屋外雨ざらしで育てるサボテン

植物名 サボテン
品種名
地域 兵庫県 場所 栽培形態 地植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

屋外雨ざらしで育てるサボテン

屋外雨ざらしで育てるサボテン

作成日:2015/05/31
最終更新日:2020/08/29

工夫次第で出来るサボテンガーデン!!
サボテンの屋外雨ざらし栽培に挑戦してみましょう。

  • 海王丸

    1

  • 錦鶏竜

    2

  • 巌

    3

  • 翠冠玉

    4

  • 2016年の大寒波を乗り切った。

    5

  • リトラリス地植え

    6

  • 翠冠玉2016

    7

  • いなくなった翠冠玉

    8

  • 寒波で雪が積もりました

    9

  • 巌くんが不調なので

    10

  • エキノプシス・ラゲニフォルミス

    11

  • 成長を開始した巌くん

    12

  • 太く立派になった

    13

  • 巌くんも元気になった。

    14

  • その後のラゲニフォルミス

    15

  • 翠冠玉2019復活

    16

  • ラゲニフォルミス改め

    17

1.海王丸

屋外雨ざらしで育てるサボテン 海王丸
ギムノカリキウム属の海王丸です。
水が好きなサボテンで、水やりと肥料を多めにするとよく成長します。
ギムノカリキウムのサボテンは地植え出来るものが多いです。
さらに日当たりに多少難があっても育ちます。

2.錦鶏竜

屋外雨ざらしで育てるサボテン 錦鶏竜
エキノプシス(旧トリコケレウス)属の錦鶏竜です。
耐寒性が強いのでいけるのでは?
と思い、植えてみました。
2014年の5月に植えたので1年経ちました。
冬も乗り越えました。
成長は遅いので長年植えっぱなしでも大丈夫そうです。
成長が早いと剪定したり植え直したりと大変なのです。

3.巌

屋外雨ざらしで育てるサボテン 巌
エキノカクタス属の巌です。
柱サボテンがあったら、大型の丸形サボテンもほしいところですよね。
そこで、金鯱も考えましたが、あまりに平凡なので同じ仲間の巌にしました。
大型の丸形サボテンで露地植えできるのはその両者くらいだと思います。
念のために溶岩鉢に植えてから花壇に置いてあります。

4.翠冠玉

屋外雨ざらしで育てるサボテン 翠冠玉
ロホホラ属の翠冠玉です。
植えたのは昨年2015年春頃だったか?
ダメ元で植えてみました。
色が悪いなぁ・・・。
なんとか耐えてます。
暖冬なのでいけるかな。

5.2016年の大寒波を乗り切った。

屋外雨ざらしで育てるサボテン 2016年の大寒波を乗り切った。
2016年1月の寒波でマイナス5度を記録しましたが、特に変化はありませんでした。

6.リトラリス地植え

屋外雨ざらしで育てるサボテン リトラリス地植え
エキノプシス(旧トリコケレウス)属のリトラリスです。
2016/5/7
鉢植えで屋外雨ざらしで管理していたものです。
切って短くして鉢植え管理を続けようと思いましたが、せっかく長く伸びたのでそのまま地植えしました。

7.翠冠玉2016

屋外雨ざらしで育てるサボテン 翠冠玉2016
2016/8/21
ロホホラ属の翠冠玉です。
花が咲きました。
最近ちょっと元気になってきました。

8.いなくなった翠冠玉

屋外雨ざらしで育てるサボテン いなくなった翠冠玉
翠冠玉が盗難に遭いました。
人通りのある道路に面しているので、ある程度は致し方ないところです。
どこにでも不届き者はいるものです。
盗んだサボテンを育ててさぞ満足なことでしょう。
ストックはあるので来春にでも翠冠玉二世を植えましょう。

9.寒波で雪が積もりました

屋外雨ざらしで育てるサボテン 寒波で雪が積もりました
2016/1/15
サボテン達にも雪の帽子が・・・。

10.巌くんが不調なので

屋外雨ざらしで育てるサボテン 巌くんが不調なので
2018.2.18
地植えの巌が生育不良で元気がなくなった為、鉢植えにします。
根は少ししか無い状態でしたが、根腐れはありませんでした。

溶岩鉢に植えている時は元気に育っていましたが、完全な地植えにした途端生育不良になったので、ここらへんが限界のようです。
今後は、雨ざらし管理は変わりませんが、鉢植えで育てようと思います。

11.エキノプシス・ラゲニフォルミス

屋外雨ざらしで育てるサボテン エキノプシス・ラゲニフォルミス
2018.4.21
新たな主役です。
いかにも柱サボテンらしく太くて刺も立派。
鉢植えでは元気に生育しましたがどうでしょうか。
植え方に工夫しました。
大型のテラコッタを花壇に半分程埋めてそこに植えてます。
鉢底から半分くらいまで軽石が詰まってます。
ダメなら鉢植えに戻します。

12.成長を開始した巌くん

屋外雨ざらしで育てるサボテン 成長を開始した巌くん
地植えで不調の為に鉢植えにした巌ですが、新しい刺が出てきました。

13.太く立派になった

屋外雨ざらしで育てるサボテン 太く立派になった
2018.7.28
根を伸ばして、水を吸って、膨らんで大きくなった。

14.巌くんも元気になった。

屋外雨ざらしで育てるサボテン 巌くんも元気になった。
2018.7.28
鉢に植え替えてから元気復活しました。

15.その後のラゲニフォルミス

屋外雨ざらしで育てるサボテン その後のラゲニフォルミス
2018.11.10
寒くなってきて成長もストップしたエキノプシス・ラゲニフォルミス 。
高さ85cmになりました。
問題はこれからの冬場です。
暖冬の予測ですが、暖冬といっても最低気温が5度とか10度という訳はないのです。
暖冬でも冬は寒いのです。
そして、うちの地域は寒いと雨(雪)は少ないんですが、暖冬だと雨が多くなる傾向があります。
無事に乗り切れるでしょうか。

16.翠冠玉2019復活

屋外雨ざらしで育てるサボテン 翠冠玉2019復活
翠冠玉を新たに植えました。
盗まれてもまた植えてやる。

17.ラゲニフォルミス改め

屋外雨ざらしで育てるサボテン ラゲニフォルミス改め
Echinopsis lageniformis
としていました(購入時の名前)が、
どうも違うような気がしてネットで調べても同じのが出てこない。
どうも別の種類のようだ。

Echinopsis terscheckii
が太さ刺の感じ等が非常に近いように思う。
アルゼンチンのサグアロと呼ばれているサボテンらしい。
日本語では情報が出てこないが向こうでは人気があるらしい。
確かに弁慶柱に似ている。

わたしの育て方

サボテン栽培に温室など不要!!
屋外雨ざらしで十分!!
サボテンガーデンを作りましょう。

私の住んでいる瀬戸内は冬に雨が少ない地域です。
関東以西の太平洋側の海に近い地域なら十分可能でしょう。
冬に雨や雪の多い地域、冬の冷え込みが厳しい地域などは冬季の管理に工夫が必要かもしれません。。
当地で今までに記録した最低気温はマイナス5度(2016年1月)です。
梅雨の雨は時期的に暖かい為、大きな問題になりません。

屋外管理の方法について
サボテンの種類によって、完全に地植え植えっぱなしにできるものから、冬季のみ雨のかからない場所に移動した方がいいものなどいろいろです。

レベル1:鉢植えで春~秋は雨ざらし、冬季のみ雨のかからない軒下等(温室ではないただの軒下)へ移動させるもの
レベル2:鉢植えで年中雨ざらしのもの
レベル3:年中屋外地植えで雨ざらしのもの

当然レベルが上がる程難易度は高く、種類も限られます。
私がレベル3に該当するのは、鬼面角の耐寒性が高いタイプとか短毛丸とかです。ウチワサボテンも可能な種類がありますが、刺が厄介なので私は嫌いで育てていません。
レベル2になると可能な種類は結構あります。
鉢植えだと地植えに比べて土が乾きやすいからです。
レベル1ではかなりの種類が可能です。

栽培管理の場所
鉢植えの場合は、温室等で栽培する時より、水分が多い環境になるので、より水はけに注意して植えるというくらいです。
しかし、地植えする場合は、いくら丈夫な種類でもなんの対策もせずにいきなり地植えは無謀です。
レンガやブロックを積み上げて作ったレイズドベッドの花壇が水はけもよく理想です。
後、植える準備として、私は鉢植えの状態で1年間屋外で雨ざらしで育てます。
そこで問題が無い事を確認してから地植えしてます。

用土
基本用土、焼赤玉土小粒、軽石小粒、ネオソフロンS、粒状の炭小粒程度
以前は富士砂も使用していましたが、保水性が良すぎるため基本用土としては使用しなくなりました。化粧砂として表面に敷くことはあります。

植え方
地植えの場合、花壇の土を出来るだけ深く掘って取り除き、軽石を大粒→中粒→小粒の順に敷き詰めます。
軽石の層の厚みは水はけを良くする為なので厚めの方がいいのですが、植え場所にもよるのでなんともいえません。
その上に用土を入れますが、サボテンはあまり深くまで根を張らない、であろうとの想像(私のイメージですが)で、サボテンの大きさにもよりますが、用土の深さは20~30cmくらいにしてます。
鉢植えの場合も地植えとほぼ同じですが、大鉢の場合は鉢の中心部分だけ入れる用土を中粒にしています。
これは、サボテンは鉢の内壁に根を伸ばしているのをよく見るので、内壁付近は通常の小粒にして、中心部分は水はけをよくするために中粒にしているのです。

肥料
月1回程度 液肥をあげています。
雨の多い時期は液肥をあげにくいので、その場合はハイポネックスのネクスコートをまいたりもします。

主な作業
水やりは必要ないです。
だんだん土の粒子が崩れて行くため2~3年に一度土を入れ替えてます。
大型の柱サボテンなどを植えている場合は抜くのが大変なので、サボテンを正面に見て今年は右半分、来年は左半分というように半分づつ土を入れ替えてます。
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