1.6月16日 白い蕾
ポット苗を購入した初年度は1枝だけ蕾がついたのですが、なぜか白い蕾。‘ルビークラスター’は赤い蕾が特徴の品種のはず…。
『品種まちがい?』
じつは気温が高いと蕾も花も色が白っぽくなるようです。
2.2月10日 加温で蕾
栽培初年度に購入した2株とも、無事に夏を越し、年を越して早春に蕾が出てきたところです。
ただし、試験的に1月から1株は夜に室内の窓辺で22時頃まで明るい部屋へ置き、もう1株は屋外のベランダに置いたままにしました。
先に蕾が出てきたのは、室内に置いたほうです。
3.3月1日 赤い蕾
2月に加温した鉢のほうです。光沢のある赤い蕾がはっきりわかるようになりました。
株全体もこんもり丸くまとまっています。
4.3月23日 花茎
加温した鉢のほうは花茎も伸びてきました。
蕾はまだ咲いていません。光る鱗のような塊がニョキニョキ生えていて面白いです。
5.4月15日 開花
蕾が開いてきました。
しかし咲き方は控えめな感じです。
6.4月15日 ドライフラワー
ドライフラワーにしてみました。蕾の赤色がハッキリした頃に花茎を切って、逆さに吊して3週間ほど陰干ししたものです。
ドライフラワーにすると、干しているうちにも蕾が開いて、花が咲いた感じになります。
7.4月16日 比較
室内で加温した鉢(右)と、屋外のベランダに置いたままの鉢(左)を比べてみます。
右は5号鉢、左は6号鉢という違いはありますが、2~3週間分の生育の差があるような感じです。
でも加温して早く発蕾させるほうが寒いうちから赤い蕾を長く楽しめますね。
8.4月25日 満開
花茎を切らなかったものがほぼ満開になりました。
キク科らしく管状花がフルに咲いても(画像中央など)、なぜか花びらはウロコ状に閉じたままです。(この品種の特性だろうと思われます)
9.4月25日 ドライフラワーその2
咲きかけの蕾のついた花茎を切って干してドライフラワーにしたものです。
切らずに鉢のまま咲かせた花と比べると、こちらのほうが可愛く見えますね…。
この翌日、鉢植えからはすべての花茎を株元近くで切り戻しました。
10.5月23日 ピンクパール
全体を切り戻したあとに1本だけ遅れて伸びてきた花茎です。赤いルビーがなぜかピンクパールになりました。
最近は最高気温が27℃を超える日がたびたびあります。やはり気温が高いと白っぽくなるようです。
うまく生育を調節して両方楽しめると良いんですが…、まぁそれは今後の課題ということにして、今回の「そだレポ」は終了します。
蕾を楽しみ、花を楽しみ、ドライフラワーで楽しみ、シルバーリーフで楽しめるという、1株で4度おいしいヘリクリサム‘ルビークラスター’です。
でも購入前のイメージとは違った部分もあったので、レポートします。