1.本葉が出てきた
9月20日現在の様子。
写真は早期発芽処理によって9月上旬に発芽した「彩雲」のセルフ交配苗。
発芽率は80%、早いものは小さな本葉が出てきた。
だが「彩雲」のセルフ苗では半数が根腐れで枯れてしまった。9月26日、植え込み用土がよくないと判断して植え替え。
「暁光」×「彩雲」の交配苗では双葉がちぢれて展開しないものが続出。
遺伝的要素なのか根の伸びが悪いせいなのか??
悩みが尽きない。
2.本葉2枚目がポチッと見えてきた
10月5日撮影。
本葉1枚目は小さいけど完成したようだ。
葉のつけ根に小さく2枚目の本葉が姿を現し始めた。
写真の株を含めて6株に2枚目の芽が見えている。
双葉が健康なうちに本葉の枚数が増えると後々の生育が良い。
用土を交換後、苗腐れは発生していないので一安心。
3.油断大敵 葉焼け編
10月10日午後4時撮影。10日は台風改め温帯低気圧が過ぎ去ってピカピカの快晴。
帰宅したら、白い本葉がしんなり。
置き場所は午後の1,2時間しか日光が当たらないからと油断していた。
写真のポットには2株植えていたが1株は本葉が萎びた。
11日再確認したところ双葉も部分的に焼けている。
本葉に少し緑みのある株への影響はなかった。
全く少しでも油断すると手痛いしっぺ返しが来る。
4.最後の1本になってしまいました
今まで取り上げてきた苗はとうとう☆になってしまいました。
彩雲のセルフ苗が1本だけ生き残ってますが…
AURORAの葉芸が遺伝することを確認できたことは大きな成果でしたが、課題も見えてきた。
「暁光」×「彩雲」の組み合わせは苗がこじれやすい。
「彩雲」セルフは発芽率がよくない。
他の系統と掛け合わせた苗は丈夫なのでその子供からAURORAの葉芸を再現するのがベストのようだ。
早期発芽によって9月に発芽したクリスマスローズ・AURORAの実生苗。
双葉は緑だが小さな本葉は黄色。
普通種に比べて、「弱い・すぐカビ病にかかる・大きくならない」のだが…斑入り葉の魅力は捨てがたい。
何とか大きくしたいものだ。
このそだレポはその奮闘記あるいは失敗談になるだろう…それでも私的には満足度「5」なのである。