また咲いたサボテン 烏羽玉🌵

湯島臥牛
湯島臥牛さん
成功談
植物名 サボテン
品種名 ロホホラ属「烏羽玉」
地域 東京都 場所 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(半日) 満足度
ジャンル 多肉植物・サボテン

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

また咲いたサボテン 烏羽玉🌵

また咲いたサボテン 烏羽玉🌵

作成日:2017/07/15
最終更新日:2018/12/23

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白花翠冠玉

6月初旬に続けざまに花を咲かせて今年は終わったなと思ってたら7月中旬の今になっていきなりまた咲いた。
なんか今年は変だな。

狭いフレームに収容してスノコの下はいつも水をたたえて気湿を保つようにしてる。
この種類は土湿はそれ程でもないが、気湿が高い蒸し暑い環境を好む。

そうしないでメセン類を栽培するような空気の乾燥した場所に置くと必ずアカダニが着いて汚い肌になってしまう。

  • あれ、また咲いた 🌼

    1

  • お子さんもご一緒で、暑いでしょ。

    2

  • 緋花玉もなんかヘン

    3

  • 5月上旬の緋花玉

    4

  • やはりイイねぇ 緋花玉の真紅 🌸✨

    5

  • またまた咲いてる、今年3度目だよ。

    6

1.あれ、また咲いた 🌼 注目!

また咲いたサボテン 烏羽玉🌵 あれ、また咲いた 🌼
このロホホラ属のサボテンはまるで大きめの草団子のような感じで実際触っても柔らかい。
でもあんまし指で押したりすると皮の下の細胞がダメージを受けるのでやめた方がいい。動物のペットとは違うんだ。

自生地じゃ、もっと扁平で長い乾季にゃ半分は土中に埋もれて暮らしてるが、雨季が来るとてっぺんを少し出して吸水・開花・結実を急いで行う。

健気に生きてるんだな、それを考えると愛おしくなるね。
姿も愛嬌あるし。

2.お子さんもご一緒で、暑いでしょ。 注目!

また咲いたサボテン 烏羽玉🌵 お子さんもご一緒で、暑いでしょ。
.
買った時は「子吹き烏羽玉」とは聞いてなかったが、栽培を始めてすぐ子が出て来た。
でも、ボコボコ子吹きして親本体が小さいままだとヤだな。

「園芸日記」にも書いたが、ロホホラ属は幻覚剤メスカリン成分を含んでる。
昔、烏羽玉が日本に輸入されそれが話題になった時の事を覚えてる。
だけどメスカリンが含まれる量は僅かで、原産地球ならいざ知らず国内で生産された物は体液が薄まってて食べても効果はない。

3.緋花玉もなんかヘン 注目!

また咲いたサボテン 烏羽玉🌵 緋花玉もなんかヘン
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烏羽玉にお付き合いして、このギムノカリキウム属 緋花玉も蕾をまた挙げてきた。

なんか今年はヘンだな、暑さはこのところ数年とんでもなく強烈なのは変わらない。
こいつらサボテンにとって去年と何が違うのか。
空梅雨のせいか?

去年は今頃どうだったのか思い出せないや。

このギムノカリキユウム属もロホホラ属と同じで高温・多気湿を好む。
その割に肌が日焼けし易いのも同じ。

だから同じフレーム。

4.5月上旬の緋花玉 注目!

また咲いたサボテン 烏羽玉🌵 5月上旬の緋花玉
写真が後先になっちまったが、これは5月上旬頃のギムノカリキウム属 緋花玉、バンバン🌸🌸🌸🌸🌸🌵

どんだけ体力を消耗したことやら。
お疲れ様です。🙇

5.やはりイイねぇ 緋花玉の真紅 🌸✨

また咲いたサボテン 烏羽玉🌵 やはりイイねぇ 緋花玉の真紅 🌸✨
赤にもいろいろだが、どぉです?この色
まさしく真紅

5月に続いて2度目の開花 2個目の花
なぜか全開に咲かないけど、慎ましやかに咲くのがなんとも健気

この株は直径12cm、ウチへ来た時は半分くらい
毎年5月に10個前後咲く
全開に開かない、そういう癖か?

ギムノは「蒸し作り」が基本だが、この子はそれプラス早朝にニ時間ほど直射日光に当ててるグルグル回しながら。だから現地株並みに扁平、自慢です

6.またまた咲いてる、今年3度目だよ。

また咲いたサボテン 烏羽玉🌵 またまた咲いてる、今年3度目だよ。
今年はホント変。
梅雨が明けたはずなのに、このところ2~3日涼しかったので烏羽玉のヤツ5月と勘違いしたかな?
一種の狂い咲き。
まぁ、可愛くて好きな花だから何度咲いてもいいんだが、実が生ってたので烏羽玉の体力を考えると可哀想かなとも思う。
ハオルチアの花梗は容赦なくチョン切るおいらでも、この可憐な烏羽玉の花はさすがに引っこ抜けない、差別だとは思うがネ。

この株は写真の通り仔も持ってる。がんばれ。

開花期

わたしの育て方

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昔のサボテン専門書に「栽培は極めて丈夫で、実生球にしろ輸入球にしろ、まず腐る心配は要りません。
生長期は春から秋まで、豊富な光線と適度な高音・多湿の状態に置けば丸々と育ちます。」とある。

しかし、「腐る心配は要らない」というのはどうやら言い過ぎで、サボテン栽培の基本を知らぬ初心者はしばしば腐らせてるようだ。

今はどうか知らないが、手元にある昭和50年ごろ発刊の専門書には「高地性 玉サボテン」に分類されてる。

私は長年これには首を捻って来た。

なぜなら、栽培の非常に難しいとされるスクレロカクタス属の白紅山やエキノマスタス属 太白丸、有名だが成長が遅く接ぎ木されることが多いストロンボカクタス属 菊水などと同じグループに入れられているからだ。

もっとも、アズテキウム属の花籠も同じカテゴリーに入れられてるから、この著名な執筆者(今はたぶん故人)は各々バラバラなこれらのサボテンの原産地が単に標高の高い「高地」だという事でひと括りにしたのかも知れない。

だって、スクレロカクタス属の難物と蒸し作りを喜ぶロホホラ属、軟光線を好むアズテキウム属の花籠が一緒くたにされてるのはどうしても合点がゆかない。

サボテン栽培書としてなら、栽培方法のかけ離れたこれらのサボテンを同一カテゴリーに分類するのはまことに不親切と言わざるを得ない。

まぁそれはさておき、今年は6月に何回か開花して少し間を空けてまた今朝蕾を急速に突き上げて咲いた。
なにか慌ててるような感じで。(写真1)

子吹きしてる烏羽玉は6月初旬何個か咲いて、今はその気配はない。(写真2)

写真3枚目のギムノカリキユウム属 緋花玉も5月初旬に10個以上も咲きまくってたが、5月末にゃ🌼が終わったと思ってたら7月中旬の今になってまたぞろ蕾を上げて来た。

ここ東京都心じゃ今年は空梅雨っぽいが、なんかサボテン開花はいつもの年と違う。
例によって異常気象ってヤツかな?

ま、それにしても、このクソ暑ちいのにサボテンもご苦労なこった。

烏羽玉も緋花玉も、直射日光は早朝のうちだけ当て10時すぎにゃ軟光線にしてあるフレームへ収容した。
ギムノカリキユウム属も比較的高温多湿を好み、烏羽玉と同じで夏の強光線にゃ肌が日焼けし易い。

早朝に少し直射日光を当てるのは日照時間が少ないウチならではの工夫である。
隣の三階建てが邪魔する、都会じゃ仕方ないが。

でも、この時期あまり長い時間直射日光を当てると肌が日焼けしちゃうので寸止め、綱渡りのやり方。

🌵サボテンにゃ苦労させられます。



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