1.早くも芽が出て鉢上げした。
これを発芽という(当たり前か)
パキポディウム属ロスラーツム10粒
P.ロスラーツム地域変種エブレネウム5粒
P.ロスラーツム地域変種カクチぺス5粒
P.ホロンベンセ5粒
トレーの中でグッチャグチャ
まさに4種混合。どの種類か判別せず。
パキポディウムは成長が遅い。
葉や花で判別できるらしいがそれまでこちとらの寿命が保つかどうか・・・
早い苗は3日目に発芽、全部で9本
あとは気配なし。
2.理想像は写真
写真の大株まで何年かかることやら・・・
3.種まきから半月
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少し胴の部分が太って来たかな?
しかし、こいつぁ気の長い話だぜ。
ロスラーツムは綺麗に成型されたものは風格があり、部屋のインテリアに最適。
春から夏にかけて雨ざらしの環境で灌水をザブザブやった方が形よく育つそうだ。
多肉植物としてかなり異端。
もっとも、落葉して休眠期に入ったら断水して暖かい室内に置く(カラッカラに乾かすのはどうかな?)
でもこんな小さな苗だからそこまで行くにはだいぶ先。
4.わずかにひと回り成長,’17 7/3
この鮮やかな緑色は、人工的とも思えるほど。
やはり日本の植物のような淡い色じゃないね。
この胴部分が成長につれ徐々に木質化してゆき、ついには土色の根茎となるわけだ。
今は苗代のように9頭ともに寄せ植えにしているが、いつの日か一本立ちにせねばならねぇ。
物の本によると過保護栽培はいけないそうだが、直射日光に晒し風雨に当てるタイミングがわからない。
「なにぶん、初めての事ですから」byムラヤマ
5.それから1週間,’17 7/11
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たった1週間でそんな変わりがあるはずない。
でもよく見比べるとわずかに太くなってる。
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6.同じく7/11
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胴部の緑色がピュア・グリーン ☘️
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7.分離しないまま夏越し,17 9/12
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マダガスカル島産はいわゆる「夏型」
日本のような寒い冬はない。
相当の猛暑もあったが全開放の小っちゃなフレームで煮えもせず夏を越した。
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8.P.グラキリスが混じってる? 9/12
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右端の苗、葉がグラキリスっぽい。
実生リストにゃない。
とんでもねぇなぁ、いい加減な業者だ。
まぁいいや、捨てるわけにもいかねぇだろ。
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9.それから20日、だいぶ涼しい 9/30
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最低気温が20℃を下回る。
雨もやたら多い。
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10.日照不足補助と加温も兼ねてヒヨコ電球照射
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何事も、物は試しだ。
今のところ安いライトで十分 🔦💧
🖐🏻手をかざしてみると結構あったかい。
‘17 9/30
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11.アデニア・ラケモサと共にライト照射
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アデニア・ラケモサもついでにライト照射。🌵🔦
こいつも寒さに弱い。☃️💦
‘17 9/30
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12.🐠 水槽に入れてみた。’17 10/8
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😸💦 パキポディウム寄せ植え🈶と🍠アデニア・ラケモサを夜間に水槽内で蛍光照射💡✨
単なるスポットライトから植物育成灯へ変更。
以前、熱帯魚と水草栽培に凝ってた時代があり、水槽とライトは売るほど残ってた。
今回、植物育成トロピカルレッドと昼色光の2灯で照らす事にした。
昼間はフレームで日光を当て、夕方に水槽へ取り込む段取り。
照射中は25℃をキープ、芋部分は30℃になってる感じ。
13.1枚”紅葉”した🍁 ‘17 12/23
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水槽内は密閉すると30℃以上になる。
部分にもよるが。
それでも庭のフレーム内にゃはるかに及ばない。
12月でも窓を閉めると晴れた日中は40℃はすぐ超える。
通風には気を使う。
煮えちまったら取り返しがつかない。
1枚だけ紅葉。ほかは落葉の気配はない。
明け方水槽内は22、3℃ある。
このまま春まで行きゃぁ落葉はしねぇだろ。
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14.🍃正月10日、落葉なし。
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マダガスカルは日本のような寒い冬はない。
つまり現地のパキポディウムは寒さで休眠・落葉するんじゃない。
渇水で落葉する。
はっきりした乾季・雨季があるのかどうか。
‘18 1/10
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15.🎍同じく1月10日
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上のような理由で始めた栽培実験。
日本で発芽して育つとはいえ、遺伝的な形質はマダガスカルの気候に適応するようになってるはず。
種は現地からアマチュア栽培家が輸入した代物。
発芽して半年。
いちばん育ちの良い苗は胴が50円玉の太さになってる。
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16.🥔’18 7/30 だいぶ育ったな
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Pachypodium ロスラーツム、各変種寄せ植え。
播種して約1年と1ヶ月。
いちばん成長の良い子株は直径2.5cm、百円玉よりひと回り大きい。
いろいろ変種が入り混じってどれがどれか判らないがそのうち判明するだろう。
要は歩留まり。
25粒蒔いたが成株になるのは何株かだ。
もちろん栽培にゃベストを尽くしてるつもり。
乱雑に寄せ植えのままなのは考えあっての事。
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17.🥔そろそろ分ける時か ‘18 7/30
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去年発芽したのを鉢上げしたまま。
結果的に寄せ植え状態のまま。
これには理由がある。ズボラじゃねぇんだ。
ほんとうはもっと早く1本1本分離させるのが普通だが、同じロスラーツムでも落葉したのとずっと今まで葉をつけたままのがある。
落葉してイモだけになった株(写真左)の新葉が出るのを待ってた。
もちろん葉が出たから根が働いてるとは限らない。
塊根中の栄養で発葉してるケースもある。
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18.涼しくなって来た🎑 ‘18 10/3
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朝晩の涼しさ(20℃前後)で葉が1枚だけ黄変。⭐️
だが、日中30℃を超える日もあって今年は例年より気温が高い。
ほかの葉は青々して繁ってる。
今年の秋〜冬は24時間ライト点けっ放しはやめるつもり。
夜は消灯し室温で冬越しさせる。
日中は庭のフレームで日光浴、遮光は漸次減らしてゆく。
真夏は50%遮光してたが。
落葉するかどうか。🍂
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19.👶🏻⏩👦🏻 なかなか育ちがいいよ
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肥沃な土って誰が決めた?
写真で見ても、日本の海岸に棲息してる黒松のように断崖の岩の隙間にへばり付くごとく生えてる。
土の量から云っても肥えてる筈がない。
雨が降るたび肥料分(とくにチッ素とカリ)は流出してゆく訳だから。
肥料分が後から後から補充される場所ではない。
パキポディウムは成長が遅い。一年草とは訳が違う。
何十年もかけて成長する。
ゆえに、無肥料・寄せ植えでも十分育つ。
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20.🐠夜間は水槽へ収容 ‘18 10/13
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明け方の最低気温が15℃を切りそうなので収容。
一部でも落葉させたくないのが持論。
寒さで落葉するのは自生地じゃ有り得ない。
マダガスカル島じゃ日本みたく冷え込まないはず。
自生地で落葉するのは乾燥によるもの。
休眠は必須ではない。
冬の間は島の南東から貿易風が吹き込み東側は雨。西側は逆に乾燥。
夏の間はアフリカ大陸からの季節風が強くなり島の西側の降水量が比較的増え、東側は乾燥する。
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21.🏞常春の自生地が目標’18 10/15
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同じペアで去年の今頃、24時間ライト照射開始。
両者とも寒さに弱い共通点。
自生地に日本のような寒い冬はない。
アデニア・ラケモサの原産地は東アフリカ・タンザニア。
地域はイリンガ・ドドマ州で、標高すら判らず耐寒性に乏しいという事しか気候についての情報はない。
パキポ・ロスラーツム各種はマダガスカル島原産でやはり耐寒性はない。
気候・標高など細かな数値はある。
今年は夜間は消灯。
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22.💡✨深夜までライティング ‘10/19
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天候不順で日照不足。
蛍光灯2機じゃ光量+熱量が足りない。
そこで白熱灯を追加。作業時に点けるアレ。
水槽は後部は透明ガラスのフタ。上からスポット照射。
内部は25〜28℃まで温度上昇。
葉の表面は葉裏からの蒸散気化熱の放出でこれより低いかも知れない。
深夜の就寝時にゃ消灯。
今の時期、明け方20℃前後まで下がるようだ。
両株とも落葉する事はないだろう。
日中、晴れた日は日光浴。
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23.🍂1枚だけ黄変 ‘18 10/28
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播種して1年4ヶ月。
いちばん成長の良い株の葉が1枚だけ黄変。
普通なら落葉し始める時季。
だが夜間は水槽に収容してライト照射、夜中にゃ消灯してるが。
去年から今年4月まで落葉しなかった。
まぁそう神経質になる事もねぇとは思うが。
去年と今年は何が違うか考えてみた。
それは深夜に消灯してること。去年はずっと点けっぱなし。
それで落葉するのか?
まだ水槽内は明け方20℃もあるのに。
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24.👦🏻👧🏻1年余にしては育ちが良い
‘18,11/5撮影
種を蒔いたのは平成29年(‘17)6月下旬。
1年4ヶ月余り、ネット画像なんかを見てもウチのは育ちがいい。
発芽後すぐに鉢上げして植え替えもしなかった。
もちろん施肥など以ての外、液肥など邪道もいいとこ。
そんな性急な栽培なんかしなくったって根塊は十分肥大する。
口を酸っぱくして助言してるのにやめようとしねぇ者も居る。
まぁ歳取ると頑固になるのは人の常。仕方ねぇか。
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25.💡✨去年の冬は24時間育成ライト照射
11/15
温室・フレームでも屋外設置なら落葉 🍂
やはり無加温フレームにゃ限界がある。大きさにもよるが。
東京都心の明け方は意外と冷え込む。
パキポディウムも種類にもよるが、ロスラーツムの場合地域的変種の違いもあるが、平均的に最低気温12〜3℃まで下がると葉が黄変し落葉する。
去年〜今年(‘18)の冬は水槽内24時間ライト照射。
全く落葉はなかった。だから成長は速かったと思う。
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26.最低気温がだいぶ下がって来た🌡⬇️
‘18,11/26撮影
部屋の暖房は切ってあるので放って置いてもそんくらいで止まる。
これ以上下がると落葉しそうな気がする。勘だ。
自生地のマダガスカル島じゃ寒さによる落葉はない、っていう前提で開始した栽培実験。
ただし、細かな気象データは古い専門書の物、標高の高い所はそういう事もあるのかも。
まぁ仮にそうだとしても、それが常態だとは思えない。
雪が積もるような山は存在しないはずだから。
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27.🍃✨2枚の葉がずいぶん長くなって来た。
‘18,12/14撮影
P.エブレネウムだと思うが(たぶん)、水槽内へ夜間収容し始めてから出現した2枚の葉が異常に長くなって来た。
日照は午前中フレーム内で約2時間ほど。
陽がビルで翳ってすぐ水槽へ収容、夜半まで蛍光灯2灯(植物育成灯+白色光)と白熱電球1個で照射。
夜半〜朝七時頃までは消灯(去年は四六時中ぶっ通し点灯)
去年の冬にこんな葉が長くなる現象は無かったので、電球を加えたせいか?
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28.水槽内のエブレネウム(多分)の長い葉🍃
‘18,12/16撮影
この長い葉にゃ意味がある。
つまり、去年から今年までこのような現象は起きなかったわけだから、今初冬から加えた白熱電球の効果で長くなったと推測できる。
人工灯は意外と照度が小っちゃい。
人の眼にゃ眩しいと感じても照度計で測定して見ると日光に比べかなり低い。
とくに蛍光灯はそうだ。
白熱電球を加える事で去年と違ったのは暖かさ。
赤外線が増加して葉の成長に結び付いたか?
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29.💪🏻🍀✨エブレますます旺盛な成長。
‘18,12/20撮影
この株だけだが、後から後から新葉が出て来てまるで春から初夏にかけてのような成長を見せてる。
もうひとつの大きなホロンベンセは新葉の発芽はあるものの、勢いはエブレのそれに遙かに及ばない。
この「午前中フレームで日射、午後・宵は人工灯照射」という環境がエブレネウムに合致してるのだろう。
これはこれで貴重なデータ。
こんな条件で栽培した実験は誰も行わなかっただろうから。
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30.🍂ホロンベンセは1枚葉が黄変。
‘18,12/28撮影
成長旺盛なエブレネウムに比べ、それほどでもないがホロンベンセも新葉が出て成長してる。
それでも古い葉が1枚,2枚と脱落してゆく。
生育が鈍くなってるのは確かなようだ。
つまりは、ホロンベンセにとってこの環境は寒過ぎるのかも。
エブレネウムに比べ自生地の標高が低いと考えられる。
自生地のマダガスカル島じゃ気温低下で落葉するのかどうか。
ネット検索が必要なようだ。
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初めてのパキポディウム属の種まき。
写真の卵パックのトレーに種類を分けて播種。
ところが酔ってパソコンやってたら引っかけてグチャグチャに混ざってしまった。
まぁ大きくなって花が咲きゃぁ判るだろう。
何年先の話かよ・・・とほほ
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