1.2月19日 バラのような蕾
1年目、ポット苗で購入した頃の花。
よくある万重咲きのラナンキュラスはどちらかというと好みではありませんでしたが、このバラみたいな花には一目惚れです。
ちなみに品種は‘シューアン シングル’という一重~半八重のシリーズで、ホムセン店頭に並んでいた20株ほどのうち、バラみたいな蕾のものはこの株を含めて2株だけでした。
2.3月11日 バラのような花
フルに咲いてもやっぱりバラみたいです。
オールドローズやイングリッシュローズみたいなカップ咲き(?)というのでしょうか。
3.4月17日 そろそろおしまい
花期も終盤、花型が乱れてきています。バラよりシャクヤクっぽい?
このあと葉が黄色くなって枯れたら球根を掘りあげてネットに入れて吊しておきます。
4.8月 植え付け前の球根
初夏に掘りあげて分球・乾燥させて保存しておいた球根です。カラカラに乾いています。
冷蔵庫内で吸水処理(下記「わたしの育て方」参照)をしてから、催芽、低温処理、順化、植え付けという手順を踏みます。
ちょっと面倒でも冬から長く咲くと思えば、やりがいはありますよ。
5.10月19日 冷蔵処理終了
パーライト+バーミキュライト(1:1)を使って冷蔵庫で低温処理しました(下記「わたしの育て方」参照)。容器は電子レンジ調理のカップドリアの空き容器をリサイクル。
今年はちょっと遅めの9月4日から吸水処理を始め、30日間の低温処理を終了。あとは野菜室で2日「順化」して鉢に植え付けです。
よく見ると白い芽が伸びてきています。ここから経験的には約60~65日で開花し始める予定です。
6.10月21日 植え付け
5号以上の鉢に植え付けます。深さは根が完全に土に隠れて白い芽が地表に出るか出ないか程度の浅植えにします。
ただし画像は2008年10月18日のもの(別品種)です。この年は年内開花には成功(12月20日開花)しましたが、5号鉢では小さすぎて水切れしやすくて苦労しました。このサイズの球根だと6号以上の鉢のほうがよかったです。
7.10月24日 発芽
6号鉢に植え付けて3日目。もう芽が伸びてきました。
ベランダは風が強いので過乾燥防止にバークチップでマルチングしています。
8.11月13日 夜は室内へ!
11月に入り、急激に冷え込んできました。初霜が降りる前に、夜は10℃(~15℃)を保てる室内へ取り込みます。昼は日光にあてますが20℃を超えないよう、外で管理するのが安全。
ここでもし夜間も屋外に放置すると、開花が2~3月まで遅れてしまうので、忘れずに。
9.12月2日 今年は失敗
11月中旬、強い木枯らしが連日ベランダを吹き荒れて葉が傷んでしまい、残った葉も徐々に萎れて、とうとう1株はダメに…。もう1株もとても年内の蕾は期待できる状態ではありません。今年の促成栽培は失敗です。
そういえばラナンキュラスは昔から温室で育てられてきた植物。強い寒風には弱いのかも。
また葉が傷んで土が乾きにくくなり過湿になったことも原因ぽいです。蕾がつくまではポット植えにするべきだったかも。
ラナンキュラスは家庭でも冷蔵処理(冷蔵庫で低温処理)すると12月頃から咲かせることが可能です。成功すれば、冬~春まで次々と咲くので普通に育てるより長く花を楽しめます。
バラのような花型に惚れた開花苗を昨シーズン購入して球根を保存しておいたので、今年はこれを使って促成栽培に挑戦してみます。