1.大苗から二年目に入りました
開花画像は05.05.20で、大苗から二年目の五月です。
下側は05.08.30の整枝した前と後です。
夏に見事に葉をふるっています。
2.三年目の開花姿
開花画像は06.05.10に撮ったものです。
問題は下の画像二つです。
下右、何と5月31日にバッサリ大苗状態に。
下左 6月20日芽が出て来ました。
何故そんなことしたか、今でも思いだせませんが、私には「コンパクトに、形よく」と言うこだわりがありますので、そのせいか知れません。
3.冬剪定と開花
剪定は3月1日にやり、剪定前と後です。
咲いた時の姿は一層コンパクトになりました。
なぜ3月に入って剪定したかと言いますと、早く切ると戻り寒さや遅霜の被害を受けることがありますので、影響を少しでも受けなくするためです。
早く切っても、遅くても咲くのはそんなに変わりません。
もう一つ言いますと、冬剪定は技量にあまり左右されないで同じように咲いてくれますので、思い切って切って下さい。
4.シュートを見逃しました
以前ブログで「だからシュートはイヤなんだ」て書いたことがあります。
私は樹形が整っている場合、シュートが出てきますと芽かきをすることがあります。
気がついた時は右画像のように伸びていました。
シュートを伸ばすと樹液がそこに集中し、硬い古枝に樹液が行きにくくなり、花が咲かなくなったり枝が枯れていきます。
これが枝の更新です。
左は9.02.12の画像です。
こうなりましたら手段は一つ
5.ゲンコツ剪定
9.02.26にリセットするつもりでスーパー強剪定(ゲンコツ)しました。
左画像、沢山の芽が吹いてきた4月3日の姿です。
伸ばしたい方向の芽と良い芽を残し、あとは芽かきです。
6.開花後に枝の折り曲げ
8号鉢ですと画像右上ぐらいの枝数残すと枝はそんなに太くはなりません。
左、それでも3本の枝に花が咲き、シュートぎみの枝には沢山の花の房になって咲いています。
花後に太い枝をそのままにしますと、周囲の枝が育たないので、太い枝を切ると立ち枯れする恐れがあるので、折り曲げて勢いを分散しました。
7.コンパクトな姿
10.02.22冬剪定をしました。
パット・オースチンは地植えで伸ばすと2m以上になりますが、鉢植えではこのようなコンパクトで長く楽しめます。
8.はばかりさんに
五月は一年で一番忙しい月です。
綺麗な樹形で花が咲いているのは判っていても、少しでも撮る時間がないんです。
画像は花が終わってしまった9.06.07に撮った画像です。
負け惜しみになりますが、形が良いでしょ
9.秋に枝を整える
昨年9月10日の姿です。
枝を整えるだけにしましたので秋遅くまで咲いていました
10.今日冬剪定しました
1月27日は少し早いですが、寒い日が続き休眠状態なので切りますた。
左画像見ると一本太い枝がありますが、あと10cm深めにきればよかったと思いその分は明日切ります。
今日までの画像を見ていただきました。
このパット・オースチンは長く育てていきますので、この後は五月の開花からパートⅡの「そだレポ」でまたお目にかかりたいと思います。
イングリッシュ・ローズ 1995年作出
1990年代までのERは個性豊かで私は一番好きです
その中でパット・オースチンはそれまでに無い花色で、作出者のデビッド・オースチンも思わず奥さまの名前をつけたと言う逸話も残っています
このパートⅠでは時系列に今までを振り返ります。
その間、ゲンコツ、折り曲げ剪定、五月開花後の強剪定など盛り沢山
続きはパートⅡで五月開花から「そだレポ」して行きます