1.6月13日: こんなに小さな苗でした
4月19日: 種を植える。4粒ずつ2個のポリポットに。
5月28日: 出た芽はたった一個。大事にしよう。そおっと庭に植え付ける。
2.同日: 弱弱しくてかわいらしい
メタセコイアのような大木も、たった一粒の種から。であれば草丈1~1.5メートルになるアメリカフヨウの華やかな大輪が、こんなかわいらしい苗から育っていく、というのも納得しなければなりません。
3.6月14日: 心なしか多少元気が出た感じ
雨が降り続いていたせいでしょうか。6月9日以降6月末日まで3日間の曇りを除いて、この地域には雨が降り続いていました。この水分がアメリカフヨウの苗を元気にしたのでしょうか。
4.6月15日: 肥料を少々
豚糞を少し。アメリカフヨウの苗からは離れていますが、あとでこのことが功を奏しました。
5.7月4日: 引き抜いてしまいました!
この日、雨が上がってアメリカフヨウの様子を見に来て驚きました。「やや、いないぞ!どこにも」あたりを目を皿のようにして探しましたが見つかりません。いたそこにアメリカフヨウはいないのか。
冷静になって「よもや…」と後ろを振り向き、雨の中午前中むしりにむしった雑草の中をそうっとしらみつぶしに見ていくと…。いました!こんなところに。
やっと合点がいった私。他の雑草と一緒にむしり取ってしまったのです。アア…
6.同日: 大慌てで
急いで土を掘って。
このとき、前と少し位置がずれました。以前の奥の方ではなく、前の方に植えました。
7.同日: 不安です
大丈夫ちゃんと根付くだろうか。
8.同日: どうか無事育ってくれますように
移植を嫌うアメリカフヨウ。引き抜かれてから植えなおされるまでほんの一日の出来事だったのが不幸中の幸い。
ただラッキーなこともありました。植えなおした場所が2~30センチずれて豚糞肥料を施した真上となったのでした。
3月19日にポットに種蒔きして移植した矮性アルセアよりも何故か既に立派に見えます。
9.8月17日: 花芽が付きました!
引き抜き騒ぎから一カ月以上も経って、ようやく花芽が一つ付きました。「ええっ、ホントかあ!」
まさか一年目で花を咲かすとは。
10.9月4日: 咲いていました!初花
苗のサイズからして立派な大輪のアメリカフヨウです。引き抜き騒ぎで大心配したかいがありました。
「あっ、咲いてる!」という感じでピンクの華やかな姿を発見した時はうれしかったです。
動物もそうでしょうけど、植物は手をかけただけ答えてくれるのですよね。畑仕事庭仕事の仕事冥利に尽きます。
11.同日: ところが!ハマキムシです
葉をくるくると巻かれて。おまけに葉の中は糞だらけ。ハマキムシがし事した沢山の葉を抜き取りました。
12.同日: ハマキムシの仕業です
オルトラン溶剤を吹き付けましたが。無事全滅してくれましたかどうか。
13.9月5日: 蕾を2つ付けています
アメリカフヨウは一日花ですが、その代わり次々に蕾を付け咲いてくれるのだとか。どうぞそうなりますように。
帰還す一週間後が楽しみです。華やかな追跡レポができることを願って。
花の直径が30センチにもなる花!の広告写真にビビッときて種を採り寄せた。8粒で1080円。なんと高価な! が、発芽したのはたった1個。「ようし、大事に育てよう」という思いで生育を見守った。
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