1.これは…サラダ大根か?
2013.12.05
寒さの厳しくなる12月に届くというので、どんな苗かと思っていましたが、まさかこんな大根のような状態だとは考えてもいませんでした。
でもこれは「ベアルーツ」といってヨーロッパなどでは一般的な苗の状態だとか。
注文は5本だったが、期間限定で倍の10本送付されてきた。しかし大小取り混ぜてもっとたくさんあるような…。取りあえずメネデール液に浸けておいて鉢と用土の準備をしました。
2.取りあえず植えてみました。
準備していたプランターだけでは足りそうになく、先日空けておいた10号鉢が早速役に立ちました。
ベアルーツというのは上下の判別が難しく、横に寝かせて植えるように、との説明なので、こんなふうになりました。
問題は置き場所ですが、この冬は特に寒さが厳しいので戸外というわけにはいかず、また玄関内でも冷え込みが相当強いのでビニール製簡易温室に入れました。熱帯魚用水槽のろ過装置も中に入れました。
3.芽が出ています。
2014.01.16
その後全く動きのない鉢内でしたが、この日気付くとプランター、10号鉢双方から小さな芽が出ているのを確認。芽ぶきはやはり嬉しいものですが、反面問題も出てきます。これまでは陽の全く当たらない玄関内でしたが、芽が出た以上そのままではまずいでしょう。
日当たりと温度を考慮すれば、カトレア等が置いてある自分の居室しかありません。しかし大きなプランターと10号鉢では先が思い遣られます。
4.伸びてきました。
2014.02.03
プランター、10号鉢とも7本ずつ発芽して、早い物で8cmほどになりました。
しかしながら均等に植えたつもりが中央や右側は空いたままで、左の壁際に添って出ているものも。ベアルーツは難しいです。
それにしても、アルストロメリアなど初めて手掛けるので、これからどうなっていくのかわかりません。
一見トウモロコシの発芽にも似ています。
5.いったいどこまで伸びるのか?
2014.03.04
あれから1カ月、随分と伸びてきました。早い株で30cmにもなろうとしています。開花期は5月とあるので、どこまで伸びるのかな?1m超え?茎が細いので支柱立てが必要な株が増えてきました。葉の表裏が逆になるというのも面白い!
しかし新芽もあちこちから顔を出し、両鉢合わせて20本にもなりました。今は空いた場所にプリムラなどの小鉢を置いてありますが、その下から出てくるかも?
6.室内に林立する茎と支柱
2014.04.07
更に伸び続ける茎は、HCで最長の75cm支柱でも及ばなくなりそうです。プランター、10号鉢双方から伸びる茎と支柱は林のよう。更に根元からは新たに小さな芽も伸びてきて、30本近くありそうです。
横に寝かせて植えたので、全ての芽点から発芽したのでしょうか。
早く暖かくなってベランダで育てられるようになることを願うばかりです。
7.見えた!どうやら蕾です!!
2014.05.01
ヒョロヒョロだった茎の成長も止まり、丈夫に育った頂上からは蕾が見えてきました。混合セットだったので何色か解りませんが、咲いてくれるだけで満足です。
一方茎の途中で折れたものは徐々に枯れ始め、背の高く育ったものほど顕著です。
支柱は前もって立てておくべきだったと反省しています。
8.蕾の成長
2014.05.16
固まっていた蕾も分かれ、どうやら4花咲くようです。
開花はいつごろかな?花色は?
楽しみになってきましたが、まだ霜予報が出ているので心配です。
一方、折れた茎の穂先を伐って花瓶に挿してみましたが、それはどうなるかな?
9.咲いてきました!
2014.05.28
このところの好天で、最初の株の蕾がようやく開き始めてきました。これはアルストロメリアの基本的な色でしょうか。もうそろそろ6月なので、他の蕾も膨らんできました。
ただ、茎の折れた株がかなりあるので商標のレインボーとうわけにはいかないでしょう。
折れた茎は伐って花瓶に挿してありますが、そちらも無事開花までいって欲しいですね。
10.花姿、いいですね!
2014.06.02
プランターに続いて10号鉢からの花も咲きました。(手前)ただ、折れて切り花にしたものも含めて皆このオレンジ系統の花だったのでレインボーというわけにはいきませんでした。
黄花や白花も見たかったのですが、途中で折れて枯れた茎も少なくなかったので異なった色ほど弱かったのかもしれません。
でも、花屋の店員さんからも土から生えて咲く姿を見られるのは素晴らしいことだ、と誉められました。
ある日新聞の折り込みチラシを見た中で、切り花としてよく見掛ける花の写真が。
こんな花を自分で育てられたらいいな、と思いました。