4度目の正直? バラの接木

お散歩カメ吉
お散歩カメ吉さん
成功談
植物名 バラ(シュラブ・ローズ)
品種名
地域 神奈川県 場所 室内 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

4度目の正直? バラの接木

4度目の正直? バラの接木

作成日:2015/03/07
最終更新日:2016/05/14

バラの接木が面白くなり、4年前から試みていますが、まだ成功していません。今年も懲りずにまた挑戦です。成功率が高そうなデービッド接ぎを試みます。

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  • 台木のノイバラ

    1

  • 接木終了

    2

  • 仮植え

    3

  • 普段の置き場

    4

  • 芽が出てきた。

    5

  • 鉢上げ

    6

  • 伸びてきた新芽

    7

  • 台木のカット 新苗の誕生

    8

  • 初めての蕾

    9

  • 一年後の一番花

    10

1.台木のノイバラ

4度目の正直? バラの接木 台木のノイバラ
2015/2/7

昨年の秋に、ノイバラを河原で採ってきて、挿し木しました。台木として使用します。根は出ていますが、まだ少ないです。もっと早い時期に挿し木すべきでした。

2.接木終了

4度目の正直? バラの接木 接木終了
2015/2/7

接木終了しました。デービッド接ぎですので、台木の横に接いで枝葉は残しておきます。接木テープが巻いてある枝が穂木です。巻いてない枝は、台木のノイバラです。

3.仮植え

4度目の正直? バラの接木 仮植え
2015/2/7

仮植えしました。仮植えする土は乾燥した土を使い、霧吹きで湿らす程度です。

4.普段の置き場

4度目の正直? バラの接木 普段の置き場
2015/3/7

普段の置き場です。部屋の窓辺近くに置いています。ジップロック付きのポリ袋に入れてあります。接木直後は密閉しましたが、芽が出てからは袋の口を少し開いて、外の空気を取り込むようにしています。

5.芽が出てきた。 注目!

4度目の正直? バラの接木 芽が出てきた。
2015/3/7

芽が出てきました。この芽が出始めてから鉢上げの期間がデリケートで、細心の注意が必要なようです。今日は外に出して、外気に馴らしています。晴れの日は、直射日光が強いらしく葉がへたります。生憎の雨ですが、今日位の天気が丁度いいかも・・

6.鉢上げ 注目!

4度目の正直? バラの接木 鉢上げ
2015/3/21

接木後、6週間経ちました。芽は5センチ程に伸びました。何とか枯れずに、鉢上げまできました。4号鉢に鉢上げしました。

芽が出てからは、徐々にポリ袋の口を広げていき、二週間程前からポリ袋は取り去っています。4日前から、鉢を外に出しました。台木のカットは、二週間後の予定です。暫くは台木との共同作業で光合成です。

7.伸びてきた新芽

4度目の正直? バラの接木 伸びてきた新芽
2015/4/4

バラの接木をしてから8週間、鉢上げ後2週間経ちました。穂木から新芽が出て、約10センチに伸びました。デービット接ぎなので、台木のノイバラの枝葉は残してあります。もう、台木をカットをしてもいいでしょう。

8.台木のカット 新苗の誕生 注目!

4度目の正直? バラの接木 台木のカット 新苗の誕生
2015/4/4

台木をカットしました。新苗の誕生です。これからは、自分一人で光合成していかなければなりません。切り口にはカルスメイトを塗りました。鉢土が乾いたら、初めて肥料を与える予定です。

9.初めての蕾 注目!

4度目の正直? バラの接木 初めての蕾
2015/10/12

今日は三連休最後の日 五月から蕾をとり、花を咲かせないようにしてきました。これが初めて見る花です。まだ蕾ですが、とても良い香りがします。明日は写真が撮れないので、蕾の写真を撮りました。

10.一年後の一番花 注目!

4度目の正直? バラの接木 一年後の一番花
2016/5/14

接木してから1年経ちました。苗も大きくなりました。一番花が咲きました。今年は蕾を取ることはせず、普通に育てます。

開花期

わたしの育て方

「栽培環境」仮植中は部屋の中で窓辺付近
「水やり」仮植中、芽が出るまでは湿らす程度。
     芽が出てからは、表面が乾いたらたっぷり。
「肥料」仮植中はやらない
    台木のカットの翌日、
    初めてK分の多い肥料を与えた。
N:P:K=6.5:6:19
「病気と害虫」特に無し
「用土と鉢」仮植中:6号プラ鉢に3本まとめ植え
        赤玉土:ピートモス=7:3
      鉢上げ:4号素焼き鉢
        赤玉土:ピートモス:籾殻くん炭=7:3:1
「主な作業」
    接木後、密閉したジップロック付きポリ袋で保      温・保湿
      芽が出てから、徐々にポリ袋の口を広げ、最終      的にはポリ袋は取り去る。
      鉢上げ後メネデールを与える。

デービッド接ぎの特徴

http://rose-sora.blogspot.jp/2013/02/blog-post_7.html

1)台木の枝を残す・根も切らない
*台木の枝を残す事で、枝の先端部(頂芽)で作られ根に向かって一方向に流れるオーキシン(成長促進に関わる植物ホルモン)を最大限受ける事ができる。
*台木を削ぐ作業の時、左手をナイフより上の枝側で持つ事が出来る。左手がナイフの刃側になってしまう通常の切り接ぎに比べ、手を切る心配は殆ど無い。
*根も切らない為樹勢が強い。根も切る通常の切り接ぎは、保管・流通過程でのコンパクト化が必要となる大量生産者向けとの事。
2)穂木は芽と直角になるように切る
*新芽が穂木から出てきた時、台木の幹や枝にぶつからないようにするため。
3)台木の皮側の形成層と穂木の形成層を合わせる
*通常の切り接ぎでは、台木の幹側の形成層と穂木の形成層を合わせる。このため穂木は真っすぐ上を向く。デービッド接ぎでは穂木の向きが逆で、台木の皮側の形成層と穂木の形成層を合わせる為、穂木はやや斜めになる。
4)新芽が5センチ程伸びて来てから、台木の上を切る。
デービッド接ぎは、場所はとるが簡単でアマチュア向けの方法と言えよう。通常の切り接ぎは、作業後の管理に細心の注意が必要で、熟練した技術を持ち大量生産が必要なプロ向きな方法と思われる。
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