めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ)

しまくじら
しまくじらさん
成功談
植物名 ユズ類
品種名 すだちとハナユ
地域 岡山県 場所 栽培形態 地植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 樹木類

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ)

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ)

作成日:2011/01/09
最終更新日:2018/11/20

ハーブ類はなければなくてもいいけど、あると生活に潤いが。というわけで、シソやミョウガなど和製も含め、ミントやセージ、ローズマリーなど、ハーブ類をいろいろ育てています。

  • すだちの新芽

    1

  • ハナユの新芽

    2

  • すだちの花

    3

  • ハナユの花

    4

  • すだちの実

    5

  • ハナユと柿

    6

  • ミカンじゃない

    7

  • でっかい、小さい

    8

  • 無農薬

    9

  • 冬至前に配ります

    10

  • 今年はいまいち

    11

1.すだちの新芽

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) すだちの新芽
4月のすだちの様子。新芽が出ています。

2.ハナユの新芽

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) ハナユの新芽
5月初め。
左:すだちに少々遅れて、ハナユの新芽も伸びてきました。ハナユにもすだちにも、鋭いトゲがあります。

右:カマキリの卵がついています。

3.すだちの花

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) すだちの花
5月下旬。すだちの花、開花。小さな実もついています。

4.ハナユの花

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) ハナユの花
同じく5月下旬。ハナユの花、開花。

初夏のころから、葉にアゲハの幼虫がつくので、木が小さくて被害が大きい場合は、駆除が必要です。1匹ずつ捕まえるか、ニームをスプレーするか。

5.すだちの実

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) すだちの実
さわやかな香りのすだち。収穫は9月。

6.ハナユと柿

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) ハナユと柿
フルーティーな香りのハナユ。一般的なユズより小型。収穫は12月。

7.ミカンじゃない

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) ミカンじゃない
左のオレンジ色のは、熟れすぎたすだち。知らないと食べてしまいそう。
右の黒っぽいのは、カイガラムシ予防の時期が遅れて、すす病にかかったハナユ。

どちらも果汁は利用できます。ハナユはたわしでこすって、お風呂に利用。

8.でっかい、小さい

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) でっかい、小さい
うちのハナユを、ご近所でいただいた獅子ゆずと並べてみました。獅子ゆずはお風呂に入れたけれど、後で聞いたら食べられるとか。そのままでは味が薄いので、ジャムなどにするといいそうです。

9.無農薬 注目!

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) 無農薬
2015年12月20日。

今年のハナユは大豊作で、すす病もほとんど出ていなくて、きれいです。マシン油乳剤を散布していません。
詳しくは、最初のページの「私の育て方」を参照してください。

今年の冬至は22日。ご近所に配っています。

10.冬至前に配ります

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) 冬至前に配ります
2016年12月15日。

今年もマシン油乳剤は散布していませんが、すす病はほとんど出ていません。たまに、点々があるぐらい。
黒いと配れませんが、今年もご近所に配ります。今年の冬至は、21日です。

11.今年はいまいち

めざせ、ポタジェ(すだち、ハナユ) 今年はいまいち
2017年12月9日。

今年もたくさん実はなっていますが、すす病が出てしまったものもあります。民間療法だけではダメかな。マシン油乳剤散布と併用するのがいいかもしれません。

もっとも、根元に笹が繁殖し、そこにヒモワタカイガラムシがついたのも原因かもしれません。そこから根絶していかないと。

開花期

収穫期

わたしの育て方

植えて10年以上になるでしょうか?2本を並べて植えています。日当たりはいいほう。東からと西から当たります。

四国で有名なすだち(緑色、収穫は8月下旬~10月上旬)も、ハナユ(黄色、同・11月下旬~12月)と同じような育て方。寒肥をやり、冬季にマシン油を散布することで、カイガラムシを予防します。しないと、実がすす病で真っ黒に!

虫は夏にアゲハの幼虫がつきますが、葉だけ食べて実は食べないので、うちでは駆除しません。気になる人は、駆除を。

実がつきすぎると小さくなったり、翌年の実が少なくなったりするので、必要とあれば、摘果を。

すだちとハナユ、どちらもトゲがあるので、剪定のとき気をつけます。木はさほど高くないですが、ケガ防止のため、高枝切りばさみを使って実を収穫します。

枝がどんどん伸びるので、剪定が必要ですが、全ての枝を切ると、実が生らなくなります。切った2年後に実が生るので、枝数の半分だけ切るようにすると、毎年、実が生ります。収穫直後~3月が適期です。新芽が伸びる4月にはやめます。
まっすぐ上に伸びる枝には実がつきにくいし、どんどん木が大きくなってしまいますから、切るようにします。
混みあったところは枝を減らし、風通し良くします。

西日本は気候に恵まれ、ご近所にミカン類を植えているお宅も多いですが、ユズ類やすだちを植えているところは少なく、差し上げて喜ばれています。

<2015年12月20日、追記>

ホントは、かんきつ類は2月にマシン油乳剤を散布するのが、果樹の通説です。木にカイガラムシがつくことで、そのフンにほこりなどがくっついて黒くなる、それをすす病と呼びます。症状であって、病気ではありません。

でも、去年も今年も、マシン油乳剤は散布していません。それでも、カイガラムシはほとんどつかず、実も黒くなっているのはわずかです。噴霧器でマシン油乳剤をまいても、むらになって、実が黒くなることがあります。

それでは、なぜ今年は黒くならなかったのか。それは数年前から、園芸の本には書かれていない、民間療法を試しているから・・・ではないかと思います。
そのやり方は、いたって簡単。

「かんきつ類の皮を、木の周りにばらまく」

以上です。実を食べたあとの皮でもいいし、すだちやハナユなど、使いきれなくて残ったものでもOK。すす病で黒くなったものでもかまいません。
最初は、皮をむいて、果肉はごみ袋に入れていましたが、だんだんめんどうになって、丸ごと放置。虫や菌の力で自然に腐って、土に戻ります。見た目が悪いと思われる場合は、土に埋めたらいいかも。

某・雑誌に体験談が載っていたので、数年前に半信半疑で始めたけれど、それが効いてきた・・・のかな、と思っています。「完全無農薬」となれば、皮をマーマレードに使うのにも抵抗がなくなります。・・・すだちとハナユでは、やったことないけど。
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