1.庭植えのオモトの様子
庭石や庭木の根が縦横に張り巡る隙間に窮屈そうにひしめき合うオモトの様子です。
2.その中に庭から飛び出している株が。
玄関前のアプローチでもあり、歩くと葉が足に触る事も。
なので、この株を取り分ける事にします。
3.根張りを確認してみる事に。
どんな状況か株周りの土や苔を剥がしてみました。
コンクリートの土手に沿って根が隣のギボウシまで伸びています。
幸い根はコンクリートの上に乗っている状態で、他との絡みは殆どなくサクッと取れそうな気が...。
隙間にバターナイフをゆっくり差し込み、少しずつ奥へ。
だいぶ浮き上がったところで株を外す感覚でそっと持ち上げました。
4.思わぬおまけが...。
『ポキッ』の感触も根切れのブチブチ感もなく、至ってスムーズに引き抜きに成功。
1株のつもりが小さい株もおまけに付いてきました。
5.土と汚れを落として鉢植えまであと一歩。
株に付いてきた土を "カニの身ほぐし" の二股の方で丁寧に落としてから水洗いで更にきれいに。
株元の汚れも一緒に流しました。
6.ようやく鉢植えです。
水はけが良ければ用土を選ばないらしいので市販の山野草の土を使用。
1/3程度鉢底石を入れその上に用土を乗せてから根を広げる様に株を置き、高さを確認しながら更に用土を足して植え付けました。
途中、土の隙間が出来ない様に水やりしながら株の高さを確認。
最後に戻した水苔を株元を保護する様に巻いて完了。
水苔は用土が見える様に鉢のフチ側を少し空けた方が良いそうです。
7.庭の補修
庭に残った株の根がむき出し状態のままなので、鉢植えに使った山野草の土をすき込み、戻した水苔を根と土が露出しない様に被せ、更に近場の苔を貼って補修しました。
今後、この庭のオモトも今まで以上に気を配ってあげようと思います。
8.庭の株が既に開花していました。
2017/06/20
庭の株に花?
既に終わりかけていて、実が着き始めています。
9.庭の株に若い実が着きました。
2017/07/22
実がしっかり大きくなってきました。
10.実が赤く色付きました。
2017/11/28
庭に残した株の実が赤く色付きました。
株分けをした為か、昨年より鑑賞度が増した気がします。
11.鉢植えした株のその後。
株分け後8ヶ月、その後の様子は?と見ると
大小それぞれ1〜2枚の葉が増えていました。
12.待望の花が咲きました。
2020/6/1
株分け救済してから3年と2ヶ月、
なんと!花が咲きました。
13.3年経って株も立派になりました。
2020/6/1
自然受粉の為に
鉢はスタンドに乗せて庭に置いています。
2017/03/26
庭のオモトの葉色が悪く葉先も何枚か枯れ始めています。株が窮屈な状態だからか? はたまた?
更に庭からはみ出してアプローチの邪魔に...。
そこで飛び出した株を救済し鉢植えにして育ててみようと思いました。
まずは鉢上げ作業の様子からスタートし、その後の様子を追加しながら "そだレポ" をまとめたいと思います。