タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス

ごるる
ごるるさん
成功談
植物名 ブルーレースフラワー
品種名 ディディスカス(レースフラワー ミックス)
地域 佐賀県 場所 栽培形態 地植え
日当たり 日なた(一日中) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス

作成日:2016/05/10
最終更新日:2016/07/12

切り花で人気のブルーレースフラワー。
さわやかな水色の花が、
自分の庭で咲いたらうれしいな~と、
初挑戦してみました。
(表紙写真は5月24日撮影)

  • 9月22日 種まき

    1

  • 10月2日 発芽始まる

    2

  • 10月29日 9cmポットへ

    3

  • 11月下旬 花壇に定植

    4

  • 1月半ば~ 残念・・寒さに負けた!

    5

  • 2月 ポット苗は順調に成長!

    6

  • 3月下旬 定植、蕾がみえた!

    7

  • 5月1日 開花始まる!

    8

  • 5月半ば 白花も咲きました!

    9

  • 6月 最後に、キンギョソウと競演!

    10

1.9月22日 種まき

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 9月22日 種まき
底に穴をあけた豆腐パックに、種まき用土を入れ、バラまき。
残暑が厳しくなかったので、早めに種まきができました。

タネ袋の後ろの説明には、難しいことがいろいろ書いてあり、難易度高そう!
まさに「挑戦!」の気持ちでの種まき。

2.10月2日 発芽始まる

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 10月2日 発芽始まる
順調にそろって発芽してきました。

10月15日ごろには、写真のように、本葉がしっかり開きはじめました。
この撮影のあと、5センチ角のジフィストリップに鉢上げ。

(「ジフィストリップ」は、土に還る連結ポット。
私の育苗ではほとんどこれを使っています。
ほかの「そだレポ」に写真があります)

3.10月29日 9cmポットへ

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 10月29日 9cmポットへ
ジフィストリップの底から根が飛び出してきたので、
9cmポットに入れました。
全部で20株できました。
ほかの春咲きの花たちと一緒に、順調に大きくなっています。
写真は、一緒に育っている苗と。
前列左から2番目(右から3番目)のギザギザの葉っぱの小さな苗です。(11月1日撮影)

4.11月下旬 花壇に定植

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 11月下旬 花壇に定植
「暖地なら露地で越冬可能」という情報があったので、
20株中12株の苗を花壇に植えました。
順調に大きくなっていきました。

残した8株は、ポットのまま管理。
根の伸び具合を見ながら、
ポットを一回りずつ大きくしていきました。

写真は、花壇の様子。
ちょっとわかりにくいですが・・・右の真ん中に見える
色の薄いギザギザの葉っぱです。(手前のギザギザはギリア) 遠くにも少し見えます。(11月29日)

5.1月半ば~ 残念・・寒さに負けた!

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 1月半ば~ 残念・・寒さに負けた!
やっぱり寒さには弱かった・・・。
花壇に定植したもの、支柱をするほど大きくなっていたのに、ひとつ・・またひとつ・・・と、葉っぱが溶けるようになって成長が止まってしまいました。
ここ佐賀は、九州の中では寒く、氷点下になる朝も多いのです。特に1月下旬の予想外の積雪7センチ・真冬日で、
ほとんどの苗の成長をあきらめることになりました。
(写真は1月16日)

ポット苗は元気です!

6.2月 ポット苗は順調に成長!

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 2月 ポット苗は順調に成長!
花壇では、2株だけを残し、ほぼ全滅。

でも、ポットに残した8株は元気。
根の様子を確認しながら、10.5㎝ポット➡12センチポットへと鉢増ししていきました。
成長具合は株によって大きく違ったので、
ひとつずつ毎日様子を見ながら、水をやりすぎないよう・・乾かしすぎないよう・・・気を付けました。
それに応えてくれるように、とっても元気な株に成長しました。(写真は2月17日)

7.3月下旬 定植、蕾がみえた! 注目!

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 3月下旬 定植、蕾がみえた!
晩秋に花壇に定植したものは2株だけかろうじて生き残っています。

8株のポット苗は、根が底に回るほどに伸びてきたので、もう我慢させるのがかわいそうになり、寒さが一段落した3月半ばから、やっと花壇デビュー。過湿が苦手、とのことで、思いっきり「浅植え」に。
早いものは蕾が見えてきました!
(写真は3月25日)

8.5月1日 開花始まる! 注目!

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 5月1日 開花始まる!
蕾がついてから、ぐんぐん背が伸び・・・株によって違いはありますが、背の高いものはいつの間にか1mちかくに。
そして、いよいよ少しずつ花が開きはじめました!
クラスペディア、アグロステンマ、イベリスと背丈を競うように、春の終わりの花壇で揺れています。
(写真は5月5日)

9.5月半ば 白花も咲きました! 注目!

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 5月半ば 白花も咲きました!
どの株も脱落することなく、
元気にたくさんの花を開いています。

色ミックスのタネだったので、
白も2株咲きました。
(あとはすべて水色。ピンクは出ませんでした)

5月半ばには、
30℃を超す暑さの日々。
咲いても咲いても、
散ってしまいます。
(写真は5月23日)

10.6月 最後に、キンギョソウと競演!

タネから・・寒さに耐えて!ディディスカス 6月 最後に、キンギョソウと競演!
気温が上がるととも背丈もさらに伸びて、
大きなものは1mくらいに。
たくさん分枝して、
どの株にもたくさんの花がつきました。

でも、「暑さには弱い」という情報は本当でした。
すでに夏のような気候のこちらでは、
あっというまに見ごろを過ぎ、
この写真の数日後には、
夏の花と交代するため、
花壇を去りました・・。
(写真は6月4日)
・・・これでそだレポ終了します。・・・

開花期

わたしの育て方

●土
・種まき:市販の種まき用土
・ポットでの育苗:市販の草花用培養土
・地植え(花壇):
 外構完成時に入れてもらった培養土が基本ですが、造成地のため、少し掘ると大きな石や粘土ばかりだったので、毎年2回(6月と11月)、腐葉土、堆肥(牛糞や自家製生ごみ)、有機石灰などを入れて改良し続けています。

●肥料
・幼苗の時:10日に1回くらい、微粉ハイポネックスを
 水で薄めて。(カリ分が多く、根を丈夫にするそう)
・ポットでの育苗時:鉢増しするたびに、
 粒状の草花用配合肥料(有機+化成)を土に混ぜる。
 たまに、水で薄めた微粉ハイポネックスも。
・地植え(花壇):
 植え付け時に、育苗時と同じ配合肥料を。

●環境
・育苗時:日当たりの良いところに置きましたが、乾きすぎになりそうなときは日陰に移動させました。
・花壇:日当たりの良いところ。

●冬越し
園芸書などでは、耐寒性は「普通」とか「半~」となっていますが、かなり弱いと感じました。
花壇では、晩秋に植えたものが、普通程度の寒さ(時々最低気温が氷点下になる)に耐えられないものもあり、
特に今年の予想外の積雪と真冬日には、ほとんどダメになりました。(でも、2株は生き残りました。)

予備に残しておいたポット苗は、日中は日当たり、夜間は軒下で管理し、特に寒くなりそうな夜は、簡易ビニール温室内で保護。積雪の日は、慌てて玄関内に入れ、無事でした。

●その他
☆「過湿を嫌う」とのことだったので、水やりを控えめにしました。株によって成長が違ったので、一つ一つポットを持って重さを確認。乾いているものだけに水遣りしました。

☆草丈が伸び始めたころ(まだ寒いころ)、一度だけ摘心しましたが、それだけでも、どんどん枝分かれして、たくさんの花がつきました。冬越しさえできれば、あとの成長は順調で、とても丈夫な花だと感じました。

☆支柱はしましたが、茎は意外に硬くてしっかりしていたので、何度も土砂降りや強風に遭っても、倒れることはありませんでした。

☆寒さにも暑さにも弱い!! 
見ごろはたった1か月でしたが、それでも、ふわふわの水色の花がたくさん、自分の庭で揺れている景色が見られてよかった~。
採種はしませんでしたが、購入タネが袋に少し残っているので、また育てたいと思います。
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