1株で4度おいしいヘリクリサム

uesugi
uesugiさん
成功談
植物名 ヘリクリサム(ムギワラギク・帝王貝細工)
品種名 ルビークラスター
地域 京都府 場所 ベランダ 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

1株で4度おいしいヘリクリサム

1株で4度おいしいヘリクリサム

作成日:2014/05/25
最終更新日:2014/05/25

蕾を楽しみ、花を楽しみ、ドライフラワーで楽しみ、シルバーリーフで楽しめるという、1株で4度おいしいヘリクリサム‘ルビークラスター’です。

でも購入前のイメージとは違った部分もあったので、レポートします。

  • 6月16日 白い蕾

    1

  • 2月10日 加温で蕾

    2

  • 3月1日 赤い蕾

    3

  • 3月23日 花茎

    4

  • 4月15日 開花

    5

  • 4月15日 ドライフラワー

    6

  • 4月16日 比較

    7

  • 4月25日 満開

    8

  • 4月25日 ドライフラワーその2

    9

  • 5月23日 ピンクパール

    10

1.6月16日 白い蕾

1株で4度おいしいヘリクリサム 6月16日 白い蕾
ポット苗を購入した初年度は1枝だけ蕾がついたのですが、なぜか白い蕾。‘ルビークラスター’は赤い蕾が特徴の品種のはず…。

『品種まちがい?』

じつは気温が高いと蕾も花も色が白っぽくなるようです。

2.2月10日 加温で蕾

1株で4度おいしいヘリクリサム 2月10日 加温で蕾
栽培初年度に購入した2株とも、無事に夏を越し、年を越して早春に蕾が出てきたところです。

ただし、試験的に1月から1株は夜に室内の窓辺で22時頃まで明るい部屋へ置き、もう1株は屋外のベランダに置いたままにしました。

先に蕾が出てきたのは、室内に置いたほうです。

3.3月1日 赤い蕾 注目!

1株で4度おいしいヘリクリサム 3月1日 赤い蕾
2月に加温した鉢のほうです。光沢のある赤い蕾がはっきりわかるようになりました。

株全体もこんもり丸くまとまっています。

4.3月23日 花茎

1株で4度おいしいヘリクリサム 3月23日 花茎
加温した鉢のほうは花茎も伸びてきました。

蕾はまだ咲いていません。光る鱗のような塊がニョキニョキ生えていて面白いです。

5.4月15日 開花

1株で4度おいしいヘリクリサム 4月15日 開花
蕾が開いてきました。

しかし咲き方は控えめな感じです。

6.4月15日 ドライフラワー 注目!

1株で4度おいしいヘリクリサム 4月15日 ドライフラワー
ドライフラワーにしてみました。蕾の赤色がハッキリした頃に花茎を切って、逆さに吊して3週間ほど陰干ししたものです。

ドライフラワーにすると、干しているうちにも蕾が開いて、花が咲いた感じになります。

7.4月16日 比較 注目!

1株で4度おいしいヘリクリサム 4月16日 比較
室内で加温した鉢(右)と、屋外のベランダに置いたままの鉢(左)を比べてみます。

右は5号鉢、左は6号鉢という違いはありますが、2~3週間分の生育の差があるような感じです。

でも加温して早く発蕾させるほうが寒いうちから赤い蕾を長く楽しめますね。

8.4月25日 満開 注目!

1株で4度おいしいヘリクリサム 4月25日 満開
花茎を切らなかったものがほぼ満開になりました。

キク科らしく管状花がフルに咲いても(画像中央など)、なぜか花びらはウロコ状に閉じたままです。(この品種の特性だろうと思われます)

9.4月25日 ドライフラワーその2 注目!

1株で4度おいしいヘリクリサム 4月25日 ドライフラワーその2
咲きかけの蕾のついた花茎を切って干してドライフラワーにしたものです。

切らずに鉢のまま咲かせた花と比べると、こちらのほうが可愛く見えますね…。

この翌日、鉢植えからはすべての花茎を株元近くで切り戻しました。

10.5月23日 ピンクパール

1株で4度おいしいヘリクリサム 5月23日 ピンクパール
全体を切り戻したあとに1本だけ遅れて伸びてきた花茎です。赤いルビーがなぜかピンクパールになりました。

最近は最高気温が27℃を超える日がたびたびあります。やはり気温が高いと白っぽくなるようです。

うまく生育を調節して両方楽しめると良いんですが…、まぁそれは今後の課題ということにして、今回の「そだレポ」は終了します。

開花期

わたしの育て方

【栽培環境】
できるだけよく日の当たる場所。暑さにやや弱いため、夏は明るい半日陰に移動して風通し良くし、株元が蒸れないように気をつけます。

【水やり】
やや乾かし気味で、土の表面が乾いたらたっぷり。葉に水をかけないように水差しで株元に与え、過湿と蒸れに気をつけます。気温の上がる4月頃から花が終わって切り戻すまでは特に水切れしやすくなるので要注意。

【肥料】
緩効性の固形肥料を規定量。春と秋の生育中は、規定希釈より2倍に薄めた液肥を週1~2回。

【病気と害虫】
害虫はとくに気になったことがありません。

病気は株元が蒸れるとカビが生えることがあるようなので、株元をときどきチェックして枯れた葉は丁寧に取り除きます。その後「花き類」で登録のある殺菌剤を散布しておけば万全。

【用土と鉢】
水はけを良くするため、市販の草花用培養土に黒曜石パーライト(粒が丸くて大きめ)を2割ほど混ぜています(自己流)。

5~6号のスリット鉢に1株植え。ポット苗でも翌年花が咲く頃には株張り50~60cmになります。

【主な作業】
・切り戻し
花後、伸びた花茎を株元から切ります。蕾をドライフラワーにする場合でも、株元に近いところで切るようにして、ドーム型の草姿が乱れないようにします。

・植え替え
根詰まりしているようなら花後の切り戻しのあとすぐ、ひと回り以上大きな鉢に植え替えます。
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