日本桜草

stockton
stocktonさん
成功談
植物名 サクラソウ
品種名 日本桜草
地域 滋賀県 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

日本桜草

日本桜草

作成日:2015/10/11
最終更新日:2015/10/12

古くから、日本の人々に親しまれ、育ててこられてきました日本桜草。

春には表情豊かな、可愛らしいお花を咲かせてくれます。

日本の伝統的な園芸文化を感じられる、とても育てやすいお花です。

  • 10月下旬~2月が芽分けの季節です

    1

  • 芽分け作業

    2

  • 植え付け 4芽追い回し

    3

  • 開花の季節になりました 日本桜草「小紋」

    4

  • 日本桜草「真如の月」

    5

  • 日本桜草「白蝶の契」

    6

  • 日本桜草「大和神風」

    7

  • 日本桜草「金田の夕」

    8

  • 日本桜草「珊瑚礁」

    9

  • 日本桜草「花文様」

    10

1.10月下旬~2月が芽分けの季節です

日本桜草 10月下旬~2月が芽分けの季節です
晩秋から冬の間に、植え替えを兼ねて芽分けをします。

鉢を返しますと、立派に育った芽が出てきてくれました。
(作業日 11月3日)

2.芽分け作業

日本桜草 芽分け作業
掘りあげました芽を、ひと芽ずつ、丁寧に外していきます。

1番芽から3番目くらいの大きさは、次の春には開花しそうな芽です。
4番芽から5番目くらいの小さな芽は、育成用として育ててあげます。一年間育てますと、立派に育ってくれます。

3.植え付け 4芽追い回し

日本桜草 植え付け 4芽追い回し
分けました芽は、このように、鉢に並べて2cm程度覆土します。

冬は強い凍結をさけてあげて、春になったら、陽射しの中へ鉢を置きます。3月に入りますと、芽吹きが始まります。

4.開花の季節になりました 日本桜草「小紋」

日本桜草 開花の季節になりました 日本桜草「小紋」
日本桜草「小紋」

5.日本桜草「真如の月」

日本桜草 日本桜草「真如の月」
日本桜草「真如の月」

6.日本桜草「白蝶の契」

日本桜草 日本桜草「白蝶の契」
日本桜草「白蝶の契」

7.日本桜草「大和神風」

日本桜草 日本桜草「大和神風」
日本桜草「大和神風」

8.日本桜草「金田の夕」

日本桜草 日本桜草「金田の夕」
日本桜草「金田の夕」

9.日本桜草「珊瑚礁」

日本桜草 日本桜草「珊瑚礁」
日本桜草「珊瑚礁」

八重咲きです。

10.日本桜草「花文様」

日本桜草 日本桜草「花文様」
日本桜草「花文様」

開花期

わたしの育て方

【日本桜草について】
日本桜草は、もともとは、日本の山野や川の草原などに自生をしていましたサクラソウで、変わり花や交配などで選別されたものです。

文献などでは室町時代の頃から人々に親しまれてこられたようで、江戸時代の頃からは変わり花には名前もつけられて、武士階級などにも楽しまれてこられたようです。
江戸時代の後半の頃には番付などもされるようになったそうです。

実生を繰り返されたりしながら、様々な花が作出されてきていますが、現在、登録されていますお花の約半数は、江戸時代からの銘花だそうですが、登録されていない花を含めますと、かなりの数になると思います。

現在も交配がされており、八重咲きなど、次々と新花の作出がされています。

【栽培環境】
凍結の心配がなくなる頃、陽だまりの中へ鉢を置きます。
3月頃、春のあたたかな陽射しのなかで芽吹き始め、4月~5月にかけて、お花が咲いてくれます。

花後は「増土」という作業をしてあげて、来年に咲く芽の保護をしてあげるとともに、葉っぱを保護するために、陽射しが強くなる5月の中頃からは場所によっては少し遮光することがあります。

7月頃になりますと、葉っぱが枯れてきますので、地表部がなくなれば、涼しい日陰に鉢を置きますが、土の中では、芽が生きていますから、水やりを続けます。

秋も深まります10月後半から2月にかけて、植え替えをかねて「芽分け」の作業を行います。

順調に夏を過ごしていますと、1番芽から5番芽くらいまでできることがありますので、この芽を、ひとつずつ取り分けて、植え付けをしてあげます。
小さな芽は、次の春には咲かないのですけれど、一年間育ててあげますと、次の春には立派な芽に育ってくれます。

基本的には寒さには強いお花ですが、冬の間は、強い凍結を避けてあげるようにしてください。

【水やり】
鉢土の表面が乾いたら、しっかりと水やりをしてあげます。
夏の間も忘れずに、乾燥させないように、水やりをします。

【病気と害虫】
アブラムシや青虫などの葉っぱの食害に注意します。

【用土と鉢】
我が家の場合、赤玉土小4.5 日向土小1.5 軽石小1 腐葉土3 の混合用土です。鹿沼土は使わないようにしています。

鉢は、普通の駄温鉢、山草鉢などを使っています。ポットでもよく育ちます。

【主な作業】
芽分けを兼ねた植え替え作業は、10月下旬から2月の頃に行います。

用土を崩して、芽を取り出しますと、一年で育った芽は、1番芽から3~5番芽程度が育っていると思いますので、ひとつずつ、丁寧に取り外していきます。

植え付けは、芽の大きさにもよりますが、5号鉢で「4芽追い回し」という方法で植え付けることが、伝統的に行われているようです。

元肥は、僕の場合は植え付け時にマグアンプK大粒を、一鉢にひとつまみ程度、鉢底のあたりにに施肥し、直接、芽にふれないように用土を入れてから芽を並べています。芽の覆土は、2cm程度です。

4月から5月にかけて開花しますが、花が終わりましたら、来年の芽のために花を摘み取ります。このころには、葉っぱの付け根のあたりに、来年の芽が出来ますので、この部分を保護するために「増土」という作業で土をかぶせてあげます。

施肥は、僕の場合、植え付け時の元肥と、花後にはPK中心の置肥を少し、あとは2000倍程度に薄めた液肥をあげています。
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