1.5月8日 半日陰へ
最初の春、満開の状態。5月になって日射しがかなり強くなってきたので、ブルーベリーの樹の葉陰となる場所へ移動しました。ただし早朝の朝日は当たります。
花後の花ガラを摘んでから、秋までは水やりのみ忘れないよう、やり過ぎないよう気をつけました。
2.10月1日 夏越しできた!
最高気温が30℃を下回るようになり、幸いにも夏越しができたようです。
古い枝はほとんどが枯れてしまい、新芽が伸びています。
夏越しのポイントは、ただの日陰ではなく“木陰(葉陰)”に置いたことでしょうか。今年は、置き場スペースの都合で「建物の陰」に置いたドイツスズラン(夏に弱い)は枯れてしまいましたが、セネッティと同じ「木陰」に置いたドイツスズランは元気でした。
3.10月1日 植え替え
新芽を傷つけないよう慎重に枯れ枝を剪定したあと、根鉢を崩して新しい培養土で植え替えてみます。
4.10月1日 植え替え完了
元と同じ21cmプラ鉢に植え直しました(あまり大きい鉢にすると根腐れが心配)。
セネッティは摘心不要(花後の切り戻しは必要)らしいので、摘芯はしません。
あとは蕾を待ちます。いつ出てくるかな?
5.11月21日 新旧比較
あまり成長していない…。何かがおかしい。
今年新しく苗を購入して別の場所で育てている‘セネッティ 豪華咲き ラベンダーバイカラー’(写真奥)の成長ぶりと比較。
“豪華咲き”と“キュート咲き”は品種特性として草丈や株張りが違うことを考慮しても、明らかに葉色が薄い。てことは、肥料不足? それとも日照不足?
今後は同じ場所に置き、とりあえず液肥と植物活力剤を葉面散布と土の両方で施肥しておきました。
6.12月16日 蕾
小さな小さな蕾を発見!
今年新たに苗を買った‘豪華咲き’のほうはもうとっくに開花し始めていますが、こちら2年目の‘キュート咲き’のほうはやっと蕾が出てきたところです。このぶんだと咲くのは2月くらいでしょうか?
ちなみに葉色が悪かったのは液肥と日当たり改善でほぼ治りました。
7.1月30日 開花
ようやく最初の1輪が咲き始めました。満開はいつになるやら…。
セネッティ公式サイトによると、満開後の切り戻しは「気温が15度以下の3月上旬までに行うことが重要」だそうなので、ぎりぎりでしょうか。でもすでに地際から伸びた脇芽にも蕾が見えています。
なお現在、昼間はベランダで日光浴、夜は室内の窓辺で電灯の光が当たらないようカーテンの外側に置いています(キク科は一般に短日条件で花芽分化するため)。
8.3月3日 咲き進む
やっと咲き進んできました。5分咲きくらいでしょうか?
「満開後の切り戻しは3月上旬まで」とはいえ、今の開花ペースだとあと1週間では満開にはなりそうもありません。
切るべきか、切らぬべきか、それが問題です…。
セネッティは苦労して夏越しさせても開花が遅れるために初年度のようには満開を繰り返し楽しめない、これこそが公式サイトで夏越しがお勧めされていない理由なのかもしれません。
9.3月13日 七分咲き
七分咲きくらいです。切り戻しタイムリミットの3月上旬は過ぎてしまいましたが、このまま満開を待つことにします。
ちなみに地際から脇芽が伸びて蕾もついていた数本の枝は、先週突然、ひと枝を残して萎れてしまいました。原因は不明。病気でしょうか…?
水切れではなく、数日様子を見ても回復しないため、今回萎れた枝は思い切って付け根から切りました。
その後は今のところ異常ありません。
10.3月27日 ほぼ満開
ほぼ満開です。まだ蕾もありますが、すでに咲き終わった花ガラも出始めているので、これで満開としていいでしょう。草丈30cm。
株元の脇芽から伸びた蕾も咲き進んできています。
今回のそだレポをまとめると、セネッティは温暖地で夏越しできても、回復が遅れやすく、満開は翌春1回のみとなり、切り戻しで2回以上の満開を楽しむことは難しい、という結果です。
まぁ1回でも十分きれいですけどね。
‘セネッティ’のシネラリアは本来は宿根草ですが、温暖地での夏越しが難しくて一般的には一年草と同じ扱いだそうです。
でもブルーベリーの木陰に置いていたら幸いにも夏越しできたので、初年度と同じようにまた満開を楽しめるかどうか、チャレンジしてみます。