1.2017年4月9日 種まき
「世界初のF1実生系品種」とのこと。
タネが12粒(表示には10粒となってましたが、サービス?)
しかなく、「直根性で移植を嫌う」とのことなので、
ジフィストリップ(土にかえる連結ポット)に、
2粒ずつタネを蒔きました。
土は種まき用土、覆土はタネが隠れるくらい。
発芽するまで絶対に乾かさないように、日陰に。
どうしても日向になるときは、不織布のシートをかぶせて管理しました。
2.2017年4月19日 発芽始まる!
種まきからちょうど10日で発芽!
徐々に日向に慣らしていきました。
一斉ではないけれど12粒すべて発芽。
このころすでに日差しが強く、日に当てるけれど、当てすぎないよう、不織布のシートをかぶせたり外したり・・また、水をやりすぎないけど乾かさないよう・・大変気を遣う期間でした。
ジフィストリップは、このままでは使いづらく乾きすぎるので、穴をあけたイチゴパックに入れて使用。
(写真は4月29日)
3.2017年5月7日 一人一部屋へ!
本葉が出始めたので、1マスに1株になるよう、
真ん中からはずれた苗をそぉ~っと抜いて、新しいマスへ。
直根性で移植を嫌う、とのことなので、根を切らないよう、
ピンセットで慎重に作業しました。
移植したものは、3日間は日陰で管理しました。
(写真は5月15日。右側のものが移植したもの。移植して8日たったところですが、やはり一時成長が止まるのか、小さいですね)
4.2017年5月下旬 9cmポットへ。
ジフィストリップの底・側面から根が貫通してきたものから、9cmポットへ。
12株すべてポットデビューできて、一安心!
ある程度の日差しや乾燥にも耐えられるようになり、
人間だったら、一人でお留守番もできる10歳くらい・・?
ポットデビューのときは、
花が咲く時と同じか、それ以上にうれしいときです。
真ん中から左は、前ページで右側にあったもの。
このあと成長は追いつきました。
(写真は6月2日)
5.2017年6月上旬~開花! 花壇へ定植。
小さな花なので、いつ開き始めたのかわからないくらいだけど、ちらちらと白が見えてきました。
大きく育ったものから、花壇の空きが出たところへ少しずつ定植。(6月~8月上旬)
すべて順調でしたが、定植してすぐ1株急に枯れてしまいました(立ち枯れ病?)。ほかは全部元気で、
日日草やジニアなどの引き立て役として活躍を始めました。(写真は7月28日。左端にあるもの)
6.2017年8月 猛暑のせいか花は少なめ。
例年のことですが、35℃前後の晴天が続き、
夜も30℃近くになる熱帯夜の連続。
タネ袋に「夏場はやや花が減ります」と書かれていた通り、
華やかに咲きません。
でも、がんばってます!
(写真は8月30日。左端にあるもの)
7.2017年10月 涼しくなって元気に!
タネ袋に「気温が下がる秋ごろには花数も増えてボリュームも増します」と書かれていた通りでした!
遠くから見ても白く舞う花が目立つようになり、
やっと本領発揮です。
(写真は10月14日)
8.2017年10月 いろいろな場所で活躍中
前ページまでの花壇とは違う場所にて。
紫の観賞用トウガラシととっても相性がよかったです。
秋まで待っていてよかった!と思えた景色。
(写真は10月20日)
9.2017年 11月 最後の姿
11月半ばすぎて、ほかの夏~秋の花は、だいぶ力尽きてきましたが、このユーフォルビアは、まだまだ元気。
でも、春の花に場所を明け渡すため、この姿を最後に撤去しました。
耐寒性も弱いそうなので、冬越しはあきらめます。
(写真は11月19日)
10.2017年 11月 がんばった根っこ
特に大きく育っていた2株(前ページのものだったか・・)を抜いたあと撮影した根っこの様子。
「直根性」って本当だったんだ!
太いまっすぐな根を深く伸ばしてくれていたから
半年も元気でいてくれたんだね。
・・と、初めて見る元気な根っこに感動。
小さな種から・・過酷な季節の中でもたくましく育った一生を見届けることができて、大満足でした。
**これで、そだレポ終了します**
小さな羽が舞うように、白い花の咲くユーフォルビア。
暑さ厳しい夏の花壇の引き立て役として、
前年(2016年)活躍してくれたので、
また、タネを購入して育てました。
(表紙写真は2017年11月3日)