらかの理由(主として乾燥し過ぎ、殺菌剤の灌注など)で蘭菌が弱ってしまうと、ほかの雑菌、キノコ類などに犯されて毛管現象・団粒構造が破壊され、栄養の供給もストップするので、植えている植物が枯れることがあります。
18.7月中にすべての花は終わり…
種が出来ていない以上、あとは地上部が枯れるまでこのまま。
西日は当たらないが、まあまあ日当たりの良い場所のためか、いくぶん葉が焼けているが気にしない。
2022年8月14日
19.半数くらいの地上部が枯れた
正直に言おう。地上部だけだと信じたいのだ 笑
2022年10月10日
20.最後の1本も地上部が枯れました
地下はほんとうに無事だろうな? ペレポストは2年使うので、今年はこの状態で冬を越します。
2022年11月17日
21.再び芽が出る
昨年の株の跡がどうみても枯れているので、本当に生きているのか心配していたが、どうやら地下茎が伸びていって、別の場所から萌芽するようですね。
複数品種が前年とは違う場所から芽吹いてきています。
2023年3月27日
22.2鉢除いて芽吹いてきています
2023/04/17
その2鉢の片方が、いちばんお高い「加賀の緋」ですけどね!😱
いくぶん性質が弱いとは聞いていましたが…。仮に枯れていても、少なくとも今年は買い戻す余力なし!
2026年4月17日
23.カラス葉柿蘭(品種不詳)には蕾が
2023/05/05
そして遅ればせながら、芽が出ておらず枯れたかと思っていた2鉢にも芽が出ました。これで全株生存!しかも「加賀の緋」は1芽が2芽に増殖。1本7,000円くらいはするので、今の心情は「ひっひっひ…」といった感じです。
すべてが今期咲くとは思えませんが、枯れていなければとりあえず良し!
24.烏葉柿蘭開花
2023/05/23
烏葉柿蘭開花。
烏葉柿蘭も多種あるようだが、たいてい大きくなると葉の黒は醒めて緑に近づく。大きくなっても黒が醒めにくい烏葉柿蘭は、「烏天狗」や「大魔神」などあるが、1本2~3万円くらいするので、この2本で3000円弱ではこんなものだ。
香りは無いが、花持ちは良い。丈夫だし悪くないと思う。
25.加賀の緋開花
2023/06/09
花は一輪と誠に残念だが、3株に増えたので来年に期待。
26.青軸黄花素芯柿蘭開花
2023/06/16
こちらは3輪。いずれにせよもっと大株に育たないと花数は増えないな。
イワシャジンで使ったペレポスト、和蘭に使ってもなお余ったので、余り物のペレポストと空いている陶器鉢で、加温・冷却の必要の無い蘭として「柿蘭」をチョイス。
いままで可愛いと思ったことはありますが育てようとしたことはありませんね。湿地性の蘭で、0度になっても平気で、室内栽培の必要がないのが決め手。