【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1

植物名 フィカス(ゴムノキの仲間)
品種名 印度菩提樹
地域 愛知県 場所 室内 栽培形態 鉢植え
日当たり 日なた(1~3時間) 満足度
ジャンル 観葉植物 タネから育てる

栽培ストーリー(わたしの育て方レポート)

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1

作成日:2017/10/14
最終更新日:2023/04/15

また実生が恋しくなって植物を物色。
あまりその辺には生えてない奴で、頑丈で、縁起木(?)と言うことでチョイス。
熱帯の植物ながら耐寒性もあり日本でも屋外越冬が一応可能(対策は必要らしい)とのことなので、その辺も加味して育ててみる。

※ 種はオークションで入手。

  • 種は小さい

    1

  • 土に直播きの方

    2

  • 発芽小皿の方

    3

  • 根が出る

    4

  • 発芽小皿からポットに移植

    5

  • 葉が増える

    6

  • 成長再開

    7

  • 一回り大きくなる

    8

  • 根っこチェック

    9

  • 植え替え

    10

  • 植え替え やり直し

    11

  • 葉っぱの形

    12

  • 冬越し 2019

    13

  • 二度目の植え替え①

    14

  • 二度目の植え替え②

    15

  • 変色と落葉

    16

  • 背比べ

    17

  • 葉焼け

    18

  • 冬に入りかけ

    19

  • 植え替え③ 根っこチェック

    20

  • 植え替え③

    21

  • 植え替え後

    22

  • 成長再開

    23

  • 丸坊主からフサフサへ

    24

  • 急成長

    25

  • 続・成長

    26

  • 植え替え

    27

  • 植え替え後の姿

    28

  • 冬なのに元気?

    29

  • 30

1.種は小さい

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 種は小さい
2017/9/26

成木は20mを超えるそうだが種は1mmくらいで、豆粒どころかゴマ粒である。

購入元の方がかなり多目に入れてくれたので今回は2種類の方法でやってみる。
①プラの黒ポットで土に直播き
②キッチンペーパーで一旦発芽を待ち移植

2.土に直播きの方

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 土に直播きの方
2017/9/26

9粒を等間隔に並べて配置するも、水をやった瞬間流されて行方不明に。視認は不可能だろう。
芽が出たら位置補正をしよう。

3.発芽小皿の方

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 発芽小皿の方
2017/9/26

3号鉢の受け皿に4つ折りキッチンペーパーを敷き、水を吸わせて培地とする。
こちらは地が白いので種の位置は視認できるが、くしゃみ等で吹き飛ばしかねない怖さがある。

ラップで蓋は一旦しないでおく。
湿度維持とカビの加減がまだ見切れていない。

4.根が出る

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 根が出る
2017/10/13 - 17日経過

発芽小皿の方の9粒のうち5粒から根らしきものが。
思ったよりは早い反応。

途中2度、培地用の紙を新品に交換。小皿も都度洗う。
種の移動は先端0.5mmのピンセットで。
特にカビらしい気配はない。やはり夏場や梅雨よりは安全な時期なのだろう。

以後は根が培地紙に絡む前に、様子を見つつ鉢に移動予定。

5.発芽小皿からポットに移植

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 発芽小皿からポットに移植
2017/10/21 - 25日経過

発芽小皿の種のうち発根したものをポットに移す。
根が長すぎると根が土中に入りにくいので、発根を確認したらすぐ移植の方が良かったか。
途中、作業時にポットをひっくり返してしまい2株ロストしてしまう。残念。

状況は二種合わせて以下の通り。
カビ害はゼロ!

 ①播き:9粒 / 発根:6粒 / 生存:4株
 ②播き:9粒 / 発根:3粒 / 生存:3株

6.葉が増える

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 葉が増える
2017/11/19 - 54日経過

あれから新たに2株芽を出し合計で9株生存。
18粒播いたので丁度50%の生存率。
随分と発芽時期にバラツキがある印象。

写真は中でも一番大きい株で、最初の双葉以外にもう1セット対生の葉が出てきているのが分かる。順調そう。

近頃急に寒くなってきたので、晩~朝は窓際から避難させるなど低温対策も開始。

7.成長再開

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 成長再開
2018/5/12 - 228日経過

芽のまま冬を越した印度菩提樹が成長再開。
徐々に脱落して現在は4株生存。

4月の中旬くらいから動きがあり葉が増えているが
変化がかなりゆっくりなので「気づいたら伸びてた」状態になりがち。
次の冬までに鉢上げサイズになるのだろうか。

8.一回り大きくなる

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 一回り大きくなる
2018/5/26 - 242日経過

順調に伸びている。
最低15℃、最高27℃くらいの日が多くこれくらいが伸びるに好条件なのかもしれない。
水切れと直射日光当てすぎに注意したい。

特徴である葉先の尖りはまだ見られない。

9.根っこチェック

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 根っこチェック
2018/9/24 - 363日経過

そろそろ一周年。
と言う理由ではないが、寒くなる前に済ませたかった植え替え。

恒例の根っこチェック。
3株のうち1つは大きく根が20cm近くに。
残り2株は5~8cmと慎ましい。同じ時期に植えたのにこの違いは何だろうか。

10.植え替え

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 植え替え
2018/9/24 - 363日経過

若干根を毟り新鉢へ。
今度は挿し芽ではなく観葉植物用の土で、腐葉土も入っていて成長には好都合だろう。

鉢サイズは悩んでの2.5号。
①3号では大きすぎで2.5号は少し心配
②1年見た限り成長はゆっくり
③最悪、半年~1年後は温かい時期で再植え替え可能

とりあえずは植え替え後の経過を見守りつつ、冬までに安定してくれることを祈る。

11.植え替え やり直し

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 植え替え やり直し
2018/10/7 - 376日経過

9/24に植え替えた鉢のうち、小さい方の2株(B/C株とする)をやり直す。
作業途中で土が切れて別メーカーの物を使ったのだが、多肉用土か?と思うような内容で不適だったため。
そもそも「観葉植物の土」って随分アバウトな表現で、内容をちゃんと確認せず買ったのがまずかった。

で、これまで使ってたメーカーのを再入手して事なきを。
次回から気を付けよう。

12.葉っぱの形

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 葉っぱの形
2018/11/19 - 419日経過

A株は色が薄く葉+1枚くらいの変化。
B/C株は驚くほどよく伸び冬の入り口でも元気そう。
とは言えそろそろ伸びは鈍化する見込み。

A株とB/C株で葉の形が全然違う事に気が付く。
何の違いだろうか?

 左がA株。つるりとした卵型で先端が細長くなっている。
 右がB株。割とギザギザ。先端細いのは同じ。

13.冬越し 2019

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 冬越し 2019
2019/3/14 - 534日経過

2度目の冬越し。
写真はB株。

前回は発芽直後で冬は一切伸びなかったが今回は動きあり。
A株/C株は枯れないものの枝が倒れて萎れた感じになっていたが、なぜかB株だけ妙に元気。
寒い間もゆっくりながら葉が増え休眠している感じはなかった。
特に作業上の差はないので株の個体差だと思う。

この勢いだとB株は植え替えが必要そう。

14.二度目の植え替え①

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 二度目の植え替え①
2019/4/20 - 571日経過

A/B/C株のうちB株がやけによく伸びてて少し狭そうに。
真夏に限界が来ても嫌なので今植え替えることに。

恒例の根っこチェック。
根の量は地上部に対して十分多いと思うが太い根は無い。
危な気ない印象。

15.二度目の植え替え②

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 二度目の植え替え②
2019/4/20 - 571日経過

植え替え後の様子。

先端が細くなっている特徴的な葉になった。
幼苗時はギザ葉で別の植物では? と迷ったこともあったがここ最近はこの形状の葉のみ。

残りのA/C株はどこで差がついたのか分からないがとても貧弱で、2.5号鉢でも十分余裕があり逆に心配。
一応ゆっくりながら新葉も出ているので追い付くことを期待したい。

16.変色と落葉

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 変色と落葉
2019/7/6 - 648日経過

BC株がかなり調子よく伸びる。
A株もゆっくりだが動きはある。

で、梅雨に入って少ししてからB株の下の方の葉が黄色く変色して落ちた。
梅雨らしい状況だったので弱っていたのかも?
葉ダニも沸いてたのでマメに見つけて潰して回る。薬品は使わず。

17.背比べ

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 背比べ
2019/7/20 - 662日経過

B株の葉の変色は一旦収まる。
葉ダニ潰しもマメにやっている。

A/B/C株全部同じ時期に播いた種なのに随分成長に差が出ているので並べてみた。
左からA/B/C。

これでも今年の2月まではA株が一番大きかった。
分からないものだ。

18.葉焼け

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 葉焼け
2019/7/31 - 673日経過

梅雨が明けて高温の日が続く。
あまり気にせず外の棚に出していたのだが本日の強光で激しく葉焼けしてしまう。
流石に猛暑日の日差しはこのサイズの株には厳しい様だ。
かわいそうな事をしてしまった。

写真のように焼けて落ちる葉もあるが少数で株自体は大丈夫。
とは言え、以降はやや過保護目にする。

19.冬に入りかけ

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 冬に入りかけ
2019/12/8 - 803日経過

知らぬ間に2周年を過ぎていた。

何故かあまり伸びていなかったA株が動き出した。
背こそまだまだだが12月でも妙に青々としている。
B/C株は夏の葉焼けでケチがついたのかそれからは余り伸びず、葉の色が黄緑に変色し落葉しそうな勢い。

きょっと窮屈そうなので春になったら全鉢サイズアップをしよう。

20.植え替え③ 根っこチェック

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 植え替え③ 根っこチェック
2020/3/20 - 906日経過

結局青々としたまま冬を越したA株。
鉢底から根が出ているので植え替え。

恒例の根っこチェック。
根が鉢の形に回ってしまってあまり良くない状態。
かなり派手に伸びて30cm近くある。よく3号に収まってたなと思う。

流石に長すぎるので10cmくらいまでカットする。

21.植え替え③

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 植え替え③
2020/3/20 - 906日経過

4号駄温鉢+多肉用土で植え替え。
これでしばらくは持ちそうだが1年は持たない気がする。
これ以上大きいと置き場所に困る。どうしたものか。
重量的にも陶器以外の軽めに変える必要がある。

あと、B/C株も土が乾き次第植え替える予定。
鉢が大きいと土の消費も激しい。買い足さねば。

22.植え替え後

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 植え替え後
2020/3/31 - 917日経過

続いてB/C株も4号鉢に植え替え。
写真はその後1週くらい経ったもの。

鉢に納めるために根をガツッとカットしたせいか、下の方の葉が急激に黄色く枯れていっている。
ちょっと怖いスピードの変化だ。
樹木の植え替えは根の量と葉の量をある程度合わせる必要があるそうなので、根量に合わせた軽量化を強制かつ緊急でやっているのかもしれない。

23.成長再開

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 成長再開
2020/5/10 - 957日経過

3株とも動きあり。

まずB株の葉が全部一気に黄色くなりそして派手に散って丸坊主になった。かなりショッキングだった。
新葉が準備できたから一気に処理した感じだろうか。
A/C株も(B株に比べれば)ささやかに新葉が出てこちらも追従。

動き出せば早いのでこの夏でどこまで行くか楽しみ。

24.丸坊主からフサフサへ

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 丸坊主からフサフサへ
2020/5/24 - 971日経過

丸坊主だったB株に次々と葉が出てフサフサに。
ただしかなりトップヘビーでちょっと風が出ると自重で仰け反って戻ってこれなさそう。
C株もB株ほどではないが葉を一新して順調に伸びている。

25.急成長

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 急成長
2020/6/15 - 993日経過

全株やや徒長気味に伸びている。
目覚ましいのがA株で、背丈が春頃の4倍くらいになっている。
何ともヒョロい。もう少し陽当たり良くしてあげたい。

一応なるべく真っ直ぐ伸びるよう陽当たりを考慮して毎日鉢の方向を調整している。
C株は大きく湾曲して失敗気味だが、A/B株は割と調整できている気もする。

26.続・成長

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 続・成長
2020/9/6 - 1076日経過

5~6月程ではないが真夏もしっかり伸びていた。
特に細くてヒョロっとしていたC株がヒョロいまま伸びて上背だけなら一番に。

当然だが重心が高くなり、ちょっと風が吹くだけで鉢が倒れるようになった。
天気予報で翌日の風速まで確認し、窓を開ける量を微調整する羽目になっている。

27.植え替え

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 植え替え
2020/9/19 - 1089日経過

ここ2日で3株とも植え替えている。
既に4号では怪しいので5号スリット鉢。土は観葉植物用土のまま。

恒例の根っこチェック。写真はB株。
地上部に比べて根量は控えめで細根が多い。深さも浅い。
あまり根鉢を崩さず植え替えたが、崩していたら支柱無しでは自立しなかっただろう。

28.植え替え後の姿

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 植え替え後の姿
2020/9/19 - 1089日経過

背が高かったせいで上から見た位置を確認できず、結果的にかなり傾いた状態で植えてしまった。
A株はまだマシだがC株も結構傾いている。申し訳ない。
他の園芸人はどうやって確認しているのだろう?

今年はこの状態で冬越し予定。
葉が残った例も落ちた例もあるのでちょっと読めない。

29.冬なのに元気?

【レポ終了】印度菩提樹 実生 #1 冬なのに元気?
2020/12/3 - 1164日経過

冬に突入。

これまでの感じだと、順当に落葉 or やけに緑で元気、のどちらか。
そんな予想のなか根元から気根?が出るなど休眠はしてなさそうな挙動。
まぁ元気なのはいい事だと思う。

30.#2へ

記事数が上限に達したのでPart2へ。

https://www.shuminoengei.jp/index.php?m=pc&a=page_r_detail&target_report_id=18027

わたしの育て方

■ 名称
 学名: Ficus religiosa
 和名: 印度菩提樹

■ 栽培環境
 西日の当たる窓際(夏は簾アリ)

■ 水やり
 夏: 土が乾いたらやる。1~2日に1度程度。
 春秋: 土が乾いたらやる。2~4日に1度程度。
 冬: 土が乾いたらやる。5~7日に1度程度。
 発芽時: 乾ききらない程度に水分維持。

■ 肥料
 特になし。

■ 病気と害虫
 特に気をつけていない。

■ 用土と鉢
 挿し芽用土 ⇒ 観葉植物の土
 黒ポット ⇒ 2.5号素焼き鉢 ⇒ 3号駄温鉢 ⇒ 4号駄温鉢 ⇒ 5号スリット鉢
 
■ 主な作業
 水やり、鉢の移動。
 植え替えは成長度合いを見ながら決める。

■ 方針
 ・実生なのでまずはカビ試練を乗り越えるのに注力する。
 ・少なくとも鉢管理のうちは冬は屋内管理する。
  日中は外に出すこともあるかもだが、よほど暖かい場合に限る。
 ・花が咲いた時点で一旦栽培成功とみなす。(花には見えないそうだが)
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室内、ベランダ
住んでいるところ:
愛知県
園芸を始めた年:
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