1.接ぎ木苗を植えます
5月中旬、種無し大玉すいかと、受粉用に黄小玉を、一本ずつ植えます。
種からだと完熟するまで40日以上待つので、その間に木が弱ってしまいます。
接ぎ木苗がおすすめ。
すいかを植える予定地(畝幅60センチ長さ4メートルくらい)には、まだキャベツが残ってます。
キャベツの収穫が終わった部分を耕し、元肥として、落ち葉堆肥、油粕、有機肥料を混ぜ、よく耕し、こんもりと盛り上げるように植え床を作りました。
2.定植1か月後
定植時に残っていたキャベツと、すぐ隣の畝の玉ねぎが収穫終えました。
すいかを伸ばすスペースに2畝ぶん使います。
畝と畝の間に肥料袋と支柱で担架を作ってかけ渡してます。
株もとから少し離れたところに、有機肥料を一握りずつ、追肥。
3.人工授粉します
定植後一カ月ごろというと、6月中旬になり、梅雨の雨が降っているころです。
花が咲いても自分では受粉できないかもしれないので、隣に植えた黄小玉の雄花を摘んで、大玉すいかの雌花(画像)に受粉させてやりました。
梅雨明け後にもっとつるが伸びてたくさん花が咲くころだと、ほっといても勝手に受粉します。
4.受粉後3日くらいで
ピンポン玉くらいになってます
受粉しなかったのは黒くなって枯れてしまったり、成長が止まります
5.受粉後10日くらい
受粉したスイカは大きく育ってきます
実が付いたつるの先に、孫づるが出たり、別の実がついた場合、実に行く養分が分散するようなので、摘み取りました
6.受粉後20日
表皮が黒っぽく変わってきました
日の当たらない裏側は黄色いままなので、裏返しておきます(玉なおし)
苗の説明書では、種無しは巨大果になりやすいんだそうです
8~10キロの果実が採れるんだで~
期待が高まります!!!!
受粉から完熟まで48日とのことなので、あと28日ですね
7.つるもよく伸びて葉が折り重なっています
狭いスペース(60センチ×4メートルを2畝)なのに、大玉一本、黄こだま一本、
そのうえ、種から育てたスイカを3本、あとから植えたので、込みすぎてます
結局、種から育てた大玉すいかは、完熟しないうちに枯れてしまい収穫できませんでした
このくらいのスペースなら接ぎ木苗2本だけでよかった
カラスよけに、このあと、ネットをはりました
8.収穫~~!!
人工授粉した最初のすいかが、受粉後48日経ちました。
採ってみましたよ。
すいかの完熟のサインは、
実の付け根のところの巻きひげが枯れている、
叩いてみて、ポンポン音がする(低い音、胸をたたいたような音)
と言われますが、それだけではよくわかりませんでした。
お尻とへたのところが少しくぼんで、黒い筋に沿ってデコボコしてきた感じが目安ですかね~。
受粉日がわからないと難しいです。
9.完熟~でした
切ってみましたよ。
完熟で、少し棚落ちです、中央に空洞ができかけ。
でも甘さはサイコーだったと思います。
おいしかったよ~~!!!大満足。
10.あと4個あります
接ぎ木苗は丈夫ですね、途中、何度か液肥で追肥をしていましたが、大雨の後も平気です
種からの苗は、とっくに枯れてしまった
最初の1個を採った後、2週間遅れで受粉したのがあと4個あります
ふつう、大玉すいかは一本に3~5個採れるそうです
こちらも順次収穫してますよ~
初めて作った大玉すいか、大満足でした!
種無しもいいものですね
小玉スイカは割と簡単にできますが、見た目も味も大きなスイカには勝てません
狭い菜園でも大玉すいかを作ってみたい~!
ってことでやってみました