1.冬の状態
2月の状態。浅植えで、根茎が見えます。枯れた葉は切り取ります。
2.新芽
3月の状態。次々に新芽が出ています。写真は数年間植えっ放しの状態で、そろそろ植え替え時。
3.つぼみ
4月中旬の状態。つぼみができています。
4.色が
茎が伸びて、つぼみに色が見えてきました。
5.開花
開花は4~5月。色の種類が多いため、レインボーアイリスと呼ばれています。表紙のピンクがヴェナティー。この白・紫はゲイ・パラソル。
6.花ガラ摘み
花のすぐ横につぼみがあるので、一つの花が終わってしぼむとき、次に咲くつぼみにくっつくことがあります。早めに手で折って取りましょう。そのとき、ツボミを折らないように気をつけて。
7.花色
上下の花びらの色が違うものもよくあります。ヒゲの色もおもしろい。
8.株分け
5月、花が終わったらすぐに株分けします。移植ごてではなく、ショベルで大きく掘り上げ、1~3芽ずつつけて(鉢植えでは1芽ずつに)ポキポキ折ります。数日間陰干しして切り口を乾かした後、植えます。
『葉が枯れてもかまいません』
ハナショウブは乾燥に弱いので葉を切りますが、ジャーマンアイリスは必要ありません。重すぎて倒れそうなら、仮に支柱を立ててください。根が出たら、支柱は取ってかまいません。
9.増え方
くびれのところで、去年の根茎、おととしの根茎、と見分けることができます。1~3芽に折って分けます。
茎がついている根茎(今年咲いた)は、来年は咲きません。ただし、そこからも増えるので、増やすのに使うのは可。
10.鉢植え
翌年は葉があるほうに伸びるので、特に鉢植えにする場合は、葉側を広く取って植えます。
11.つぼみ
2018/04/12
こんな風に、ニョキッと出てきたら、つぼみを持っています。
12.満開
2018/05/01
畑のジャーマンアイリスです。
13.開花
2019/04/20
今年も始まりました、ジャーマンアイリスの季節。
14.復活
書いていませんでしたが、数年前、軟腐病を発症しました。
普通なら捨てるところですが、お気に入りの株だったので、掘り上げて、周囲の土も掘ってよけました。
イモの柔らかい部分を切り捨て、切り口に薬「ストマイ」を塗って、地植えのと離すために、鉢に植えました。たまに、液肥をやりました。
2019年4月20日。
花芽ができました。鉢でも花が咲くんだなと思いました。
地植えすることにします。
15.青紫
2019/04/29
玄関横の花壇で、青紫の花が咲きました。
16.新入り
2019/05/04
去年、ご近所の方からいただいた株が咲きました。渋い赤です。
17.なぜ?
2019/05/06
14番の復活した株を、地植えにしました。
お気に入りの青紫のはずだったのに、咲いたら紫覆輪でした。
変わったのか?まちがえたのか?
18.似て非なるもの
2020/04/20
以前からあったのと似ていて、気付かなかったのだけど、これ、新入りでした。どうも、別の色とまちがえてもらってきたようです。
紫覆輪、白多め。以前からある覆輪はシーズン初めに咲きますが、これは中ごろ咲きます。
19.群生
2020/05/10
株が増えると、花がたくさん咲きます。
これは草丈低めで、花が小さく、花数多めの品種。
20.またまた新入り
2020/05/20
新たに、白が仲間入りしました。赤と同じときにいただいたものですが、初めて咲きました。白い花びらに、オレンジ色のヒゲが映えます。
21.群生
2022/05/01
ジャーマンアイリスのだいご味は、群生と、多色のコラボです。
こちらは群生。
22.コラボ
2022/05/05
ジャーマンアイリスのだいご味は、群生と、多色のコラボです。
こちらはコラボ。
ハナショウブに似ているけれど、乾燥を好む点では性質はまったく逆。片や和風、片や洋風。見た目は豪華、それなのに手がかからないという点では、この花の横に出るものはないんじゃないでしょうか?