ロスチャイルディアナム開花まで

うめ
うめさん
成功談
植物名 パフィオペディラム
品種名 パフィオペデュラム ロスチャイルディアナム 多花性パフィオ
地域 東京都 場所 ベランダ 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

ロスチャイルディアナム開花まで

ロスチャイルディアナム開花まで

作成日:2017/05/28
最終更新日:2017/06/17

2014年に多花性パフィオの交配種の開花までの過程を育レポに掲載しました。相変わらずパフィオの風貌等に惹かれて育てていますが、昨年、長い間欲しかったロスチャイルディアナムの大株な割にお手頃な価格の株に出会い、我が家にお迎えしました。入手時に花芽がありましたがしけてしまいましたが、2017年5月に花芽を発見。6月中旬に2花茎2輪ずつの計4輪開花しました。

  • ロスが我が家にやってきた

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  • 鉢増しです

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  • 花芽の発見

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  • 1輪目の開花開始

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  • 1輪目開花しました

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  • 3輪開花しました

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  • 全4輪開花しました

    7

1.ロスが我が家にやってきた

ロスチャイルディアナム開花まで ロスが我が家にやってきた
長らく欲しかった品種です。そもそも高価で、逡巡していましたが今回、比較的リーズナブルな株に出会いました。株巾70cm。通販でしたので現物は確認できず。写真でも花芽が見えていると思いますが、残念ながらすぐにしけました。2016年は四月に開花したと蘭園さんから聞きました。パフィオは根腐れでダメにした経験が何度もあるので、購入直後にダコニール1000と展着剤を噴霧しております。

2.鉢増しです

ロスチャイルディアナム開花まで 鉢増しです
購入時は5号プラ鉢に市販のシンビジュームの土みたいなミックスコンポストでした。窮屈そうで、夏越し後に葉の様子も元気なかったので、10月8日に鉢増ししました。取り出すと根がパンパンに回っていました。色の悪い根は除去し、6号プラ鉢にバークSを使用しました。鉢増し後、10日ほどは断水し、念のためベニカXファインを散布しました。

3.花芽の発見

ロスチャイルディアナム開花まで 花芽の発見
今年は開花は期待していなかったのですが、5月中旬に花芽を一つ見つけ、俄然やる気になっていたところ、5/27に水やり中にもう一つ花芽があるのを確認。前の花芽も育っています。

4.1輪目の開花開始

ロスチャイルディアナム開花まで 1輪目の開花開始
結局、2花茎で、それぞれ蕾が2つずつでした。 結構、大株で、充実しているように見えるのですが、株の性質なのか、育て方のせいか多花性と言うには少し物足りない花付きです。 今回がうちでの初開花でいきなり2花茎ですので、まずはよしとせねばならないですね。 
写真は2017/6/4で、第一花が開花しだしました。 ぐっとため込んで開こうとしている感じ。 もしくは忍者が印を結んでいる感じです。

5.1輪目開花しました

ロスチャイルディアナム開花まで 1輪目開花しました
2017/6/7に1輪目がほぼ完全に展開しました。 花の大きさは小ぶりです。 1輪目が開花した花茎の2輪目と、2花茎目の1輪目が少し緩んできています。 週末にはこれらも開花しそうですね。 5/14に花芽が出始めたのを見つけ、首を伸ばして1輪目が開花するまで三週間強です。 以前、そだレポにアップした多花性パフィオは11月開花で、花芽を見つけて開花まで1か月以上かかりましたので、大分と違います。

6.3輪開花しました

ロスチャイルディアナム開花まで 3輪開花しました
2017/6/10に3輪開花しました。 残る蕾はあと一つです。 早晩開花すると思います。 最初に開花した花は大きさ(NS)が16cmに達しました。 ひげがピンとしている分、大きい感じに見えます。 花の色もくっきりしており、見ごたえはあります。

7.全4輪開花しました

ロスチャイルディアナム開花まで 全4輪開花しました
2017/6/17に全4輪開花しました。 半月程度ですべて開花したことになります。
花の大きさ(NS)は先に咲いたものは結局18cmに達しました。 色も濃くて迫力があります。
昨年入手して我が家では初開花です。 とりあえずは咲きやすそうな株ですし、次回は2花茎3輪ずつを目標にするつもりです。

開花期

わたしの育て方

以前にPinocchioと多花性パフィオrothschildianumの交配種の開花までの過程を育レポにアップしたことがありました。 以前と比較して一部変更しましたが、大きな根本的なことに関わる変化ではないです。 以下に記載します。

【株の入手】
今回は2016年7月に通販で購入しました。 株写真は見てますし、事前に開花情報(その年の春に開花)等は蘭園さんに確認しました。 ただ、前回の交配種の育レポで記載しました、咲きやすそうな株の見分け方を実物で実践することはできませんでした。

【開花】
2017年は我が家での初開花となりましたが、2花茎で2輪ずつの計4輪開花し、花の大きさ(NS)は18cm。 6月初から開花が始まり二週間ほどで全輪開花しました。 その前は2016年春先に開花したとの情報があり、2016年7月17日に購入時には花芽が一つ見えていましたが、しけてダメになりました。 これらを総合的に勘案しますと、この株は春先から梅雨にかけてが開花時期の様です。 

【栽培環境】
2016年は10月30日までベランダに出し、その後、室内に取り込んでいます。 最低気温が15℃切る頃が目安です。 室内では窓に近い床に置いています。 マンションですので冬場でも最低で18~20℃、日中、陽が当たると25℃程度になります。 湿度調整はしていませんので低めです。
2017年はゴールデンウィークからベランダに出しています。 ベランダは東南向き、日の出から午前10時頃まで直射日光があたります。 遮光はしていませんが、少し葉焼けさせてしまいました。 

【用土と鉢】
プラ鉢で元々は市販のシンビジューム用土見えるミックスコンポストで植えられていました。 鉢増し時には、あまり無理にコンポストは落としておらず、自然に落ちたものをのぞいて、バークSを使用しました。  

【水やり】
基本、乾き方をみてやりますが、この株はカトレヤと同タイミングにしております。 夏場は2、3日ごとで、冬場は5日~一週間に1回程度です。 冬場は少しぬるいめの水にしています。 温度は測っていませんが室温程度でよいと思います。

【肥料】
外に出したら固形肥料(N5-P20-K6-Mg8;3カ月効果持続)を規定量与えています。 ただし、花芽が見えだしたら中止しています。
液肥は週に1回洋ラン用ハイポネックスを与えています。 以前の交配種の育レポでは、意識的に普通のハイポネックス(P成分が多い)を使用していると記載しましたが、あまり差がないので、品種ごとに変えるのも管理上面倒だったので洋ラン用ハイポネックスにしました。 
最近は、
・シンビジューム、カトレヤ交配種は梅雨明けまではNの多い肥料(N6-P3-K3-Mg1)を使用、
・原種系の蘭、年に何度か咲くタイプとかはパフィオと同じ肥料に統一しました。
今回の株の場合、5月14日に花芽に気付いたので液肥は中断しました。 
2016年に入手した際は、入手直後から肥料はやらず、暑さがやわらいだ8月末から洋ラン用ハイポネックスを与え、室内取り込み後もずっと続けていました。

【その他】
農薬は2016年入手時にダコニール1000と展着剤を、植替え後にベニカメXファインを与えました。 2017年はGWに戸外に出した際にダコニール1000を展着剤とともに与えています。 パフィオは根腐れでダメにすることが多く、殺菌剤は定期的に与えています。
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園芸を楽しんでいる場所:
室内、ベランダ
住んでいるところ:
東京都
園芸を始めた年:
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