1.苗が届きました
2023/04/06
夜、帰宅すると玄関脇に段ボール箱。
昨年、他の方の投稿写真で興味を持ち、通販で予約注文していた、ペチュニア「魔界」が届いていました。
3.5号ポリポットで3株。
取り急ぎ箱から出して、玄関内へ並べておき、翌朝に外へ出して写真撮影しました。
いつもはピンチしてから植え付けるのですが、今回は既に良く分岐しているので省く事にしました。
2.植替え開始
2023/04/07
午後から雨が降る予報なので、在宅勤務の昼休みに急ぎながら植替えを実施。
以前、他の植物で使った後に、洗って干しておいた5号スリット鉢の底へ、水はけを良くするために、赤玉土中粒を厚さ2cmくらいで並べます。
私の場合は、今後の鉢増しの際の手間を考慮して、軽石などではなく、そのまま植え付けられるように赤玉土を使用しています。
3.根の様子
2023/04/07
健康な白い根がちょうど良い程度に張ってくれているようです。
最近のポリボットは形もいろいろと工夫されているおかげで、底で根がぐるぐると巻いて固くなってはいないので、今回は根を崩さずに植え付けてみようと思います。
4.苗の添え付け
2023/04/07
さらに、あらかじめブレンドしておいた培養土(フルイで微塵を抜いた赤玉土小粒7に腐葉土3と牛糞堆肥1、元肥として◯グァンプを振りかけてから混ぜておいたもの)を2cmほど敷いて、苗を置いてみます。
ペチュニアは、葉が繁った後の株元の通気性を重視して、苗の上面が5mmほど周囲の土より高くなるような浅植えとしています。
5.病虫害対策
2023/04/07
苗が半分ほど埋まる深さまで、培養土を足してから、病虫害対策として、◯ニカXガード粒剤をパラパラと撒いておきます。
6.鉢増し完了
2023/04/07
土を全て入れ、活力剤(◯キダス)を混ぜた水をたっぷりと与えます。
鉢の縁まで注いでから水がひくのを待ち、3回繰り返したら、今回の鉢増しは終了(約30分間)。
雨に当てず、強い陽射しを避けるために、庭の簡易テントの下でしばらく管理します。
( ̄∀ ̄)
曇りのち雨(の予報)、最高温度22℃、最低温度14℃
。
7.施肥とピンチ
2023/04/16
植付けから一週間経ちましたので、追肥を施しました。今は株を大きくしたいので、窒素分多めの液肥(窒素:リン酸:カリ=7:4:4)を選びました。
また、せっかく「そだレポ」をつけているので、ひと株だけピンチ(摘心)してみる事にしました。液肥をかける際には、ピンチして蕾がついていない株だけは、頭からジャージャーかけています。以前の趣味の園芸の放送で、たしかその方が刺激になって良いと講師の方が言っていたような記憶がおぼろげにあります。
( ̄∀ ̄)タブンネー
最高温度22℃
最低温度9℃
8.開花が始まっています♫
2023/05/02
ピンチしなかった株では、雨上がりの強い陽射しを浴びながら、開花が始まっています。
八重咲きのペチュニアを育てるのははじめてなので、良く分からないのですが、まだ花弁は開ききっていないようにも見えます。
気温の低い日が続いていた為か、株の成長は今のところ緩やかなようです。
最高温度21.0℃
最低温度16.0℃
9.二度目のピーンチ!
2023/05/03
3株の内の前回摘心した株に『ピンチ君』と名前をつけてみました♫
ピンチ君を手に取り、先端から1cmくらいの新芽の部分を、上側から親指と人差し指でつまんで、爪の部分を使ってカットしていきました。
自由に花を咲かせている、残りのふた株と比べて、より大きな株になる予定なのですが、果たして上手くいくでしょうか?
最高温度24℃
最低温度5℃
10.ピンチ君と全開君とモヤモヤ君?
2023/05/27
手前がピンチ君、右奥が全ての花を咲かせた全開君、左奥は蕾がついたら咲く前に摘んでいたモヤモヤ君。
こんもりとしたピンチ君と比べて、全開君は花は見られるものの茎葉が長く伸び過ぎてまとまらない株姿になってしまいました。
そしてモヤモヤ君、花を諦めたにも関わらず、蕾を取るだけなので分岐は促されず、株姿は全開君と同様、中途半端で一番損している感じですよね。
最高温度26℃
最低温度12℃
11.プランターの色塗り
2023/05/27
毎年繰り返して使っている、プラスティック製の10号ボールプランターを塗装。このサイトで、植木鉢に好みの色を塗っていらっしゃる方を見て、以前からやってみたいと思っていました♫
市販の「ストーン調スプレー」で。花の黒色が引き立つように、明るめの色を選択。段ボールを敷いて、テーブルへ塗料がつかないように作業してみました。
最高温度26℃
最低温度12℃
12.根の張り具合
2023/05/28
ピンチ君を5号スリット鉢から取り出してみました。
植付けから7週間、鉢の中では、既にびっしりと根が張ってくれていました。
全開君とモヤモヤ君よりも根鉢が硬く、根っこの量も多かったように感じました。
最高温度26℃
最低温度15℃
13.ボールプランターへ植付け
2023/05/28
10号ボールプランターの鉢底へ赤玉土中粒を1cmほど敷いた上に培養土を2〜3cm入れ、5号スリット鉢から抜いた株をそっと乗せました。次に培養土を足して、半分くらい埋まったところで◯ニカXガード粒剤をパラパラと撒き、さらに株元が1cmほど見える高さまで培養土を加えました。
培養土は赤玉土小粒7、腐葉土3、牛糞堆肥1にマ◯ァンプをひとつかみ入れて混ぜたものを使用。
最後にリキダ◯入りの水をたっぷりかけて終了です。
全開君(右)とモヤモヤ君(左)も、植付け前に初めてのピンチをしておきました。
しばらくは、簡易テント下の日陰で管理します。
最高温度26℃
最低温度15℃
14.ピンチが広がる!
2023/06/25
植付けから約1ヶ月が過ぎた「ピンチ君」の様子です。あまり天候には恵まれていませんが、順調に茎葉を伸ばして梅雨明け後の活躍に備えているように見えます。
その間、一度!プランターの縁からはみ出していた茎と、上側に長く伸びていた茎を再度ピンチしています。
写真には写っていませんが「全開君」と「モヤモヤ君」は、あまり茎葉が伸びず、かなり出遅れてしまった感があります…。
週に一度くらいの頻度で、薄めの液体肥料(リン酸分多め)を施肥中。
最高温度29℃
最低温度20℃
15.梅雨空の下で🐈⬛
2023/07/01
最近は、線状降水帯による集中豪雨も多いですが、今日はこれぞ梅雨といった感じのどんよりとした曇り空から、細かい雨がシトシトと降り続くような一日でした。
この品種は、昨年育てていたサフィニアとは異なり、晴れた日の爽やかな陽射しよりも、曇り空の柔らかな光を受けた方が、美しく見えるような気がします♫
もう少し伸びたら、形を整える為にピンチしようと考えているのですが、しばらくは咲いている花を眺めて楽しませて貰おうと思います。
最高温度27℃
最低温度23℃
16.機を逸す🐦⬛
2023/07/16
不在が続いて剪定のタイミングを逃してしまいました。これでは、「こんもり」どころか「ボサボサのヨレヨレ」丼ですね!
左側から順番に「モヤモヤ君」「ピンチ君」「全開君」。
最高温度37℃
最低温度23℃
17.お散髪💇♀️
2023/07/16
襟元が暑そうだったので、まずプランターの縁からはみ出している花茎をカット、それから中央部で長く伸びているものをつまみ上げて適当な長さでカット、多少こざっぱりしたでしょうか?
ついでに、殺虫剤の◯ニカXガード粒剤と、追肥の緩効性肥料◯イガーデン(リン酸多め)を株元へ適当にばら撒いておきました。
左側から順番に「モヤモヤ君」「ピンチ君」「全開君」です。
最高温度37℃
最低温度23℃
18.立ち性のピンチ君と這い性の全開君
2023/07/30
前回の切り戻しから2週間。同時に購入した同じ品種の苗ですが、性質の違いが際立って来たようです。
ピンチ君は上に伸びるタイプ、全開君は横に伸びながらプランターの縁から枝垂れるタイプ。
もしかしたら、販売元で挿し穂を採る際に、それぞれ頂点付近と周辺付近から切り取ったりしたのでしょうか?
少し茎葉が伸びて株姿が乱れて来たので、撮影後に軽く整えてから、経過を観察する事にします。
最高温度37℃
最低温度22℃
19.モヤモヤ君がスッキリ!
2023/08/14
前回は株張りの差について記したのですが、今回は花姿の比較です。
八重咲きのペチュニアを育てるのは、今年が初めてで、なかなか花弁が綺麗に開ききってくれないのは、水やりの仕方などが原因かと思っていたのですが、どうやらこれも株ごとの個体差が大きいようです。
花姿に関しては、ピンチ君や全開君と比べると、この『モヤモヤ君』と名付けた株がなぜか一番『スッキリ』としているようです♫
( ̄∀ ̄)
最高温度32℃
最低温度24℃
20.目指していた姿
2023/10/12
この写真は、私が2020年に苗から育てた、サフィニアの「JAPANレッド」という、東京五輪記念色(実際には新型コロナでこの年は延期になってしまいましたが)の中輪品種です。
今回の「魔界こんもり丼」で再現したかった株姿がこちらでした。
21.結果発表🎉「魔界こんもり丼」🐈⬛
2023/10/12
結論から言うと「失敗」!😔
この「魔界」という品種で、前ページの「サフィニアJAPANレッド」のような、花で大株全体が覆われるような『こんもり丼』的な仕立て方を狙うという、私のコンセプトそのものが間違っていたのが原因だと思います。
( ̄▽ ̄;)
「魔界」は珍しい黒色の花弁と八重咲きの美しい花が特徴ですが、一方で花の大きさが小さめで、花保ちもあまり長く無いのでしぼむのが早く、どうしても、葉っぱが広がる中でポツポツとしか花が咲いていないような印象となり、株を覆い尽くすという企画自体が、そもそも品種の特性にそぐわなかったようです。
例えば、もう少し小さめのプランター等へ植えてハンギングにし、枝垂れ咲く繊細な花を、顔を寄せて間近で眺めたりする方が良いのではないかなと感じました♫
( ̄∀ ̄)
最高温度22℃
最低温度9℃
22.ピンチ君へ
2023/10/12
届いた3苗の中でも、このピンチ君は立ち性の特徴が強く、上へ伸びようとする傾向が強かったです。
ただし、放射状に花茎が立ち上がっていく際、横へ伸びて覆う茎葉が無いため、株元の中心部がスカスカになりやすかった印象があります。
今回は、プランターにひと株しか植えていませんが、2〜3株植えれば、隙間を埋める事は出来そうです。
これまで頑張ってくれてありがとう!
23.モヤモヤ君へ
2023/10/12
初期にピンチしなかった為に、分岐が少なく、全体の株姿としては、あまり見栄えが良くありませんが、花一輪そのものの美しさではNo.1でした。
実際、アルバムに掲載された写真は、ほとんどがこの子のものだったと思います。
これまで頑張ってくれてありがとう!
24.あばれる君、…じゃなくて全開君へ
2023/10/12
この子は這い性が強く、企画時点で狙っていた「こんもり丼」の株姿実現には、一番ポテンシャルがあったのかなと思います。
ただし、初期の比較実験で、ノーピンチ(摘心無し)期間が長かった為に、分岐が少なくなってしまい、本来の実力が十分発揮出来なかったかもしれません。
これまで頑張ってくれてありがとう!
霜が降りるまで、もうしばらくよろしくお願いします♫
25.アンコールの魔界🐈⬛
2023/10/23
アルバムで、そだレポの完結宣言をしたばかりなのですが、朝晩寒くなって弱ってくるかと思いきや、次々と蕾が開いて、むしろ今がピークかもしれません♫
気温が低い為か以前よりも花保ちが良く、花弁が開ききって八重の花形もより美しく感じられます。
( ̄∀ ̄)the end
最高温度23℃
最低温度5℃
昨年、本サイトで、他の方が投稿されている写真を拝見してこの品種に興味を持ち、今年は自分でも育ててみようと考えました。