1.賑やかな新芽たち
2015.01.30
昨年12月に残した葉芽(左端)はすでに15cmにも達したが、他のバルブからもそれぞれに両脇から新芽が出てきた。すべて一度は欠いたバルブだが、養分がある以上当然だ。中には一昨年のバルブからも出ていて計10個。
どれもまだ小さいが、もしかして中に花芽もあるのでは、という淡い期待もあって見極めが出来るまで当分放っておくことにします。
2.そろそろ新芽を選ばないと…
2015.03,01
今日から3月、放っておいた新芽は12本に達し、そろそろ欠く芽、残す芽を決めなければいけません。
大きさもそうですが、出ている場所がポイントでしょう。
プロなら花芽まで予想して揃うようにするのでしょうが、私はまず丈夫な株に育てなければなりませんから、邪魔にならないよう離れた茎を残します。
昨年5本育てたので今年もそれを目安にします。すると7本は欠かなければなりません。
3.成長は早そうです。
2015.03.30
昨年12月に残した新芽はもう20cmを超え、葉が展開してきました。同じくらいに育った新芽も1本あり、更に14cm程のものも2本。
今季花芽を付けなかったので、養分が余っているのでしょうか。
それでも株元を注意するとまた小さな新芽が出来ています。それにヒメマイマイも見掛けたりします。
4月に入ったら固形油粕と液肥の施与を始めます。
4.植え替え
2015.05.04
八重桜が満開になったので植え替えることに。幸いずっと続いていた晴天も今日は曇り。
鉢から抜いてみると根は7号鉢一杯に張り、これでは新芽が伸びられず、株が育たなかった理由もわかる。
根を半分ほどに切り詰めて、古い用土を取り除き、バークチップを根の間に詰め、軽石とヤシ殻の混ざった専用土を使って元の7号鉢に植え付け完了。8号と二重鉢にし、また新芽2本欠き、ヒメマイマイ1を駆除。
5.やや遅れ気味かな?
2015.07.02
最後の置き肥を施すと共に枯葉の整理も。
他の2鉢が順調に育っているのに、最も早く出芽した割には伸び悩んでいる。
やはり植え替え時に根を切り詰めた影響だろうか。
根張りに時間が掛かるとすれば、今年も開花は望み薄かもしれないけれど、液肥は9月まで与えて株の充実を図ります。
6.大切な成長期
2015.08.11
液肥施与と点検のために遮光ネットを外してみた。
思ったよりも伸びていないのに、新芽が2本も出ていた。
急いで欠いたが、そんな余力があるのならバルブの成長に使ってほしい。
固形油粕はそのままにしてあるが、もう養分は無いだろうから次の点検時に取り除けよう。
7.ここに来て変化が…
2015.10.18
今日は久しぶりに晴れたので屋上庭園へ。
そのとき気付いたのだが、あれほど込み合っていた葉が少なくなり、残っているのは今年成長したバルブだけに。普通なら昨年のバルブも葉は残っているはずだが、これはどうしたことか?ひ弱で花芽1つ出せなかったので力が尽きたのか?
今季の株はそれよりも明らかに太っているが、夏の日照不足と9月の気温降下で早めの室内管理を余儀なくされたので疑問だ。
8.久しぶりの新芽だが…
2016.02.03
12月の中旬になって芽欠きをやめたらすっかりおとなしくなった。そのときの葉芽と、1月に出たやはり葉芽の2本だけに。
今日久しぶりに新芽を発見したが、最も成績が悪かったバルブからなので期待薄。
それでも初めてバケツ水をやってみたが、効果はどうだろう。
9.すでに次期モードに
2016.03.07
今期もついに花芽は出ず、昨年末の新芽はすでに20cmに育っている。
昨年夏の長野県は日照時間が記録的に短く、その影響もあるのだろう。
とにかくバルブが太らない。今後は施肥の量などを多めにして、液肥も薄目を回数多く与えてみよう。
3種のうち花芽が出たのは1種、シルバンスプリングだけだった。
そたレポはこのあたりで終了し、随時日記にUPしていきます。
10.株分けして再スタート
2017.05.15
植え替えて2年目、他の鉢に比べると明らかに勢いが無いので点検を兼ねて植え替えを。
抜いてみると根は前回切り詰めたときのまま成長せずに黒くなっていた。すでに萎れたバルブも多くなっていたので整理すると新芽を出している部分が3つに分かれた。
大きい方を5号鉢に、小さな2株は纏めて4号ポットに植え替え、空いていた陶器鉢と重ねた。
これで養生して2年後の復活を目指そう。
昨季は花芽6本も出しながら黄ばんで落ち、今期は花芽そのものが出なかった。
置き場所や遮光、水遣り、肥料など出来る限りの努力をした結果がこれでは寂しすぎる。
写真のような花を見られるまで、何年でもリベンジするつもりです!