1.4月~5月(植え付け準備)
フェルトに包んで冬越しした球根を、プラカップ(大きめの500mlを使用)に水を入れて、日当たりの良い窓辺で発芽・発根するのを待つ。水が蒸発して、少なくなったら、継ぎ足す。
2.5月中旬(球根の状態)
根が5センチも出てきたら植え付けの適期です。
写真は、かなり伸びています。
(2015/05/23)
3.5月中旬(植え付けポット)
植え付けポットには、黒色のポリポットを用いました。肥料が流れ出さないように、ガムテープなどで底穴を塞いでおきます。
(2015/05/23)
4.5月中旬(植え付け)
アクアソイルに肥料のマグカリンを混ぜ合わせたものを培養土として、球根を植え付けました。
ポイントは、生長点を埋め込まないことです。日射が当たる様に気を付けましょう。
濁り防止に赤玉土細粒で封土を1㎝程マルチングしてあげると良いですが、手元になくて、今回はマルチングしていません。
(2015/05/23)
5.5月中旬(陶器鉢)
植え付けポットを陶器鉢の中にすっぽりと入れました。
単にスイレン鉢の中で倒れなくするためだけです。
(2015/05/23)
6.5月中旬(スイレン鉢)
植え付けポットを水を張ったスイレン鉢の中に入れました。
一般種の場合は、生長点(鉢土の上面)から15㎝以上の水深が欲しいです。
後、2ヶ月もすれば、いっぱい咲いてくれるでしょう。
(2015/05/23)
7.6月初旬(葉の状態)
植え付けてから半月が経ちました。葉はいっきに伸びて、水面に展開しています。生長がとても早いです。
花芽が上がってくるのが楽しみですネ♪
(2015/06/07)
8.6月中旬(蕾)
気温が上昇し、そして肥料が良く効いたのか、とても生長が早くて既に蕾が上がってきました。植え付けてから3週間でつぼみが上がってくるとは嬉しいです。
スイレン鉢の中には、ホテイアオイとメダカを投入しています。ホテイアオイは水の緑色化防止に、メダカはボーフラ対策に役立ちます。
暑い夏から秋にかけて長期間、美しくて香りの良い花を咲かせてくれる熱帯性スイレンは最高の友です。
従来冬越しが不安とされていましたが、育種家・加藤宣幸氏が提唱する方法だととても簡単です。また、小さなスイレン鉢でも栽培可能な品種もあるので、コンパクトな栽培も可能です。
キング オブ サイアムは、タイを代表とする八重咲きの名花でパープルの花色と強い芳香が魅力的な一般種です。