1.植え替えてみよう。
2016.04.13
昨年は購入時の状態のままで無事成長、開花まで行きましたが、それはプロのやった仕事を見守っていただけ。
それに陶器の化粧鉢のままでは良くないだろうと植え替えることにしました。
一回り大き目なプラ鉢を準備しました。(6号くらい)
2.意外な事実
抜いてみると意外な状態でした。
陶器鉢の表面は水蘚で覆われていましたが、中身はプラポットが2個で空間を発泡スチロールで埋めてありました。ポットの中身はバークチップでした。
それにしてもこんな状態でよく開花まで行ったものです。
3.根をほぐすのが一仕事
狭いポットにぐるぐる巻き状態の根でしたが、大きな鉢に植えるので根をほぐして広げます。
バークを取り除いていくと中からは水蘚も見えてきました。多分水蘚で根を巻いた上でバークに植えたのでしょう。
しかしここは普通にバークのみで植え付けるつもりです。
中からミミズが顔を出したけれど、植込みの必需品とも思えないので退場願いました。
4.植え替え完了。
念のため鉢底に発泡スチロールを敷き詰め、バークを入れて根を広げ、上から更にバークを株元まで入れました。
植え替え完了ですが、やはり念を入れて水蘚で表面を覆いました。
プロが仕立てたものはやはり真似てみたくなります。
さあ、これで新芽が出るのを待ちましょう。
5.新芽が出た!
2016.04.27
このところ最低気温が8℃になったので、夜間も屋上に置いていますが、そんな環境でも新芽が出てきました。
まだ片方の株だけですが、この分なら間もなくもう片方も出てくるでしょう。
6.どうやら順調
2016.07.01
今季最後の油粕交換。
新芽はそれぞれの株から1本ずつ、順調に育っているようです。
ただ、新規に購入したスイセイラン、サヤカは新芽が腐ってしまいました。
1株1芽だとすると本体は生きていてももう終わりでしょうか。
7.室内取り込み
2016.10.12
最低気温が5℃前後となってきたので室内に取り込みました。
今日のように晴れた日にはベランダで日光浴をさせます。
昨年の株の葉が落ち始めて、新株が目立つようになってきました。太さはまだ及びませんが、これから充実して花芽が出ることを期待します。
8.花茎が出ました!
2016.11.12
今日、新芽の片方から花茎が出ているのを発見しました。
昨季は2株から2本ずつ、計4本の花茎が出て時間差で咲き、長く楽しめました。
今年も同じ数だけ出てくれたらと期待します。
9.楽しい支柱立て♪
2016.12.01
花茎は伸び始めると早いものです。
茎は細くて柔らかいので早めの支柱立てが必要になりますが、この作業が楽しいのです♪
茎が柔らかいので自由が利き、支柱の折り曲げる角度も思い通りになりますし、花茎の伸びるに従って結束箇所も増えていき、成長度が実感できます。
今日は3個目のビニールタイで支柱に添わせました。
昨季は1月に咲いたので、次回には成功のレポートが書けるでしょうか。
10.そだレポ機能が改善されたので
2017.1.12
開花前の状態を載せることが出来ました。
花茎は昨年よりも少ない3本となりましたが、狭いビニールポットからいきなり6号の広い鉢に移植されたので仕方ないでしょう。
左端の一番花茎は元から2つの蕾を落としてしまい、全体の花数も少なめですが、大鉢となって置き場所も制限されるのでその影響もあるのでしょう。
でも早い蕾は黄色く色付いて、開花までもう少しだと思います。
11.咲きました!
2017.01.17
今日3輪ほど開花しました。
寒さが厳しくなったこの頃で心配でしたが、その後蕾を落とすこともなく無事咲いてくれて嬉しいです。
残る2茎も咲き揃えば見事でしょうが、花持ちがどうかな?
12.今年も成功!
2017.01.27
早く出た方の株からの、2茎全花が開花しました。
今回は同じ方向に誘引出来たので、表紙の昨年の状態よりも見栄えが良く、満足して完了報告が出来ます。
遅れた株からは花茎1本だけでまだ咲いていませんが、オドントグロッサムの花持ちは2週間程度と短いので咲き揃う姿は見られないでしょう。
これでこのそだレポは終了します。多くのいいね!をいただき、ありがとうございました。
昨年(2015年1月)花屋で初めて出会い、鮮やかな黄色に一目惚れ。名前すら知らないのに迷った末に購入した。「スイセイラン」として売られていたが、その後調べるとオドントグロッサムが正式名で難易度は☆4つ。シンビジウムさえ咲かせられないのに無理かな、と不安でした。しかし花後の新芽は順調に伸び、冬には4本の花芽も上がってきました。その後シンビやカトレアの蕾が落ちる中、同じ環境下でも次々に開花。